不用品回収の基礎知識
杉並区の自治体では冷蔵庫の回収を行っていません。自宅から冷蔵庫を回収してもらいたい方は
家電量販店か
不用品回収業者のいずれかにご相談ください。
食品の鮮度を保ってくれる冷蔵庫は、生活の必需品ですよね。10年以上使っている場合や、家族が増えた場合など、定期的に交換することになりますが、気になるのが処分方法です。
粗大ゴミとしては収集されないので「どうやって捨てていいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
今回は、東京都杉並区で冷蔵庫を処分する方法をご紹介します。「なるべく費用をかけたくない」という方に向けて、無料で処分する方法も解説します。
杉並区で冷蔵庫を粗大ゴミに出せない理由
テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機は家電リサイクル法で有用な部品を再利用するよう義務付けられており、適切に製造メーカーに回収されるよう収集されます。
自治体のゴミ処理施設では処理されませんので、粗大ゴミとしては収集されません。処理施設に直接持ち込んだ場合も、対応してもらえませんのでご注意ください。
参考:杉並区のテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機のリサイクルについてはこちら
家電リサイクル法については、下記の記事で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。冷蔵庫だけでなく、冷凍ストッカーやワインセラーも家電リサイクル法の対象です。
家電リサイクル法の対象となるのは、家庭用の冷蔵庫や冷凍庫です。この記事では、杉並区で家庭用の冷蔵庫を処分する方法を中心にご紹介しますので、業務用の製品の処分方法は下記の記事を参考にしてください。
杉並区で冷蔵庫を処分する7つの方法
冷蔵庫を買い替えるか、それとも捨てるだけかどうかで処分しやすい方法は変わります。「重たくて運び出せない」「なるべく費用をかけたくない」など、状況によっては不向きな処分方法もあるでしょう。
杉並区で冷蔵庫を処分する方法を7つに分けて解説しますので、手間や費用を考慮して処分方法を選んでください。
家電リサイクル受付センターに収集を依頼する
東京都23区の場合、家電リサイクル受付センターに依頼すると自宅まで不要な冷蔵庫を回収に来てくれます。3,000円ほどの収集運搬料はかかりますが、運搬する手段がない場合は便利なサービスです。
インターネットから24時間いつでも予約できます。
ただしトラックが侵入可能な自宅前まで冷蔵庫を運び出しておく必要があります。冷蔵庫の取り外しや、部屋の外への搬出は対応してもらえませんのでご注意ください。
デメリット
- 収集運搬料がかかる
- 取り外しや家の前まで搬出が必要
中間集積所か指定引取場所に持ち込む
運搬する手段がある場合は、指定引取場所に持ち込むと収集運搬料がかかりません。事前に郵便局からリサイクル料を振り込む必要がありますが、振り込み手数料と冷蔵庫のリサイクル料のみで冷蔵庫を処分できます。
ただし、杉並区内には指定引取場所がありません。杉並区近郊の指定引取場所をご紹介しますので、持ち込みやすいところを利用してください。
杉並区からアクセスしやすい指定引取場所(※2024年4月現在)
|
|
電話番号 |
住所 |
調布清掃 |
042-485-1166 |
調布市深大寺東町1-30-7 |
東南流通 |
03-5727-1425 |
世田谷区喜多見1-13-2 |
東亜物流 板橋営業所 |
03-5914-6440 |
板橋区舟渡1丁目17-2 |
東亜物流 東京営業所 |
042-474-4111 |
東久留米市幸町4-6-12 |
参考:その他の東京都周辺の指定引取場所はこちら
指定引取場所が遠く運搬が難しい場合は、中間集積所を利用するといった方法もあります。杉並区や中野区にもあり、比較的利用しやすいでしょう。
杉並区周辺の中間集積所(※2024年4月現在)
|
|
電話番号 |
住所 |
栄和清運 |
03-3317-2281 |
杉並区堀ノ内2丁目11-32 |
中野運輸 |
03-3387-4356 |
中野区丸山1丁目2-1 |
小川商会 |
03-3951-3027 |
中野区江原1丁目25-11 |
中間集積所に持ち込む場合は、収集運搬費用が必要ですが、家電リサイクル受付センターを利用するよりは費用は割安です。
事前に集積所に電話を連絡し、詳細を確認してからリサイクル料と収集運搬料を振り込んでください。
買い替え時に販売店に引き取ってもらう
買い替え時であれば、販売店に引き取ってもらえます。冷蔵庫のリサイクル料とは別に収集運搬料金が必要ですが、新しく購入した冷蔵庫を配達指定していれば訪問回収費はかかりません。
配達時に古い冷蔵庫を回収してもらえるので、手間が少ない処分方法です。
大手の家電量販店以外にも、ニトリや無印良品など冷蔵庫を販売しているお店であれば回収を受け付けています。ただし、収集運搬料が4,000円以上かかるなど、家電量販店や家電リサイクル受付センターに依頼するよりも料金は割高になる点には注意が必要です。
家電量販店で引き取ってもらう
ヤマダ電機やエディオンといった家電量販店では、購入時だけでなく、回収のみのサービスも行っています。冷蔵庫を購入しない場合でも、いらなくなった冷蔵庫を引き取ってもらえるでしょう。
店頭で引き渡す場合と、自宅まで引き取りを依頼する方法の2つのパターンがありますが、いずれの場合もリサイクル料とは別に収集運搬料がかかります。引き取りを依頼する場合は、それに加えて訪問回収費用がかかるので、費用としては高くなります。
玄関先で引き渡しが必要な販売店もあるので、細かい条件を確認しておきましょう。
メリット
- 回収のみも依頼できる
- 自宅まで引き取りも依頼できる
デメリット
- 収集運搬料・訪問回収費用を合わせると高額
- 販売店によって細かい条件が異なる
リサイクルショップの出張買取を利用する
まだ使用できる状態の冷蔵庫であれば、売却も検討してみてください。出張買取を利用できるリサイクルショップであれば、冷蔵庫の運搬方法に頭を悩ませる必要もありません。
冷蔵庫の寿命は10年ほどなので、製造から5年以内のものであれば買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。10年以上使用しているのであれば、不具合がなくても買取を断られるケースがあります。
メリット
- 売れれば利益になる
- 出張買取なら運搬しなくていい
- その場で現金化できる
デメリット
- 10年以上使用しているものは難しい
- 出張買取のエリアが限られる
フリマアプリを活用する
冷蔵庫を売却する手段として、フリマアプリを活用する方法もあります。1〜2人用の小型の冷蔵庫は使用年数が長いものでも、1万円以下の低価格でやり取りされています。
大きく重いため梱包方法に悩んでしまいますが、メルカリでは「梱包・発送たのメル便」を利用すれば、プロが集荷に来てくれて梱包から発送まで行なってくれます。適切に梱包しないと配送中に故障する可能性もあるので、プロに任せるのも良いでしょう。
冷蔵庫のように大型の製品は送料が高額になるので、その点も考慮して販売価格を決めてください。送料を抑えるには、発送エリアを都内に限定する、もしくは直接引き渡しできる人に限定するといった方法もあります。
メリット
- 売れれば利益になる
- 古いものも買い手がつく可能性がある
- 梱包から発送まで依頼できる
デメリット
- 発送料が高額
- 出品や交渉に手間がかかる
- すぐに売れるとは限らない
不用品回収業者に引き取りを依頼する
指定引取場所や中間集積所に持ち込むのが難しければ、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。家電リサイクル受付センターも家の前までは来てくれますが、家の中からの搬出や取り外しは対応してくれません。
不用品回収業者であれば、取り外しや家からの搬出もお任せできます。
費用は高いイメージもありますが、販売店の運搬収集費用や家電量販店の出張費用を考えると、不用品回収業者の方が安くなる場合もあります。
買取に対応している業者であれば処分費用を抑えられるでしょう。査定して買取不可の場合は、そのまま引き取って処分してもらえます。
メリット
- その他処分より安くなる場合も
- 家の中からの搬出にも対応
- 即日回収
- その他不用品もまとめて処分できる
「無料回収」をアピールする業者にご注意ください
テレビや冷蔵庫といった家電4品目は適切にリサイクルするよう処分方法が定められているので、リサイクル料が必要です。不用品回収業者の中には「テレビや冷蔵庫を無料で回収します」とアピールしている業者もありますが、怪しいと思ってください。
「処分費用と撤去費用は別」と言葉巧みに高額な追加費用を請求される被害が発生しています。キャンセルを訴えると家の前に冷蔵庫を下ろされてしまい、自分では運べず泣き寝入りする方もいます。
こうした業者は無許可で営業しているところがほとんどなので、依頼前にホームページを確認し、自治体の許可を得ているかチェックしておきましょう。
杉並区で冷蔵庫を無料で処分する方法は?
処分するだけなら、なるべく費用を抑えたいところですよね。冷蔵庫を無料で処分する方法もないわけでなないので、いくつか方法をご紹介します。
人に譲る
まだ使用できる状態であれば、冷蔵を必要としている方に譲るといった方法もあります。
知人に引取り手がなければ、ジモティーを利用して探してみましょう。冷蔵庫のように梱包が難しいものも、直接引き渡しできれば手間がかかりません。
下取りや買取を利用する
リサイクルショップやフリマアプリを利用して売却すれば、冷蔵庫も処分費用はかかりません。
一部の家電量販店では、家電買取キャンペーンを行っています。ヤマダ電機であれば、製造から9年以内の冷蔵庫であれば、買取の対象です。
買い替えのタイミングであれば、下取りを利用するのも良いでしょう。
参考:ヤマダ電機の家電買取キャンペーンについてはこちら
杉並区で冷蔵庫を処分する費用
杉並区で冷蔵庫を処分する費用をご紹介します。冷蔵庫を処分する場合、適切にリサイクルするためにリサイクル料がかかります。販売店や家電リサイクル受付センターを利用する場合は、リサイクル料とは別に運搬収集費用がかかります。
冷蔵庫のリサイクル料
冷蔵庫のリサイクル料は、製造メーカーや冷蔵庫のサイズによって違います。171L以上になると料金が変わるので、製造メーカーと容量を確認してください。
冷蔵庫のリサイクル料(※2024年4月現在)
|
製造メーカー |
170L以下 |
171L以上 |
パナソニック・シャープ・三菱・東芝・日立・三洋・無印良品・ハイアールなど |
3,740円 |
4,730円 |
アイリスオーヤマ |
4,730円 |
4,730円 |
ニトリ・山善・A&Rなど |
5,200円 |
5,600円 |
参考:メーカーごとの冷蔵庫のリサイクル料はこちらから
方法別の処分費用一覧
一般的な171L以上の冷蔵庫の処分費用を、処分方法別にまとめました。指定引取場所に直接持ち込む以外は、それぞれ収集運搬料がかかります。
運搬する手間なども考慮しながら、処分方法を選びましょう。
杉並区で冷蔵庫を処分する費用(※2024年4月現在)
|
指定引取場所に持ち込む |
5,000円〜 |
中間収集所に持ち込む |
7,000円〜 |
家電リサイクル受付センター |
8,000円〜 |
販売店の回収サービス |
9,000円〜 |
家電量販店 |
7,000円〜
回収のみかつ引き取りを依頼すると10,000円〜 |
不用品回収業者 |
8,000円〜 |
杉並区で冷蔵庫の処分にお困りなら日本不用品回収センターへ
杉並区で冷蔵庫の処分にお困りなら、日本不用品回収センターにご相談ください。大切なお家や家具をキズつけないよう、丁寧に運び出します。
買取にも対応しており、年式によっては故障している冷蔵庫も査定可能です。自社で整備して海外へ輸出しているため、他社では買取を断られた冷蔵庫も買取できる場合があります。
その他不用品があればまとめて回収いたしますので、まずはお問い合わせください。
>>日本不用品回収センターの買取サービスについてはこちら
日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件を超える回収実績
- 買取対応あり
- 即日回収OK
- 深夜・早朝の回収にも対応
杉並区で冷蔵庫を処分された方のお客様の声
日本不用品回収センターを利用したお客様からいただいた評価をご紹介します。
処分したい不用品が多かったので何社か見積もりを依頼しましたが、結果的に買取してくれる日本不用品回収センターさんが最安でした。費用を抑えられてよかったです。
また機会があれば利用したいです。
急な引越しで洗濯機や冷蔵庫が不要になったのですが、重たく持ち運べないので困っていました。ネットで色々と比較して日本不用品回収センターさんに依頼しました。他社より安いので不安でしたが、丁寧な仕事で大変満足しています。
重たい冷蔵庫の処分は、日本不用品回収センターにお任せください。冷蔵庫買取にも対応していますので、トータルの処分費用を抑えていただけます。
>>お客様の声はこちら
杉並区で冷蔵庫を処分する方法 まとめ
杉並区で冷蔵庫を無料で処分したいなら、人に譲る、もしくはリサイクルショップやフリマアプリで売却しましょう。費用は高くなりますが、買い替えのタイミングであれば販売店の回収サービスを利用すると手間がかかりません。
冷蔵庫を運搬する手段があるなら、指定引取場所や中間集積所に直接持ち込むと処分費用を抑えられます。家の前まで運び出せるなら、家電リサイクル受付センターが利用できます。
重くて運び出せない場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。その他不用品もまとめて回収してもらえます。
執筆者