「部屋が汚くて友達を家に呼べない…」「毎日家に帰るたび気が滅入る…」
などと困っている方はいませんか?
部屋が汚いと片付けたくてもどこから手を付けたら良いか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では汚い部屋を劇的にきれいにするための掃除手順を10ステップに分けて詳しく解説していきます。
この記事を読んでわかること
- 掃除は玄関回りから始める
- 防虫燻煙剤は片づけを始める前!
- 片付けが難しい場合には、不用品回収業者を頼る選択肢も
【結論】どんな汚部屋も自力で片付けることが可能!
部屋の汚さで悩んでいる方に朗報です!
結論から書くと、どんなに汚い部屋であっても汚したのは自分なので自力で片づけることができます。
床も見えないほどの汚い状態であっても、一つ一つ片づけていけば最終的に最初の綺麗な状態に戻せるので、二度ときれいな部屋に戻せないと深刻に考える必要はありません。
自分の部屋が汚くてつらいと感じたら、まずは絶対にいらない物を1つ捨てるだけでも良いので片づけを始めてみましょう。
汚部屋を綺麗に片付けるメリット
汚部屋をきれいにするのは時間もかかりますし面倒ですよね。
部屋の汚さにはうんざりしているけど部屋をきれいにすることはなかなか気が進まないという方のために、汚部屋をきれいに片づけるメリットを紹介します。
汚部屋を片付けるメリット
- 友達や家族、恋人を家に呼べるようになる
- 気分がすっきりする
- 物をなくしにくくなる
- 部屋が汚れにくくなる
- ダニなどの虫が部屋で繁殖することを防げる
- 引っ越し時に困らない
汚部屋を片付けると大まかに上記のようなメリットがあります。
汚れた部屋を見ると手の施しようがないと感じるかもしれませんが、部屋の片づけは始めてみると意外と簡単です。
汚部屋にうんざりすると感じたら少しずつでも良いので掃除に挑戦してみましょう。
掃除をする時間がない場合には、業者に頼るという選択肢もあります。
どこから手を付ける?汚い部屋を片付ける手順10ステップ!
汚い部屋を見るとどこから手を付けたら良いのかわからなくなってしまいますよね。
そこで下記からは、汚い部屋を片付けるための手順を10ステップに分けて細かく解説していきます。
汚部屋を片付けるための手順は、下記の通りです。
汚い部屋を片付ける手順
- STEP①外にゴミを出せるスペースを確保しておく
- STEP②燻煙剤を利用して室内の害虫を駆除する
- STEP③片付けに必要な道具を準備する
- STEP④玄関から順に片付けている
- STEP⑤部屋内の不要なゴミを処分する
- STEP⑥ゴミを出せる日を確認|捨てられる場合は即捨てる
- STEP⑦ゴミを分別し袋に詰める
- STEP⑧床や壁の掃除を行う
- STEP⑨必要な物は収納する
- STEP⑩掃除後に改めて片付けを行う
STEP①外にゴミを出せるスペースを確保しておく
汚い部屋を片付けるための手順1つ目は、「外にゴミを出せるスペースを確保しておく」です。
汚れている部屋には、必ず大量のごみが隠れています。
部屋の中にあるゴミを外に出さなければお部屋をきれいにすることは難しいため、まずはお部屋の外にゴミを出せるスペースを確保しましょう。
マンションなどの特定の曜日にしかゴミを出せないけれど外にスペースもないような場所にお住まいの方は、一度に全て捨てようと考えるのではなく、ゴミ袋1つ分のゴミを捨てることを目指すことがおすすめです。
ゴミ袋1つであっても家の前に置いておくことが難しい場合は、ゴミの回収日前日に掃除をするか、一時的にベランダにゴミ袋を保管してください。
STEP②燻煙剤を利用して室内の害虫を駆除する
汚い部屋を片付けるための手順2つ目は、「燻煙剤を利用して室内の害虫を駆除する」です。
お部屋の掃除中にコバエやゴキブリが横を走り抜けていったら掃除する気もなくなってしまいますよね。
しかし多くの場合、汚れた部屋には見えないところに虫が潜んでいます。
掃除中に生きた虫を見ないためには、先に駆除をしておく必要があるため、まずは片づけに着手する前に害虫駆除用の燻煙剤を使用しましょう。
燻煙剤の詳しい使用の仕方は、使用する種類によって変わりますが、人体やペットの体に影響を及ぼす可能性があるため十分注意して使用してください。
ペットがいる場合は事前にホテルに預け、煙が出ている間は自分も家の外に出ておくようにしましょう。
STEP③片付けに必要な道具を準備する
汚い部屋を片付けるための手順3つ目は、「片づけに必要な道具を準備する」です。
部屋の片づけには、下記のような道具が必要です。
片付けに必要な道具
- マスク
- 手袋
- 各種ゴミ袋
- スリッパ
- 洗剤
- ほうきと塵取り
- 紐
スリッパや手袋はなくても問題ありませんが、あった方が怪我をする確立を減らせます。
雑誌を購入している場合には、捨てる際に紐で縛る必要があるため100円ショップなどでビニール紐を購入しておきましょう。
途中で足りない物に気が付くと、掃除を中断して買いに行かなければならなくなり、掃除のモチベーションが大きく下がってしまいます。
できる限り事前に片付けに必要な道具を準備することがおすすめです。
STEP④玄関から順に片付けていく
汚い部屋を片付けるための手順4つ目は、「玄関から順に片づけていく」です。
家全体にゴミが溜まっている場合は、まず何をするにも通る必要がある玄関から片づけていきましょう。
玄関回りを最初に片付けると、家からの出入りや家からゴミを外に運び出すことがスムーズになり、今後の掃除が少し楽に進められます。
扉に近い場所から掃除を始めて、掃除が終わったら徐々に室内の方に向かって片づけていきましょう。
先のことを考えすぎると掃除のモチベーションが下がってしまう可能性が高いので、掃除をする際はすぐに掃除する場所だけに意識を集中することがポイントです。
STEP⑤部屋内の不要なゴミを処分する
汚い部屋を片付けるための手順5つ目は、「部屋内の不要なゴミを処分する」です。
掃除をする際は、まずいらない物を探してください。
いきなりいるかいらないかわからない物を捨てようか考える必要はありません。
最初は絶対にいらないことを考えなくてもわかるような物、例えば飲み終わったペットボトルやお菓子の包み紙などを探してゴミ袋に入れていきましょう。
明らかにいらない物を処分するだけでもお部屋の見た目に変化が現れるため、掃除をする意欲のアップが期待できます。
ゴミ袋にゴミを詰める際は、分別だけ注意してください。
STEP⑥ゴミを出せる日を確認|捨てられる場合は即捨てる
汚い部屋を片付けるための手順6つ目は、「ゴミを出せる日を確認し、捨てられる場合はすぐに捨てる」です。
普段ごみを捨て慣れていない方はご存じないかもしれませんが、多くの地域ではゴミを種類ごとに特定の曜日に回収しています。
そのため、ゴミを捨てる前に必ずゴミを出せる日を確認しましょう。
曜日ごとに回収するゴミの種類が決まっている場合、まったく関係ない種類のごみを回収場所に出しておいても回収されず注意書きを貼られてしまうので注意してください。
調べた結果すぐに捨てられるゴミがあったらすぐに捨てることがおすすめです。
なお、土曜日と日曜日は何ゴミの回収もしていないケースが多いです。
STEP⑦ゴミを分別し袋に詰める
汚い部屋を片付けるための手順7つ目は、「ゴミを分別し袋に詰める」です。
お部屋を片付けゴミを集めることができたら、ゴミを種類ごとに分別して袋に詰めましょう。
ゴミは分別をしなければ回収場所に出しておいたとしても回収されることはありません。
分別せずの回収に出すと回収されず、再び分別してゴミを捨てなおす手間が発生するので面倒かもしれませんが最初から分別するようにしましょう。
ゴミを分別することが嫌な場合には、不用品回収業者などの分別せずにゴミを処分できる処分方法を検討することがおすすめです。
なお、最近ではゴミ袋も指定の物を使用しなければいけない地域が増えてきたので、ゴミを入れるゴミ袋にも注意が必要です。
STEP⑧床や壁の掃除を行う
汚い部屋を片付けるための手順8つ目は、「床や壁の掃除を行う」です。
ゴミを捨て床や壁が見えるようになったら、床や壁の掃除をしましょう。
床に食べこぼしなどが残っていると、せっかくゴミを捨てたとしても時間が経つと虫が湧きだしてしまいます。
燻煙剤を使って家の中に発生していた虫がいなくなっている間に、再び虫が湧く可能性も潰しておくことがおすすめです。
まずほうきと塵取りでゴミを集めてから、ゴミがなくなったら雑巾がけをしてください。
床や壁に付着した汚れを落とすことができれば、家の中に漂っていた悪臭もなくなります。
STEP⑨必要な物は収納する
汚い部屋を片付けるための手順9つ目は、「必要な物は収納する」です。
いらない物を捨てゴミの掃除をしたら、残っているのはおおよそ必要な物がほとんどのはずです。
必要な物が見つかったらどんどん収納していきましょう。
必要な物を片付ける場所がなければまた散らかってしまう可能性が高いため、収納がない場合はこれを機に収納を用意することがおすすめです。
洋服は衣装ケースにしまう、仕事の道具はこの箱にしまう、など必要な物はしまっておく場所を決定しておきましょう。
しまうのが面倒だと感じる場合には、思い切って必要なもの自体の量を減らすことも選択肢の一つです。
STEP⑩掃除後に改めて片付けを行う
最後の汚い部屋を片付けるための手順は、「掃除後に改めて片づけを行う」です。
掃除が終了したら達成感と解放感からゆっくりしたいと感じるかと思います。
しかし掃除が終わった後には、そのタイミングでしか気が付けないような物があるかもしれないため、一度片づけられる物や掃除できる場所がないか再度探してみることがおすすめです。
掃除後すぐに片付けを始める必要はないため、落ち着いたタイミングで最後にもう一度確認をしてみましょう。
今回掃除道具を買ったのであれば、掃除道具も忘れずにしっかりと片付けてください。
女子が部屋を片付ける際のコツを紹介
女性は男性よりも洋服や化粧品といった生活必需品の量が多いため、片付けが大変なケースが多いです。
汚部屋女子を卒業したいという方のために女性向けの部屋を片付ける際のコツを紹介します。
女子が部屋を片付ける際のコツ
- 洋服は季節ごとに分けてシーズンオフの服は押し入れにしまう
- 化粧品・洋服は定期的に断捨離を考える
- インテリアに統一感を持たせる
- お風呂の排水溝には排水溝キャップを利用する
いらない物を処分するだけでも、部屋がすっきりとして汚部屋女子卒業に大きく近づきます。
何から手を付けたら良いか迷う場合には、まず断捨離から始めてみましょう。
髪の毛が長い女性の場合は、いつでも手の届く場所にコロコロクリーナーを置いておくと部屋が散らかりにくくなりおすすめです。
プロが汚い部屋を片付ける場合の手順について
世の中には、汚い部屋の片づけを生業としている業者が存在していますが、プロはどのような手順で汚い部屋の片づけをしているのか気になりますよね。
そこでここではプロが行っている片付けの手順について紹介します。
具体的な手順は、下記の通りです。
プロが汚い部屋を片付ける手順
- 玄関回りを掃除する
- 捨てない物を一時的に置いておくための場所の確保
- 部屋全体を確認し、ゴミを片付ける
- 細部の片付け
- 床や壁の掃除と捨てない物の整理
プロであってもいっぺんにお部屋を片付けられるわけではなく、大きく分けて5ステップの手順で効率良く順番に片づけをしています。
汚い部屋を直視してしまうと焦ってしまうかもしれませんが、落ち着いて1つずつ片づけていきましょう。
汚部屋の掃除が一人で出来ない場合は不用品回収業者を使おう
お部屋の掃除は時間もかかりますし、掃除が苦手な方からすると相当の苦痛なのではないでしょうか?
もしも汚部屋の掃除が一人で出来ないのであれば、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者とは、いらない物の処分や汚部屋の掃除を依頼できる業者です。
ゴミ屋敷のような汚部屋であっても依頼をすれば片づけてもらえるため、時間がない方や掃除をする気力がわかない方は依頼を検討してみましょう。
下記からは不用品回収業者について詳しく紹介していきます。
プロへ汚い部屋の片づけを全ておまかせ出来る
不用品回収業者へ汚部屋の掃除を依頼する最大のメリットは、プロへ片づけの全てをお任せできることです。
地面が見えないようなひどい散らかり方をしていたとしても、虫が湧いてしまっていたとしても、不用品回収業者の方は嫌な顔一つせずにすべてを片付けてくれます。
依頼の電話さえすれば後は何もしなくて良いため、部屋が汚れていることに苦痛を感じている方、散らかりすぎて自分ではどうしようもないと感じている方は一人で抱え込むのはやめて不用品回収業者に相談してみましょう。
料金は散らかり具合にもよりますが、数万円程度の費用が掛かるためお金の余裕がない方は注意してください。
汚部屋を即日綺麗にすることも可能
不用品回収業者は掃除と片付けのプロのため、最短即日で汚部屋をきれいにしてもらうことが可能です。
床から1メートル以上ゴミが積みあがっているという場合にも、基本的には1日ですべてを片付けてもらえるため引っ越しなどで掃除を急いでいるという方に最適です。
前日の予約であっても業者によっては対応をしてくれますが、年末年始シーズンや大型連休には不用品回収業者の利用者が増え、予約が難しくなります。
この日までに部屋を片さなければいけないなどの予定が決まっている方はできる限り早めに予約を入れるようにしましょう。
【防止策】部屋が汚い人の共通点を抑えておこう
部屋が汚い人には、共通点があります。
共通点を把握しておくと、せっかくきれいにした部屋が再び汚くなることを予防できるため、掃除をする前に把握しておきましょう。
部屋が汚い人の共通点は下記の通りです。
部屋が汚い人の共通点
- ゴミを捨てない
- 床に物を置く
- 出したら出しっぱなしでしまわない
- 使う予定がないものをいつか使うかもしれないと取っておく
- いらない物を買う
部屋を汚さないためには、何でもかんでも後回しにしないこと、物を買う時は計画的に考えてから買うことが重要です。
全部を完ぺきにこなそうと考えると面倒になってしまうので、できそうなことから意識して変えていきましょう。
【まとめ】汚い部屋はどこから片付ける?劇的に綺麗になる掃除方法10ステップを解説!
本記事では汚部屋の片づけ方・掃除の仕方を解説しました。
いかがだったでしょうか?
部屋の汚さを直視すると途方もなく感じるかもしれませんが、少しずつ片づけを続けていけばいつか必ずお部屋は片付きます。
焦らず自分のペースで一つ一つ片づけていきましょう。
どうしても片付ける気力が起きない場合には、不用品回収業者を利用することがおすすめです。
本記事が部屋の汚さに悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
執筆者