ゴミ屋敷になる人にはどんな特徴があるのだろう?
どういう人がゴミ屋敷化する傾向にあるの?
上記のような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
ゴミ屋敷になりやすいタイプの人には、いくつか特徴があります。
特徴を理解して、対策を進めていきましょう。
監修者
ゴミ屋敷になる人の特徴と性格は?
ゴミ屋敷になる人の特徴を5つご紹介します。
ご自身の生活で当てはまる項目がないかチェックしましょう。
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴
- 忙しくてゴミ出しをする時間がない
- 片付けが苦手である
- もったいないと考えて溜め込んでしまう
- 買い物依存症
- 頑固で人の言うことを聞かない
ゴミや不必要なモノは溜めれば溜めるほど処分が大変になります。毎日コツコツ取り組むことが大事です。
ミンスゲームで楽しく取り組めるようにしたり、友達と取り組むなど、無理なく続く工夫も意識しましょう。
忙しくてゴミ出しをする時間がない
忙しくてゴミ出しをする時間がないと、ゴミ屋敷になっていきます。
出張や早朝出勤でゴミ収集日にゴミが出せず、溜まってしまいます。
忙しいと家にいる時間が少なくなり、掃除をする時間を取れないのも原因といえるでしょう。
特に一人暮らしの方は、隠れゴミ屋敷に陥りやすいです。
テレビで見るようなゴミ屋敷の状態まで行かずとも、脱ぎっぱなしの服がそのままになっていたり、冷蔵庫に賞味期限切れの食品が入っていたりする人は注意が必要です。
片付けが苦手である
片付けが苦手な人は部屋に物が散らかっていても気にならないので、ゴミが散乱していきます。
就寝場所や食事場所といった生活スペースがあれば問題ないと考えるタイプです。
ゴミを出し忘れても、次に出そうとしてそのまま放置してしまいます。
片付けは習慣がないと、ほったらかしにしてしまう方が多く、ご自分で改善するのは難しいです。
少しずつ散らかっていき、手がつけられなくなりゴミ屋敷化していきます。
もったいないと考えて溜め込んでしまう
もったいない精神が強く、物を捨てられない方がゴミ屋敷になってしまうケースがあります。
手に入れた物を手放すことに抵抗があると、使い古した衣類、日用品、包装紙なども、捨てずに保管するので、ゴミが溜まってしまいます。
物が捨てられずにゴミ屋敷になってしまうのは、経済的に苦労した人や高齢者に多いです。
物を大切に扱うのは良いことですが、使う予定がない物まで持っていると、家の中に不用品が増えてしまいます。
買い物依存症の人
買い物依存症の人がゴミ屋敷になってしまうのは、必要以上に物を購入し、不用品が溢れかえってしまうのが原因です。
買い物依存症になると、衝動的に買い物を繰り返し、全てのことがおろそかになるといった症状があらわれます。
ストレス発散のために買い物をしすぎて、依存症になってしまう方も多いです。
男性よりも女性の方がなりやすい傾向にあり、使用中の物があるにも関わらず、洋服やバッグなどを購入してしまいます。
買い物依存症の人全員がゴミ屋敷になるとは限りませんが、物が増えすぎるとゴミ屋敷が増える可能性もあるので気をつけましょう。
頑固で人のいうことを聞かない
ゴミ屋敷になってしまう人は、人の助言を聞かず頑固なタイプが多いです。
自分なりの基準があるので、傍から見るとゴミに見えるようなものでも捨てずにとっておきます。
自覚がなくてゴミ屋敷となってしまう可能性もあるので、身の回りにゴミ屋敷の住人がいればアドバイスをしてみましょう。
ただし、強引に家を片付けさせようとするのは、お互いに消耗するだけなのでおすすめしません。
ゴミ屋敷になって困ることは?
ゴミ屋敷になりかけているけど、特に問題はないかなとお考えの方はいませんか。
実は、ゴミ屋敷を放置していると、健康を害する危険があります。
ここではゴミ屋敷になって困ることを3つご紹介します。
家は疲れを癒し英気を養うための大切な場所です。お家が機能的でほっと落ち着く空間になることにより、気持ちが前向きになったり、新しいことに挑戦しようと行動できるようになります。
解決に向け一歩ずつ取り組みましょう。
探しものが増える
ゴミ屋敷になってしまうと、辺りにものが散乱しているので探しものが増えます。
適当に置いたものが簡単に見つけられず、何をするにもまずは捜索しなければいけません。
必要なものを探すのに大幅な時間をかけてしまうことが考えられます。
ストレスを抱えやすい
ゴミ屋敷で生活するとストレスを抱えやすくなります。
物で溢れた部屋を見て、掃除をする気力がなくなり自己肯定感が下がってしまうこともあります。
狭いスペースで食事をしたり、睡眠を取ったりすることで、疲れが取れず体調不良になってしまうかもしれません。
病気やアレルギーを発症する可能性がある
ゴミ屋敷の状態が悪化すると、ほこりや害虫が溜まっていき、病気やアレルギーを発症する恐れがあります。
特にペットボトルやお弁当の空き箱などを放置していると、害虫や悪臭が発生します。
長時間部屋に滞在していると、体調が悪化してしまうでしょう。
ゴミ屋敷になったときの対処法
ゴミ屋敷になった時の対処方法は2つあります。
状況が悪化すると個人だけの問題だけでなく、近隣の住民とのトラブルに発展しかねません。
火事や害虫の発生も起こりうるので、なるべく早めにゴミ屋敷を片付けましょう。
ゴミ屋敷状態に陥ってしまう状況は、セルフネグレクトとも言われています。
ご自身を大切にできない心理的な問題を抱えている可能性があります。
心理的な問題の解決に繋がる専門家へ相談することが解決への第一歩です。
自分で片付ける
費用をかけたくない場合は、自分で片付けるのも1つの手段です。
気持ちの落ち込みや病気が原因だとご自分で片付けるのは難しいかもしれませんが、身近な人に手伝ってもらえば少しずつでも片付けられます。
自分で片付けるのが難しい場合は次の方法を選択しましょう。
清掃業者に依頼する
清掃業者に依頼して、ゴミ屋敷を片付けることも可能です。
業者に任せるとゴミの分別から処分まですべて対応してもらえます。
業者によっては特殊清掃やハウスクリーニングもまとめて依頼できます。
近隣の方にバレないように対応してくれる業者もあるので、周りの人に気づかれないか不安な方も心配ありません。
人に相談したり、自分で片付けたりするのが難しい場合は、清掃業者に相談してみましょう。
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴と性格まとめ
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴をまとめました。
当てはまる項目が見つかった場合は、予防につとめましょう。
ご自身でゴミ屋敷を片付けるのが難しい場合は、業者に依頼するのもおすすめです。
監修者の感想
ゴミ屋敷になってしまうのは、その方の性格の問題ではありません。
心の病を抱えていることがほとんどだと思います。
ゴミ屋敷状態に陥ってしまった人を責めるのではなく、心理療法士など、専門家に頼ることが大切です。
徐々に心の問題が解決してきたら、プロの業者に依頼してスッキリして、心身の健康を取り戻しましょう。
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