不用品回収の基礎知識
壊れたテレビは名古屋市でどうやって処分したらいいの?
長い間テレビを使っていると、突然映像が乱れたり、音声が出なくなったり、割れてしまったりと突然壊れてしまうことがあります。
名古屋市で壊れたテレビを処分するには、不用品回収業者や家電量販店に引き取ってもらう方法が一般的です。しかし、処分となると必ず費用がかかってしまいます。
できるだけ費用の負担を減らしたい!と考えている方のために、名古屋市でテレビを処分する方法をプロがわかりやすく解説します。
名古屋市のテレビの処分方法
- テレビは名古屋市で収集していない
- 家電リサイクル法に従って処分する必要がある
- フリマアプリや自己搬入で処分することが可能
- 不用品回収を利用すれば簡単にテレビを捨てられる
名古屋市でテレビを処分する4つの方法
ここからは、少しでも費用を抑えて処分するための4つの方法についてご紹介します。
名古屋市でテレビを処分する方法
- 不用品回収業者に依頼
- フリマサイトやオークションでジャンク品として出品
- リサイクルショップへ持ち込む
- 指定引取所に持ち込む
不用品回収業者へ依頼する
不用品回収業者は、不用品の大きさや品目に関わらず、幅広い種類のゴミを回収してもらうことができます。
その為、テレビが壊れた状態であったとしてもテレビ単体であれば5,000円〜10,000円で回収してもらうことも可能です。
不用品回収業者の多くは、トラックの容量に合わせて料金が定められていることがあり、大量ゴミの処分に適していると判断されがちですが、単品でも依頼できます。
不用品回収業者は電話やホームぺージで依頼すれば、当日はスタッフが搬出から運び出しまで全て行ってくれるので手間をかけずに処分することができます。
業者の比較サービスなどで料金を一括比較し、手軽にお得な不用品回収業者を見つけましょう。
フリマサイトやオークションでジャンク品として出品する
フリマサイトを利用して販売するという方法もあります。壊れたテレビの場合は「ジャンク品」として安値で売るのがベターです。
特に、新しいモデルで人気メーカーのものであれば、多少高い価格でも購入者が見つかることがあります。ただし、個人間での売買となるので送料は自己負担になるケースが多いです。
どれぐらいの価格で売るかは、送料を考慮した上で判断しなければなりません。
リサイクル業者へ持ち込む
リサイクルショップではリサイクル品の販売以外に、不用品の買取も行っています。フリマサイトやネットオークションと同じように、リサイクルショップでも壊れたテレビを売ることで処分することが可能です。
ただし、リサイクルショップの場合は専門スタッフがリサイクル品を査定します。
そのため、査定価格が希望通りになるとは限りません。リサイクルショップで買取されたものは商品として販売されます。
つまり「買い手の需要があるかどうか」がリサイクルショップでの買取の基準となっています。壊れたテレビを売るときは、ジャンク品の取り扱いがあるリサイクルショップを利用しましょう。
家電リサイクル法に則って処分する
家電リサイクル法とは、家電に使用されている資源のリサイクルを目的とした法律です。テレビは法律により、粗大ゴミに出すことができません。
そのため、家電リサイクル法に従って適切に処分しましょう。家電リサイクル法で定められている一般的な処分方法は以下のような方法です。
一般的な処分方法
- 不用品回収業者で引き取りを依頼する
- 指定取引所に持ち込む
- 家電量販店で引き取りを依頼する
指定取引所では家電リサイクル法の対象4品目を処分するための処理施設となっています。郵便局でリサイクル券を購入するための手続きが必要となり、持ち込みでのみ回収してもらうことができます。
名古屋市の指定取引所はこちら
指定引取所
- 朝日金属(株):名古屋市北区六が池町555(tel 052-901-2111)
- 西濃運輸(株):名古屋市中川区上高畑1丁目178(tel 052-353-2261)
参照:名古屋市の指定引取所一覧
手間は少々かかりますが、処分後の状況を確認することができるので安心して利用できるのがメリットです。一方、家電量販店での引き取りはホームぺージからリサイクル券を購入するか、店頭窓口で申し込むことで依頼することが可能です。
引取りには「持ち込み」「商品配達時の回収」の二つがあり、「商品配達時の回収」では新しく商品を購入すれば到着時に品物を回収してくれるサービスとなっています。
回収のみを依頼する場合は費用が高額になるケースもあるので、買い替えによる回収依頼が最もお得な処分方法だと言えるでしょう。
名古屋市で壊れたテレビは無料回収してもらえる?
大型家電の処分には粗大ゴミとして捨てるが一般的な方法です。しかし、テレビにおいては例外であり、「家電リサイクル法」により粗大ゴミとして処分できません。
そのため、不用品回収業者や、リサイクルショップを利用してテレビを処分することになります。
壊れたテレビは修理が必要でそのまま再販することが難しいため、無料回収は難しいでしょう。
無料回収業者にテレビの処分を依頼するのは危険!
引っ越しシーズンになるとよく見かける無料回収業者であれば、壊れたテレビも無料で引き取ってくれるのではないか?
そう考える方も少なくないないでしょう。しかし、無料回収業者には大きな落とし穴があることに注意しなければなりません。
ここからは、無料回収業者で実際に起こっているトラブルについて、いくつか触れていきます。
基本料のみ無料とする場合がある
実際の内訳は基本料金だけが無料だった、というケースです。例えば、一般的なゴミの回収には「車両費」「運搬費」「処分費」など様々な費用がかかっています。
そして、回収費用は別にかかることに注意しなければなりません。つまり、「無料回収」というのはあくまで「基本料金が無料」というだけで、作業費や回収料金を請求される可能性があります。
作業後に相場の倍以上の金額を請求されるといったトラブルも発生しています。費用の内訳がどうなっているのかも考えずに依頼してしまうと、後から費用を請求されても文句は言えません。
美味い話には裏があるように、無料回収だからといって簡単に依頼してしまわないよう、業者選びは慎重に行いましょう。
多額の追加費用を取られることがある
無料回収業者によるトラブルの一つに「高額な追加費用を請求される」というケースが多く報告されています。見積もりでは、依頼者が申告した不用品の種類や大きさに合わせて料金とトラックの大きさを取り決めます。
そのため、通常の不用品回収では追加料金が発生するということは滅多にありません。しかしながら、無料回収業者では「大き過ぎる」「重すぎる」など様々な理由をこじ付けては多額な追加料金が請求されることもあります。
追加料金となると、契約さえ成立させてしまえばいくらでも請求できるのでこうした手口が増えてしまうのかもしれません。特に、不用品の処分に十分な知識を持たない女性や高齢者にはより高額な費用を請求するといった事例も多く、十分な注意が必要です。
こうした被害を避けるために、依頼をする際は事前に電話やWebサイトで追加料金が発生するのかどうかしっかり調べておきましょう。
違法な不用品回収業者の場合がある
一番注意しなければならないのが悪徳な不用品回収業者です。「無料回収」をアナウンスしながら町中を巡回している業者のほとんどは、違法業者の可能性が高いでしょう。
彼らの目的は、金銭になるものを無料で回収し、高値で売ることです。そして、金銭にならないと判断された不用品は山奥に無断で放棄されています。
もちろんこれは不法投棄法違反となり、罰金刑にあたります。不用品の回収には「一般廃棄物収集運搬業」の認可が無ければ、家庭ゴミを運搬したり、回収したりすることができません。
違法業者かどうかを判断するためには、自治体の許可をもらっているのかしっかりと確認することが大切です。
一括見積もりで料金相場を事前に確認するのがおすすめ
不用品回収業者を利用するうえで最も重要なのは、どこを利用するか比較することです。
「急いでいたので適当に選んせいで、ぼったくりのような高額請求を受けた」という報告は少なくありません。業者の比較サービスなどを利用すれば、不用品回収業者の相場を把握できます。
適正価格で良質なサービスを提供している不用品回収業者を見極めて、壊れたテレビを賢く処分しましょう。
壊れていても無料回収してもらえるテレビ
以下のテレビは壊れていても無料で回収してもらえる可能性があります!
壊れたテレビでも無料回収してもらうためには、家電量販店に相談してみましょう。専門業者はテレビのパーツや構造について、専門の知識をもっているので、修理をしたりパーツをリユースする事ができるのです。
その他にも、リサイクルショップやフリマサイトを利用して売買により処分する方法があります。買取ができなくても、テレビの条件によっては無料で回収してもらえる事もあります。
ただし、故障した家電の無料回収にはいくつか基準となる条件があります。無料回収の条件に当てはまるか、調べておきましょう。
年式が新しいテレビ
家電製品の殆どは、寿命が5年以内だと言われています。その為、5年以内のテレビであれば、下取りで無料回収となる可能性が高いです。
たとえ、物持ちが良く綺麗な状態であっても、5年以上のものは劣化が早くすぐに故障してしまいます。商品として売ることは難しいばかりか、修理にも費用がかかってしまうので無料回収は困難です。
ただし、「高性能」であったり、ファミリー向けの「大型テレビ」の場合は、5年以上経っていても無料で回収してくれることもあるようです。
修理できる範囲のテレビ
壊れたテレビでも、修理ができるなら捨てる必要もなくなります。購入してからそこまで経っていないテレビを捨てるのが勿体ないと感じる方もいるでしょう。
ここからは修理ができる範囲と、その費用について見ていきましょう。
画面割れ
画面が割れてしまっている場合は、液晶パネルやプラズマパネルの交換が必要です。
費用は2万円程度かかります。
電源の故障
電源がつかなかったり、ランプが点滅したり等の故障は、電源コードや基板の故障が原因です。
1万円〜2万円前後で修理が可能です。
リモコンの故障
リモコンが反応しない、操作ができないといった故障には、修理に出すよりも交換が一番でしょう。
修理に出す場合は、5,000円前後の費用がかかります。
映像の乱れ
映像に線が入るなどの不具合は、内部の基盤が故障しています。
内部基板だけの交換として10,000円前後で修理することが可能です。
実際に、自分で修理を依頼するとなると5,000円以上の費用がかかることがわかります。
壊れたテレビの処分方法|まとめ
壊れたテレビを無料回収してもらおうとすると、条件はかなり限られてしまいます。
テレビの年式が5年以内のもの、高性能なものであれば、壊れていても回収してもらえる可能性はあるでしょう。
しかし、買い替えを検討しているのであれば、「処分をした場合」と「修理した場合」それぞれの費用を比較してから依頼することをお勧めします。
回収費用と新しいテレビの購入は、結果として大きな出費となります。壊れた部分以外、テレビの状態が良い場合は修理費の方が安く済むことも考えられます。
そして、無料回収業者を利用する際は、違法業者に誤って依頼しないよう十分に注意しましょう。
特に、「料金の内訳」「支払いの流れ」については依頼する前にしっかりと確認しておく必要があります。
違法業者かどうかの判断が難しい場合は、ホームぺージのサイトやネットでの口コミを見て判断する方法もあります。
壊れたテレビの処分に迷っている方は、ぜひ無料の一括見積もりの価格を参考にしてみて下さいね。
執筆者