毎日使っていると、どうしても枕が劣化して寝づらくなってしまいますよね。新しい枕を購入するとなると、いらなくなった枕を処分することになりますが、「そういえば何ゴミだろう?」と迷うことはありませんか。
今回は、枕を処分する方法を4つに分けて解説していきます。素材による分別の違いや、処分費用についてもまとめておりますので、枕の処分で迷っておられる方は是非参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 枕を処分する4つの方法
- 枕の素材による分別方法
- 枕の処分にかかる費用の相場
- 枕を処分するタイミング
- 枕の処分に関するよくある質問
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枕を処分する4つの方法
枕を処分する方法を、4つに分けてご紹介します。状況に合わせてご都合の良い方法を選んでください。
自治体のゴミの日に出す
一番簡単な方法が、自治体のゴミの日に出してしまう方法です。
綿やそば殻などが使われている枕であれば可燃ゴミとして処分できますが、パイプが入っている枕や低反発のウレタン枕は不燃ゴミとして扱う地域もあります。お手元の枕の素材や、地域の分別ルールを確認してから処分するようにしてください。
ほとんどの自治体では、30㎝を超える大きさのものは粗大ゴミとして扱われます。地域によっては50㎝以上など粗大ゴミとして扱われるサイズの規定が違いますので、お住いの地域の規定や枕の大きさを確認しておきましょう。
自治体のゴミの日に出すメリット・デメリット |
【メリット】
手間なく捨てられる
30㎝以下の枕なら費用がかからない
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【デメリット】
素材によって分別方法が違う
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リサイクルショップで売却する
使い古した枕やノーブランド品であれば値段はつきませんが、テンピュールやフランスベッドのような高級ブランドの枕であれば買取の対象になります。リサイクルショップで売却すれば、即日現金化できるという点もメリットです。
なるべく高く買い取ってもらえるよう、見える汚れは落としておいてください。
リサイクルショップで売却するメリット・デメリット |
【メリット】
売れれば収入になる
即日現金化できる
|
【デメリット】
人気ブランドや、使用感の少ないものに限られる
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フリマアプリを利用して売却する
出品や発送の手間はかかりますが、少しでも利益を多くしたいならラクマやメルカリなどフリマアプリを活用するのがおすすめです。すぐに売れるとは限りませんが、自分の好きな価格に設定できます。
ネットを介して買い手を探すので、幅広い品に需要があります。フリマアプリであれば、リサイクルショップでは買い取ってもらえないような人気キャラクターの枕も買い手が付く可能性が高いです。
フリマアプリで売却するメリット・デメリット |
【メリット】
様々なものに需要があるため買い手が付きやすい
自分で価格設定できる
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【デメリット】
発送や出品等に手間がかかる
直ぐに売れるとは限らない
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不用品回収業者に処分してもらう
枕だけでは不用品回収業者を呼ぶのに少し抵抗があるかもしれませんが、家具や家電など他にも処分したいものがあるなら、まとめて引き取ってもらえる不用品回収業者を利用しましょう。可燃物や不燃物問わずあらゆる品を回収してもらえます。
即日回収に来てくれる業者もあるので、急いでいる時にも頼りになります。
不用品回収業者に処分してもらうメリット・デメリット |
【メリット】
その他不用品もまとめて処分してくれる
即日対応してもらえる
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【デメリット】
費用が比較的高い
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悪質な業者に注意してください
不用品回収業者の中には、悪質な業者もあります。トラックに載せた後に法外な費用を請求される被害も出ていますので、「無料回収」をアナウンスしながら町中でトラックを走らせている業者には依頼しないでください。
不用品回収業者に依頼する場合は、ホームページなどで自治体の許可を得ているかどうか事前に確認しましょう。会社概要などに「古物証許可」や「一般廃棄物処理業許可」などを取得する旨を記載しているところが自治体の許可を得て運営している業者です。
あらかじめネットで口コミや評判を調べておくことも大切です。
何ゴミになる?枕の素材ごとの分別方法
枕の中身は、枕によって様々な素材が使われています。可燃ゴミになるものもあれば、不燃ゴミになるものもありますので、可燃ゴミのものと不燃ゴミになるものをそれぞれご紹介していきます。
大きさによっては「粗大ゴミ」に分別されるものもありますのでご注意ください。サイズの規定は自治体にもよりますが、ほとんどの地域で30㎝以上の大きさのものは粗大ゴミ扱いになります。
中身を出して分別することで一般ごみとして出せるタイプもありますので、一度お手元の枕の形状やサイズをご確認ください。
可燃ゴミに分類される枕の素材
綿やウール、そば殻などの自然な素材のものは可燃ゴミとして扱っている自治体がほとんどです。可燃ゴミに分別されるのは、次のような素材があります。
自治体が指定しているゴミ袋に入れ、可燃ごみの日に出してください。
不燃ゴミに分別される枕の素材
低反発や高反発のウレタン枕、パイプやビーズなどは不燃ゴミに分類される地域もあります。可燃ゴミとして処分できる地域もありますので、お住まいの地域の分別ルールを確認してから処分してください。
不燃物に分類される枕の素材
- 低反発・高反発のウレタン枕
- ポリエチレンパイプ
- ビーズ
- ポリエステルつぶわた
- マイクロファイバー
一見綿と見分けがつきにくいですが、「ポリエステルつぶわた」など合成繊維のものは不燃ゴミ扱いとなる地域も多いのです。お手元の枕がどんな素材か確認してから処分してください。
枕を処分するタイミングは?
素材によっても違いがありますが、枕の寿命はおよそ3~4年ほどです。「頭をのせた時にしっくりこない」「寝心地が悪い」と感じるようになれば、買い替えを検討しましょう。
枕が低くなったり硬くなったりした状態で寝ていると寝ているつもりでも疲れが取れませんし、首や肩こり、頭痛の原因となります。
枕の素材別の耐用年数
|
ウレタン |
約3~5年 |
ポリエステル |
約1~3年 |
パイプ |
約5年 |
そば殻 |
約1~2年 |
羽毛 |
約1~3年 |
寝心地が悪くなくても、汚れや匂いが目立つ状態ですとダニやカビが発生しやすくなるので、買い替えるようにしてください。
枕を長持ちさせる方法は?
枕をなるべく長く使うためには、枕に汚れをつきにくくし、清潔な状態を保つことが大切です。寝ている間に頭皮からでる汗を枕は吸い取っていますので、朝起きたあとは乾燥させるようにしましょう。
そば殻以外の素材は直射日光に当たると劣化しやすくなるので、直射日光を避けて風通しの良い場所に保管します。
こまめに洗濯できれば清潔な状態が保てますが、枕によっては丸洗いできません。丸洗いできない枕にはカバーをかけ、カバーをこまめに洗濯するようにしてください。
枕を長持ちさせるコツ
- 使用後は乾燥させる
- カバーを付け、こまめに洗濯する
枕を処分する費用
枕を処分する際の費用をご紹介します。可燃ゴミや不燃ゴミとして出せる場合費用はかかりませんが、30㎝を超えるもの(地域によっては50㎝を超えるもの)など、粗大ゴミとして処分するなら費用がかかります。
自治体によって費用は異なりますが、ほとんどの地域でおよそ200~400円ほどです。
地域によっては直接クリーンセンターに持ち込むと費用が割引になるケースがありますので、お住いの自治体のホームページをご確認ください。
不用品回収業者に引き取ってもらう場合、枕単品であればおよそ数百円~1,000円ほどです。布団やマットレスなど他にも引き取って欲しい品がある場合は定額プランを利用しましょう。
軽トラックに載せられる分の不用品を定額で引き取ってもらえる「軽トラック載せ放題」の場合、処分費用はおよそ10,000~20,000円ほどです。
業者によって価格は大きく違いますので、3社ほどから相見積もりを取り、条件に合ったところに依頼するようにするとお得に利用できます。
枕処分する時の費用相場(※2023年5月現在)
|
自治体で大型ごみとして処分する |
400円ほど |
不用品回収業者に依頼する |
まくら単品:数百円~1,000円ほど
軽トラック載せ放題プラン:10,000~20,000円ほど |
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枕の処分に関するよくある質問
枕の処分に関する疑問や質問をまとめました。枕の処分についてお困りごとがある方は、是非参考にしてください。
枕の処分に関するよくある質問
- 枕って燃えるゴミ?燃えないゴミ?
- 風水では枕を捨てるのって縁起が悪いの?
- ニトリのような家具販売店で枕を引き取ってもらえる?
枕って燃えるゴミ?燃えないゴミ?
枕の素材によって、可燃ゴミになる場合と不燃ゴミになる場合があります。綿や羽毛、そば殻などが使用されているなら、可燃ゴミとして捨てられます。
低反発まくらなどのウレタン、パイプやポリエステルを素材とした枕は、自治体によっては不燃物に分別されます。お住まいの地域の分別ルールに合わせて処分してください。
風水では枕を捨てるのって縁起が悪いの?
風水的には、枕の汚れを「厄」として考えられているため、そのまま捨てるのは縁起が悪いとされています。気持ちよく処分するなら、枕をキレイに洗ってから処分しましょう。
他のゴミと一緒にゴミ袋に入れると運気が下がるとも言われていますので、運気をアップさせたい方は枕のみゴミ袋に入れるようにしてください。白い紙で包み、塩で清めてから処分するとさらに運気が上がるとされています。
ニトリのような家具販売店で枕を引き取ってもらえる?
ニトリのような家具販売店では、新たに家具を購入した場合使用済みの家具を引き取ってくれるサービスがありますが、枕に関しては対象外です。布団やまくらなどの寝具類は、基本的に家具販売店で引き取りを行っていません。
自治体の指示に従ってゴミの日に処分する、もしくは不用品回収業者に引き取ってもらうなどして処分してください。
まくらを処分する方法 まとめ
枕は基本的に自治体のゴミの日に処分できますが、素材によって燃えないゴミになる可能性があります。綿やそば殻、ヒノキなどの自然な素材のものは可燃ゴミですが、低反発まくらなどのウレタン、ビーズやパイプ、ポリエステルなどの素材は、自治体によっては不燃物に分類されますのでご注意ください。
大型の枕は、サイズによっては粗大ゴミとして扱われます。自治体によって30㎝以上、50㎝以上など粗大ゴミの対象となるサイズは違いますので、お住いの自治体の指示に従って処分してください。
高級枕など人気ブランドの枕であれば、リサイクルショップで売却することもできます。人気キャラクターの枕などもフリマアプリでは買い取り手が見つかりやすいので、出品してみるのも良いでしょう。
枕だけでなく、布団やマットレスなど多数処分したいものがある場合は、まとめて処分してもらえる不用品回収業者の利用が便利です。中には悪質な業者もありますので、自治体の許可を得ているか確認し、事前にネットの口コミや評判を確認してから依頼する業者を決めてください。
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