ついついため込んでしまうゴミのひとつに、ペットボトルがあります。プラスチックボトルと見分けがつきにくい上、ラベルを剥がすといった面倒な点もあり、ゴミ屋敷や汚部屋に多いゴミのトップ3にも入っています。
今回は、ペットボトルの処分方法を5つに分けてご紹介します。資源ごみとして回収されるペットボトルの見分け方などもわかりやすく解説していますので、これを機にペットボトルを処分してスッキリしましょう。
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ペットボトルを資源ごみとして捨てるには
ジュースや炭酸飲料の他にも、醤油やサラダ油などさまざまな製品がボトルに入った状態で販売されています。見た目で判断するのは難しいですが、すべてのボトルが資源ごみとして回収されるわけではないので注意が必要です。
また汚れているものは資源ごみとして回収できない場合があるので、資源ごみとしてペットボトルを処分する場合の注意点をご紹介します。
まずはマークを確認しよう
回収が指定されているペットボトルとプラスチックボトルは見た目だけでは判別がつかないものが多いので、まずはマークを確認しましょう。資源ごみとして回収されるペットボトルには「PET1」と書かれた三角のマークが表示されています。
このマークが付いているものは、資源ごみとしてペットボトル回収に出してください。
ドリンク以外の醤油やみりんなど調味料にもPET1のマークが表示されており、回収の対象です。下記のボトルを処分する場合は、マークを確認しましょう。
PET1マークが表示されているボトル
- 清涼飲料水
- 牛乳・乳飲料
- 酒類・アルコール発酵飲料
- 醤油・醤油加工品(麺つゆ含)
- みりん風調味料
- ノンオイルドレッシング
- 食酢・調味酢
指定ペットボトル以外のプラスチックボトルには「プラ」と書かれた四角いマークが表示されているので、プラスチックゴミとして自治体の規定に従って処分してください。オリーブオイルやノンオイル以外のドレッシングなど油分を含む製品、ソースなど香辛料が強いもの、シャンプーや化粧品など食品以外の用途で使用されるものは指定外のプラスチックボトルです。
プラスチックボトル
- オリーブ油・サラダ油・ドレッシングなど油分を含む製品
- ソース・焼肉のタレなど香辛料が強いもの
- 化粧品・シャンプー・洗剤など食品外の製品
参考:PETボトルリサイクル推進協議会のホームページはこちら
中身は捨てて洗っておく
中身が残っている状態だと資源ごみとして回収されないので、中身を捨てて洗っておきましょう。
ペットボトルのフタとラベルは違う素材でできていますが、ペットボトルとして回収されるのは本体のみです。キャップとラベルは外した状態で処分します。
飲み口に付いているキャップリングはリサイクルの工程で除去されるため、無理に外す必要はありません。
ラベルはプラスチックゴミとして処分してください。キャップもプラスチックゴミとして処分できますが、キャップ回収BOXを設置している地域もあるので、回収している地域であればBOXを利用してください。
ペットボトルを資源ごみとして処分する手順
- 中身を捨てて水洗いしておく
- ラベルとキャップを外す(リングキャップはそのままでOK)
- ラベルはプラスチックゴミ、キャップは回収BOXへ
- ペットボトル本体を資源ごみの日に出す
汚れのひどいものは燃えるゴミになる場合も
回収対象のペットボトルは、水洗いでキレイになる製品のものがほとんどですが、汚れが落ちない、臭いがついてしまっているような状態になると、資源ごみとしては回収されません。その場合は自治体の分別ルールに従って処分してください。
臭いや汚れのついたペットボトルは、可燃ゴミとして分別する自治体が多いでしょう。
ペットボトルを処分する5つの方法
ペットボトルを処分する方法を、5つに分けて解説します。基本的には自治体の資源ごみ収集で捨てられますが、回収頻度が低く利用しにくい地域もあるので、状況に合わせて処分方法を選んでください。
自治体の資源ごみ収集で処分する
一般的にはペットボトルは、自治体が定期的に資源ごみとして収集しています。「ペットボトルを資源ごみとして捨てるには」を参考にしていただき、中身を洗ってラベルやキャップを外した状態で収集に出しましょう。
指定袋に入れるよう指示している自治体もあるので、その場合はスーパーやコンビニで指定袋を購入してください。
回収の頻度も、地域によって差があります。毎週回収しているところもありますが、月1回と回収頻度が少ない地域もあります。逃してしまうとため込むことになるので、回収日をしっかりチェックしておきましょう。
メリット
- 無料で処分できる
- 収集日が決まっているのでわかりやすい
直接処理施設に持ち込む
地域によっては、資源ごみの回収は1回2袋までなど制限が設けられているので、大量に処分したい場合は処理施設に持ち込むのも手段の一つです。自治体によって手数料は異なりますが、10kgまで無料や10kgごとに数百円など比較的安い費用で処分できます。
他にも処分したいものがあるなら、一緒に搬入するのも良いでしょう。
ただしペットボトルのように資源として回収が推奨されている品目は搬入不可としている自治体もあるので、ルールを確認してから持ち込むようにしてください。
処理施設に持ち込めるのは、その自治体に在住の方に限られます。住所を確認されるので、身分証明書の持参を忘れないようにしましょう。
メリット
- 安い費用で処分できる
- 他のゴミも一緒に捨てられる
- 一度に大量のペットボトルを処分できる
デメリット
- 搬入する手段が必要
- ペットボトルは持ち込み不可の自治体も多い
地域の資源ごみステーションを活用する
ペットボトルや古紙など資源ごみの回収を促進するため、回収ステーションを設けている地域もあります。利用時間中ならいつでも持ち込めるので、自分のタイミングで処分できるのもメリットです。
中には24時間いつでも利用できるステーションもあります。
多くの方が利用できるよう、大量に持ち込む場合は断られるケースもあります。回収ボックスからあふれている場合は出さないようルールを定めている施設もあるので、マナーを守って利用してください。
広いスペースを確保するために郊外にあることが多く、搬入する手段が必要です。
デメリット
- 搬入する手段が必要
- 大量の持ち込みは断られるケースも
スーパーの回収ボックスを利用する
資源ごみの回収協力店として、缶・瓶・ペットボトルなどの資源ごみ回収ボックスが設置されているスーパーもあります。スーパーが営業している時間であれば、いつでも持ち込み可能です。
それほど大きなボックスではないところがほとんどなので大量には持ち込めませんが、買い物ついでに少量ずつ持ち込めば、ペットボトルをため込むこともないでしょう。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者であれば、大量のペットボトルもまとめて回収できます。自宅まで直接引き取りに来てくれるので、運搬手段がない場合にも頼りになります。
ゴミ屋敷清掃や遺品整理のようにお家丸ごと片付けるプランを用意しているところもあるので、ペットボトル以外にもゴミをため込んでいるなら、これを機にキレイに片付けてもらいましょう。連絡したその日に来てくれる業者もあるので、資源ごみの収集頻度が少なくため込んでしまいがちな場合にもおすすめです。
メリット
- 大量のペットボトルも一度に引き取ってくれる
- 直接引き取りに来てくれる
- 1軒丸ごと片付けにも対応している
- 連絡したその日に来てくれる業者もある
デメリット
- 他の処分方法に比べると費用が高くつく
- 悪質な業者もあるので注意が必要
悪質な業者にご注意ください
不用品回収業者の中には、不当に高額な費用を請求するような悪質な業者もあります。契約するまで居座られたり、威圧的な態度で身の危険を感じるケースもあるため注意が必要です。
こうした悪質な業者は無許可であることがほとんどなので、ホームページを確認して自治体の許可を得ているところに依頼するようにしてください。口コミでスタッフの対応について確認しておくのも大切です。
ペットボトルを大量に処分する場合はどうする?
手軽にドリンクを飲める便利なベットボトルですが、気軽に買える分、汚部屋やゴミ屋敷に多いゴミのトップ3に入ってしまうほどため込んでしまうゴミの代表でもあります。スーパーの回収ボックスや回収ステーションはなるべく多くの方に利用してもらうため、大量のペットボトルを持ち込むと断られるので注意が必要です。
資源ごみに個数制限がある地域は、複数回に分けて処分するのが良いでしょう。資源ごみの回収頻度が少なく、それだとため込んでしまう場合は、直接処理施設への持ち込みを検討してください。
処理施設でペットボトルを受け付けていない地域は、不用品回収業者に依頼して、まとめて引き取ってもらうのがおすすめです。
大量にペットボトルをため込まないポイント
ペットボトルをため込まないようにするために、ペットボトルの購入頻度を下げることも検討してみてください。自宅で飲む場合はカップを使用する、出先ならマイボトルを使うといった方法を取り入れてみましょう。
また、処分する期限を決めておくのもポイントです。ペットボトルはキャップができるため保存できますが、一度開封したものは鮮度が下がっていきます。
飲み残したものはその日のうちに捨ててしまうといったように、癖をつけていきましょう。
資源ごみの日を逃すとたまってしまうので、忘れないようチェックしておいてください。
ペットボトルをため込まないポイント
- マイボトルを使用して購入頻度を下げる
- 飲み残しはその日のうちに処分する
- 資源ごみの日をチェックしておく
ペットボトルの処分費用
ペットボトルを処分する費用を、一覧でまとめました。かかる費用も参考にしながら、処分方法を選んでください。
資源ごみとして出す場合は、基本的に無料で処分できます。
ペットボトルの処分費用(※2024年3月現在)
|
資源ごみ収集で捨てる |
無料 |
資源ごみステーションに持っていく |
無料 |
スーパーの回収ボックスを利用する |
無料 |
処理施設に持ち込む |
自治体によって異なる |
不用品回収業者 |
ゴミ袋1つ分 1,000円〜
定額プラン 10,000円〜 |
処理施設に持ち込む費用は、自治体によって差があります。一部の地域の手数料をご紹介しますので、参考にしてください。
ペットボトルのような資源ごみの回収は受け付けていない施設もあるので、事前に確認してから搬入しましょう。
大阪市
大阪府大阪市で処理施設に直接持ち込む場合の費用は、10kgごとに90円です。ただし資源としてリサイクルできる品目は受け入れ不適物に分類されており、ペットボトルも搬入できません。
その他古紙や空き缶・空き瓶なども持ち込めませんので、ご注意ください。
大阪市でペットボトルを処分する際は、資源ごみとして出す、もしくは地域コミニティの収集活動を利用してください。
参考:大阪市の処理施設への持ち込みについてはこちら
札幌市
北海道札幌市では、ゴミの種類によって受け入れる工場が異なるので注意が必要です。ペットボトルを処分する場合は、清掃工場に持ち込んでください。
処分費用は10kgごとに200円です。
最大辺が50cm以内でないと搬入できないので、大量にペットボトルがある場合は袋を分けて持ち込みましょう。
参考:札幌市の処理施設への持ち込みについてはこちら
熊本市
熊本県熊本市の処理施設は、10kgごとに150円で家庭ゴミを処分してもらえますが、ペットボトルのようにリサイクルできるものは持ち込めません。
熊本市でペットボトルを処分する際は、市の回収日やゴミステーションを利用してください。
参考:熊本市の処理施設への持ち込みについてはこちら
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ペットボトルを処分する方法 まとめ
「PET1」と表示のあるペットボトルは、資源ごみとして回収されます。中身を洗い、ラベルとキャップを外した状態で出しましょう。
地域の資源ごみ収集の他、回収ステーションやスーパーの回収ボックスなどが利用できます。
大量に処分する場合は、直接処理施設への持ち込みも検討しましょう。地域によっては資源ごみの搬入を受け付けていないので、その場合は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
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