ヤマダ電機で冷蔵庫を処分する方法！処分費用やなるべく安くする方法もご紹介！

最終更新日：2024/03/05

食品をしっかり冷やして保存できる冷蔵庫は、生活の必需品ですよね。不用になった場合や新しいものを購入する際は処分することになりますが、冷蔵庫は自治体では回収されないため、処分する方法にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いくつか処分方法はありますが、お近くに家電量販店があるなら、使用済みの家電の引き取りサービスが便利です。お店によって回収の条件や手数料の設定が違うので、今回はヤマダ電機で冷蔵庫を処分する方法について詳しく解説していきます。
なるべく処分費用をかけずに処分する方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

ヤマダ電機で処分可能な冷蔵庫にはどんなものがある？

ヤマダ電機で処分できるのは、家電リサイクル法対象の家庭用の冷蔵庫です。家庭用であれば、ワインセラーや冷凍機能のみを持った冷凍庫、温める機能もある冷温庫も対象です。

店舗用の冷凍ストッカーやショーケース、冷水機など業務用の製品は回収されません。家庭用の物でもカセットボンベを燃料として使うものは対象外です。

 

参考：一般財団法人家電製品協会　対象廃棄物
 
業務用冷蔵庫を処分したい方は、下記の「業務用冷蔵庫の処分方法」についての記事を参考にしてください。
 

ヤマダ電機で冷蔵庫を処分する方法

ヤマダ電機で冷蔵庫を処分する方法をご紹介します。店頭まで持ち込みが難しい場合は、自宅まで引き取りを依頼することも可能です。

新しく冷蔵庫を購入する場合は、ヤマダ電機のオンラインショップ「ヤマダウェブコム」から申し込めるので、状況に合わせて処分しやすい方法を選択してください。
 

 

店頭に持ち込む

一番シンプルなのが、店頭へ持ち込む方法です。事前の予約は不要なので、営業時間内に不要な冷蔵庫を持ち込み、スタッフにリサイクル希望であることを伝えましょう。

土日も対応してもらえますが混雑が予想されるので、事前に来店時間を伝えておくとスムーズです。

店舗数は少ないですが、ヤマダ電機には「アウトレット・リユース専門店」があります。店舗に持ち込めばその場で査定し、買取も可能なので、状態の良い冷蔵庫であれば売却も視野に入れてみてください。
 

自宅まで引き取りに来てもらう

重たい冷蔵庫を店舗まで運ぶ手段がないなら、訪問回収のサービスを利用できます。新しく冷蔵庫を購入したのであれば、配達時に古い冷蔵庫を回収してもらえるのでスムーズです。
配達先と回収先が違う場合や、回収日をずらしたい時は別途手数料が必要なのでご注意ください。

回収のみを依頼することもできますが、その場合もリサイクル費用とは別に訪問回収費が発生します。
 

ヤマダ電機のネットショップから申し込む

「ヤマダウェブコム」から新しく冷蔵庫を購入するなら、ネットショップからリサイクルの回収も併せて申し込めます。

希望する場合は、カート内の「リサイクル申込みはありますか？」のプルダウンメニューから「リサイクル申込み」を選択します。選択肢が出ない場合は、回収サービス対象外の製品です。
小型の冷蔵庫のように配送設置を含まない製品を購入した場合、リサイクルサービスをネットから申し込めないので、店舗やコールセンターに問い合わせてください。

ヤマダ電機での冷蔵庫の処分費用

ヤマダ電機で冷蔵庫を処分する場合、冷蔵庫のリサイクル費用とは別に、収集運搬料が必要です。収集運搬料とは、ヤマダ電機で集めた廃家電を指定引取場所まで運搬する費用で、メーカーや大きさに関わらず一律2,200円かかります。

冷蔵庫のリサイクル料は、冷蔵庫の大きさや製造メーカーによって違います。主なメーカーの処分費用をご紹介しますので、参考にしてください。
 

ヤマダ電機で170L以下の冷蔵庫を処分する費用（※2023年10月現在）
製造メーカー	リサイクル料	収集運搬料	合計金額
パナソニック・東芝・シャープ・日立・三菱・三洋・良品計画・ハイアールなど	3,740円	2,200円	5,940円
アイリスオーヤマ・コロナ・吉井電機	4,730円	2,200円	6,930円
ニトリ・ツインバード・日本ゼネラル・エスケイ・イーエムイー・山善・A＆R・マキタ・さくら製作所・都光など	5,200円	2,200円	7,400円
ヤマダHD	4,015円	2,200円	6,215円

 

ヤマダ電機で171L以上の冷蔵庫を処分する費用（※2023年10月現在）
製造メーカー	リサイクル料	収集運搬料	合計金額
パナソニック・東芝・シャープ・日立・三菱・三洋・良品計画・ハイアール・アイリスオーヤマなど	4,730円	2,200円	6,930円
ツインバード・日本ゼネラル・エスケイ・さくら製作所・フィラディス・都光など	5,600円	2,200円	7,800円
ヤマダHD	5,005円	2,200円	7,205円

自宅まで引き取りを依頼する場合など、別途訪問手数料がかかるケースもありますので、方法別の費用についてご紹介します。
 

店頭に持ち込む場合

店頭に持ち込む場合は、冷蔵庫のリサイクル費用+収集運搬料のみなので、上記の費用のみで処分できます。
 

自宅まで引き取りの場合

自宅まで引き取りを依頼する場合、引き取りのみであれば別途訪問回収費が2,750円かかります。

新しく冷蔵庫を購入して入れば訪問回収費はかかりませんが、購入した冷蔵庫の配達先と回収先や回収日が異なる場合は2,750円の訪問回収費が必要です。

 

自宅まで引き取りに来てもらう時の費用（※2023年10月現在）
新たに冷蔵庫を購入した場合	リサイクル料+収集運搬手数料
回収先・回収日が違う場合	リサイクル料+収集運搬手数料+訪問回収費2,750円
回収のみを依頼	リサイクル料+収集運搬手数料+訪問回収費2,750円

 

ネットショップ利用の場合

ヤマダウェブコムから回収を希望した場合も、リサイクル料+収集運搬費が処分費用となります。

リサイクル料と収集運搬費に関しては、ネットで申し込んだ場合も配達時に現金で支払います。

ヤマダ電機でなるべく安く冷蔵庫を処分するには？

冷蔵庫の処分費用は、小型のものでも運搬収集手数料を入れると5,000円以上かかるので、費用が高く感じますよね。ヤマダ電機で冷蔵庫をなるべく安く処分する方法をご紹介しますので、条件が合えば利用してください。
 

買い替え時に引取りを依頼する

ヤマダ電機で冷蔵庫を処分するなら、できるだけ買い替え時にリサイクルを利用しましょう。回収のみを利用すると訪問回収費が発生するので、処分するだけで1万円近く費用がかかってしまいます。

とはいえ、重たい冷蔵庫を店頭まで運ぶとなると人手もいりますし、車も広い荷台があるものが必要となりなかなか難しいですよね。冷蔵庫の買い替え時であればリサイクル料と運搬収集費のみで処分でき、自宅まで来てもらえるので重い冷蔵庫を運ぶ必要もありません。
 

買取サービスを利用する

ヤマダ電機では「大型家電買取キャンペーン」を行っており、状態の良い冷蔵庫であれば売却できます。
買取可能なら処分費用がかからないだけでなく利益になるので、買取対象であれば積極的に活用しましょう。

製造から9年以内、本体に色汗やサビ、破損がないものが買取の対象です。付属品が揃っていないものは買取対象外となる可能性があるのでご注意ください。

ウェブから新しい冷蔵庫を購入した場合は「良品買取」が利用できます。その他「アウトレット・リユース専門店」でも買取を受け付けていますので、利用しやすい方法を選んでください。
 

ヤマダ電機以外で冷蔵庫を処分するなら

ヤマダ電機の家電リサイクルサービスでは、都合が合わないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。冷蔵庫の処分にはいくつか方法がありますので、今からご紹介するその他の処分方法も検討してみてください。
 

 

その他の家電量販店を活用する

ヨドバシカメラ・ケーズデンキ・エディオンといったヤマダ電機以外の家電量販店でも、家電リサイクルサービスを行っています。ヤマダ電機で都合が合わない場合は、お近くの家電量販店の利用も候補に入れてください。

収集運搬料は小売店ならどこでも必要ですが、ショップによって異なるのでヤマダ電機よりも費用が安くなるケースもあります。
 

指定引取場所に持ち込む

なるべく安く処分したいなら、直接指定引取場所に持ち込むことも検討しましょう。指定引取場所に持ち込めば、リサイクル料のみで冷蔵庫を処分できます。

指定引取場所に持ち込む場合は、郵便局所に備え付けられている家電リサイクル券を用いて、リサイクル料をあらかじめ振り込んでください。お近くの指定引取場所は、こちらで検索できます。
 

リサイクルショップ・フリマアプリで売却する

ヤマダ電機の買取サービス以外にも、リサイクルショップやフリマアプリを活用して売却するといった方法もあります。フリマアプリはどの製品がどのくらいの値段で出品されているのかチェックできるので、より利益を得られる方法で売却してください。
 

不用品回収業者に引き取ってもらう

冷蔵庫以外にも、テレビや洗濯機といった大型家電や、ソファやテーブルなど大型家具を処分したいなら、不用品回収業者の利用が便利です。処分方法が違う製品を多数処分する場合、それぞれ処分の手配をする必要がありますが、不用品回収業者であればあらゆる不用品をまとめて回収できます。

直接自宅まで引き取りに来てくれるので、重たい家具や家電を運び出す必要もありません。即日回収可能な業者も多く、連絡したその日に引取りに来てくれます。

 

悪質な業者にご注意ください

不用品回収業者の中には悪質な業者もあるため、依頼する際には注意が必要です。悪質な業者は自治体の許可を得ていなかったり、連絡先や所在地が不明、もしくはホームページが簡素であることが多いので、その点をチェックしてから依頼先を決めるようにしてください。

あらかじめ複数の業者に見積もりを依頼して比較しておくと、相場から外れた費用を請求する業者を避けることができます。

冷蔵庫やテレビ、洗濯機など小型家電リサイクル法対象の家電は、正しくリサイクルされるためにどうしても処分に費用がかかります。テレビや冷蔵庫を「無料で回収します」とアナウンスしている業者は、必要な部品を抜き取って不法投棄している可能性が高いので、利用しないでください。

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ヤマダ電機で冷蔵庫を処分する方法　まとめ

ヤマダ電機で冷蔵庫を処分する場合、店頭で引き渡す以外にも訪問回収が利用できます。回収のみの依頼なら訪問回収費が余計にかかりますが、冷蔵庫を買い換えるタイミングなら費用を抑えられるでしょう。

ウェブから新しい冷蔵庫を注文する場合も、リサイクル回収希望を選択可能です。まだ使用できる商品であれば、ヤマダ電機のアウトレット・リユースショップで売却もできますし、家電買取キャンペーンも利用できます。

ヤマダ電機の家電リサイクルで都合が合わない場合は、指定引取場所に持ち込む方法や、不用品回収業者に引き取ってもらう方法もあります。状況や冷蔵庫の状態に合わせて、より良い処分方法を選んでくださいね。