金庫って粗大ゴミに出して捨てるの?無料で回収してもらえない?
といった疑問をもっている人はいませんか。金庫は外見からして素材が判断しずらく、処分の仕方に戸惑う人も多いでしょう。
この記事では金庫の処分方法についてご紹介していきます。粗大ゴミで処分できない理由や5つの処分方法、処分費用の相場、処分する前に確認したい注意点3選についても解説していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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金庫を処分する5つの方法!
ここでは金庫を処分する5つの方法をご紹介します。購入したお店や専門業者、不用品回収業者に依頼する方法の他にも、収益としてお金を得られる方法もあります。
金庫を処分する方法
- 金庫を購入したお店に引き取ってもらう
- 金庫の専門業者に依頼する
- リサイクルショップで売る
- フリマアプリで売却する
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
金庫を購入したお店に引き取ってもらう
金庫を処分する1つ目の方法は、金庫を購入したお店に引き取ってもらう方法です。実際に店舗で購入した経験があるので、処分を任せられる安心感があります。
【お店に引き取り前に確認したいこと】
・暗証番号・鍵
・型式・型番
・破損がないか
予め連絡をして引き取ってもらえるか確認をしておきましょう。また、引き取りと同時に新しい金庫を購入(買い取り)すれば、引き取り額が無料になるところもあるのでお得です。
ですが、長年使った金庫を処分する場合、すでにお店が存在しない可能性があります。
メリット
- 実際に購入した店舗だから信頼がある
- 引き取りと同時に買い取りをすると費用がかからないことがある
デメリット
- 自分で持ち込むため体力と時間がかかる
- お店がない可能性がある
- 破損していると引き取ってもらえない
金庫の専門業者に依頼する
金庫を処分する2つ目の方法は、金庫の専門業者に依頼する方法です。
金庫は解錠ができないと基本的に引き取っていません。
ですが専門業者は、金庫の修理や鍵開けなどのトラブルを請け負っているため、どんな状態でも引き取りができるのが最大のメリットです。
また、不用品回収業者の料金と比較すると金庫の専門業者の方が処分費用を数千円抑えられます。
出張で引き取ってもらえるところもありますが、近場にない場合、出張費が多くかかります。
メリット
- 金庫にトラブルがあっても引き取ってもらえる
- 処分費用が安い
- 出張で引き取りがある
リサイクルショップで売る
金庫を処分する3つ目の方法は、リサイクルショップで売る方法です。
リサイクルショップの中には出張査定をしているところがあるので、手間暇かけずにお金を得ることができます。
高額で買取が可能なモデル
- ダイヤセーフ
- 日本アイ・エス・ケイ
- エーコー
- ディプロマット
- クマヒラ
- サガワ 他
人気モデルは需要があるので高く売ることができます。しかし、年月が経つほど劣化し価値が下がるので、使用年月が過ぎた金庫の売却は期待できません。
また、解錠ができないものや破損しているものは引き取り不可の場合があります。リサイクルショップで売る際は、比較的新しい金庫にしましょう。
メリット
- お金を得られる
- ショップによっては出張査定をしている
- 自分で運搬しなくてよい
デメリット
- あまり利益にならない
- 年数が経っている・状態が悪いと引き取ってもらえない
フリマアプリで売却する
金庫を処分する4つ目の方法は、フリマアプリで売却する方法です。リサイクルショップと違い、自分で金額を決めて販売するため、多くのお金を得る可能性があります。
ですが、梱包や発送など面倒な作業があることに加え、金庫のサイズが大きいと送料が高くなるのがネックです。手数料が安く種類が豊富な「ラクマ」の場合、大型の金庫でも売れやすくなっています。
デメリット
- 出品・梱包・発送を自分で対応する必要がある
- 送料が高い
不用品回収業者に引き取ってもらう
金庫を処分する5つ目の方法は、不用品回収業者に引き取ってもらう方法です。割高にはなりますが、運搬や分別を全て一任できるので、とにかく楽をしたい人におすすめです。
なお、悪徳業者に引っかからないために、相見積もりは2〜3社はとりましょう。また、「無料で不用品を引き取る」と謳っている業者には注意してください。
不用品の不法投棄をする可能性があり、依頼者が罪に問われる場合があります。日本不用品センターなら不法投棄などのトラブルになる心配はないので安心です。
金庫を処分するときの費用相場はいくら?
金庫を処分する際、どのくらいの料金がかかるのでしょうか。ここでは、金庫を処分する費用の相場について項目別に解説します。
下表はあくまで目安なので参考程度にしてください。
金庫の処分費用相場 |
購入店での処分費用 |
0〜30,000円 |
金庫専門業者の処分費用 |
50kg:3,000〜10,000円
100kg:6,000〜12,000円
150kg:8,000〜20,000円 |
不用品回収業者の処分費用 |
1kgあたり:100〜200円
50kg:5,000〜10,000円
100〜150kg:10,000〜30,000円
200〜300kg:20,000〜60,000円
500kg〜:50,000円〜100,000円 |
売却する |
梱包費、発送費、送料 |
購入したお店で処分する場合、買い取りをすれば引き取り額が無料になることがあります。ですが、引き取り無料なお店はなかなか存在しないので、処分費用はある程度かかると思った方がいいでしょう。
金庫の専門業者と不用品回収業者を比較すると、金庫の専門業者の方が処分費用を安く済ませられます。さらに不用品回収業者は、処分費用に加え基本料金(人件費・出張費・車両費など)や別途料金(階段作業・段差料金など)も含まれるので費用が嵩みます。
金庫の他に不用品が多数あれば不用品回収業者の利用がおすすめです。個人で売却する場合、梱包費・発送費・送料がかかりますが、最終的にお金が得られるのは大きいでしょう。
金庫を処分するときの費用相場の特徴
- 購入したお店の場合、少額の費用で済む
- 金庫の専門業者の場合、比較的安価
- 不用品回収業者の場合、処分費用に加えて基礎料金・別途料金が発生する
- 個人的に売却する場合、小さな費用はかかるがお金が手に入る
【サイズ別】金庫の処分費用の相場
金庫の処分を業者に依頼する場合、大きさや重さによっても金額が変わります。
金庫の処分費用の相場
- 30〜50kgの金庫:10,000円〜
- 60〜75kgの金庫:15,000円〜
- 100〜150kgの金庫:25,000円〜
- 200〜250kg以上の金庫:40,000円〜
- 300〜350kg以上の金庫:50,000円〜
- 400〜450kg以上の金庫:60,000円〜
作業スタッフ1名で持てる重さの金庫であれば10,000円程度ですが、スタッフ2名以上必要な金庫は費用が高くなります。
上記はあくまで目安ですので、詳しくは業者スタッフにお尋ねください。
金庫は自治体の粗大ゴミとして処分できない
金庫には火災対策用の「耐火金庫」と盗難・犯罪対策の「防犯金庫」の2種類が存在しますが、いずれも粗大ゴミとして処分はできません。
耐火金庫の特徴(JIS規格試験に基づき)
- 0.5~4時間にわたる耐火試験
- 加熱時、金庫内温度が177℃以下であること
- 加熱時、金庫内のものが変色、劣化していないこと
- 9.1mからの落下試験に合格
防犯金庫の特徴(日セフ連の防犯基準に基づき)
- 炎や特殊な工具を使って耐久性を数値化(15〜60分)
- 特殊な工具を使ってのみの耐久性を数値化(15〜60分)
耐火金庫や防犯金庫は、耐火性・耐久性を上げるために、気泡コンクリートやスチール、特殊合金、鋼材など特殊な素材で製造されています。
特殊な素材を分解・分別して一般家庭で処分することが難しいので、自治体で粗大ゴミとして回収は不可です。ただし、「手提げ金庫」に関しては一部の自治体で粗大ゴミとして対応しています。
参考:日本セキュリティファニチュア協同組合連合会
金庫を処分するのはいつ?寿命は何年くらい?
長年使用している金庫は、安全なのでしょうか?大切なものを安全に保管するためにも、金庫の寿命についてご紹介したいと思います。
金庫に寿命ってあるの?
金庫の寿命は、製造から20年ほどです。この年数は、日本セーフ・ファニチュア協同連合会によって定められています。
金庫は耐火性能を高めるために気泡コンクリートが使われていますが、この気泡コンクリートに含まれる水分が20年も経つと減少してしまっているためです。
水分が少なくなった状態ですと耐火性能が失われ、万が一の際に金庫の中身を安全に守ることができません。
ダイヤル式のものは年数が経つと、内部の部品がすり減ったりズレたりしてしまい、解錠が困難になります。安全に中身を守り続けるためには、20年で金庫を交換してください。
金庫の製造年はどうやって確認する?
金庫には、製造年月や品番が記載されたステッカーが貼られています。ステッカーは本体の後ろ、もしくは扉の裏側に貼られていることが多いので確認してみてください。
「951007」と記載されていれば1995年10月7日に製造されたものとわかります。メーカーによっては、製造年と品番を合わせて数字とアルファベットが記載されているタイプもあり「95w 000123E(95年製造、後半の数字と記号は品番)」のように記されていることもあります。
ステッカーを見てもどれが製造年月かわからなければ、メーカーに問い合わせましょう。
金庫が開かない!そんな時はどうする?
金庫が開かずに困っている方はいませんか。続いて原因と自力でできる対処法をご紹介します。
なんとかして金庫で大切に保管していたものを取り出しましょう。
金庫が開かなくなる原因は?
金庫が開かなくなる原因として一番多いのが、暗証番号がわからなくなってしまった場合です。テンキー式のものは電池が切れているだけのこともありますので、まずは電池をチェックしてみましょう。
金庫自体が原因になることもあり、ダイヤル式のものは長年使用しているとダイヤルにズレが生じてしまい、正しい手順を踏んでも開錠できなくなります。金庫自体に不具合がある場合は、鍵開け業者や金庫メーカーに修理を依頼してください。
金庫が開かなくなる原因
- 暗証番号がわからなくなる
- 電池が切れている
- ダイヤルがずれている
自力で空けることはできる?
テンキーの電池が切れているだけなら、電池を交換することで解決できます。暗証番号がわからず金庫が開けられない場合は、思いつく限りの番号を試してみてください。
一般的には、本人やご家族の誕生日等に設定されていることが多いです。単純に押し間違えていることもあり、落ち着いてもう一度入力すると意外と開錠できることもあります。
どうしてもわからない場合は、金庫の製造メーカーに番号照会をお願いしてみましょう。暗証番号の紹介を行う場合、運転免許書などの身分証明書、金庫の品番や製造番号などが必要です。
金庫によっては強制開錠できるタイプもありますので、確認してみてください。今後は暗証番号を忘れないよう、パスワード管理アプリを使用するのもおすすめです。
もう使用しない予定の金庫であれば、金庫を破壊して中身を取り出す方法もあります。防犯性能の高い金庫はバールやサンダーなどの工具を用いてもこじ開けるのが難しいため、あまりおすすめではありません。
開かない金庫を自力で空ける方法 |
暗証番号がわからない |
落ち着いてもう一度試す
思いつく限りの番号を入れる
メーカーに番号照会を依頼する |
テンキーの電池が切れている |
電池を交換する |
破棄予定の金庫 |
バールなどを使用してこじ開ける |
どうしても難しいなら専門業者に依頼!
「なるべく早く中身を取り出したい」といった時や自力で空ける方法が困難であった場合は、鍵開け業者に依頼すると金庫の開錠も請け負ってもらえます。
金庫に傷をつけずに中身を取り出すことが可能です。かかる費用は金庫にもよりますが、3,000円~となります。
金庫を処分する前に確認しておきたい注意点3選!
金庫はあらゆる処分方法がありますが、事前に確認しておかないと引き取ってもらえなかったり損することがあります。ここでは、処分する前に必ず確認しておきたい注意点が3選を解説します。
事前に金庫のサイズとメーカーを調べておく
金庫の処分をスムーズにするために、予めサイズとメーカーを調べましょう。サイズは幅・奥行き・高さとさらに重量が判明していると、処分費用がどのくらいかかるかはっきりします。
取り扱い説明書や自身で測定、または金庫の型番から検索して確認ができます。金庫が有名メーカーの場合、高額買取が期待できるのでメーカーもしっかりチェックしましょう。
金庫を処分する前に確認すること
- 幅・奥行き・高さと重量を調べる
- どこのメーカーか調べる
中身を空にしておく
金庫は中身があると処分ができないため、必ず空の状態にしておきましょう。重要書類や貴重品が保管されている可能性があるので、後々慌てないためにも中身の確認は重要です。
また、中身を確認するときに必要となる、暗証番号・鍵は必ず保管しておきましょう。暗証番号が不明なものや鍵を紛失したものは、金庫の専門業社以外で処分することが難しいです。
無理にこじ開けようとすると防犯機能が働いてロックがかかり、業者でも開けることが困難になります。時間と無駄な費用がかからないように、中身を空にしておきましょう。
金庫を処分する前に確認すること
- 保管してあるものを出して中身を空にする
- 暗証番号・鍵
新しい金庫なら売れる可能性がある
金庫は新しければ新しいほど売れる可能性が高くなります。製造年月が経っていると、耐火性・耐久性共に劣化しているため使い物にならずなかなか売れません。
対して新品に近い金庫は、性能がほとんど落ちていないので売れやすくなります。プラスして人気の型式・型番であれば需要が高いので、より高額で売ることができます。
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金庫の処分に関するよくある質問
金庫の処分についてご紹介しました。ここでは、金庫の処分に関するよくある質問に回答していきます。
開かない金庫を処分するには?
金庫の鍵が開かない場合は、「鍵屋」に依頼して開錠してもらいましょう。
金庫の鍵タイプ
- ダイヤル式
- シリンダー式錠式
- 電子テンキー式
- カードキー式
- 指紋照合式・静脈認証式 他
どのような形式の鍵タイプでも、錠前技師が鍵や扉を破壊することなく開けることができます。ただ、こじ開け防止機能が働いた金庫の解錠は、料金が上がることがあるので注意しましょう。
また、金庫が要らなければそのまま処分してくれるので便利です。
金庫を処分するタイミングはいつ?寿命はどれくらい?
日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会は、金庫の耐用年数を20年としています。20年を超えると、金庫に使われる気泡コンクリートに含まれる水分が気化して耐火性が約20%低下します。
火災時に保管してある書類や貴重品を守ることができないため、処分するタイミングは20年前後です。
格安で金庫を処分するならどの方法がおすすめ?
金庫を購入したお店がまだ存在していれば、店舗に持ち込むと格安で処分してもらえます。すでに閉店していれば、金庫の専門業者に依頼しましょう。
まだ新しい金庫であれば、リサイクルショップやフリマアプリで売却すると手放せてさらにお金を得ることができます。金庫の製造年月と状態を確認して、損をしない方法を見つけましょう。
金庫を持ち込みできない場合の処分方法は?
「金庫ごと持っていかれた」なんてことのないよう、盗難防止のために金庫はそれ自体が運びにくい造りになっています。家庭用の小型のタイプでも30㎏以上はありますので、破棄するにも持ち込めないとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
金庫が運べない時の解決策をまとめましたので、運べず処分できないという方は参考にしてください。
金庫も持ち込みできない時の対処方法
- 出張買取に応じてくれる専門店を探す
- 不用品回収業者に依頼する
出張買取に応じてくれる専門店を探す
金庫買取業者であれば、出張買取に対応しているところがほとんどです。依頼した後はスタッフが自宅まで向かい、査定後の運び出しもスタッフにお任せできます。
そのまま買取してもらう場合は、即日現金化できるのも大きなメリットです。販売店で引き取りを依頼する場合も、出張費用はかかりますが自宅まで引き取りに来てくれる業者もあります。
2階以上は追加料金がかかることもありますので、事前に金庫があるのは何階か伝えておきましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者では、運び出しできない不用品の回収にも応じてもらえます。20年以上経って値段が付かないような金庫でも、回収してもらうことが可能です。
サイズによって処分費用は異なるため、あらかじめサイズを伝えておくと安心です。
金庫の処分方法まとめ
いかがだったでしょうか?この記事では、金庫の処分方法について解説していきました。金庫を処分をする際、耐用年数や状態を見て適切に判断することが大切となります。
耐用年数が経っていれば、「購入したお店で引き取ってもらう方法」や「金庫の専門業者に依頼する方法」があります。
収益を得たい場合は、「リサイクルショップ」や「フリマアプリ」を利用する方法になります。自分で作業をしたくない場合は、「不用品回収業者」に依頼する方法になります。
ご自身に合ったベストな処分方法を見つけてみてください。
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