デスクワークに欠かせないオフィスチェア。長時間座っていても体に負担がかからないよう工夫されている製品も多いので、自宅で愛用している方も多いのではないでしょうか。
オフィスチェアは家庭で使っていた場合と、事業所など業務用で使っていた場合とでは処分方法に違いがあります。今回は、使用方法別の処分の仕方や処分費用をご紹介しますので、是非参考にしてください。
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家庭で使っていたオフィスチェアの処分方法
業務用製品の中には、家庭で使っていても産業廃棄物扱いになる製品もありますが、椅子は業務用の商品でも家庭で使っていれば一般的な家具と同じように処分できます。家庭で使っていたオフィスチェアの処分方法を5つに分けて解説します。
自治体で粗大ゴミとして回収してもらう
自宅で使っていたのであれば、自治体で粗大ゴミとして回収してもらえます。自治体に粗大ゴミの回収を依頼し、手数料分のゴミ処理券を貼り付け、指定された日時に家の前に出しておきましょう。
ゴミ処理券は、コンビニやスーパーなどで購入できます。
予約してから回収まで10日前後かかるので、スケジュールに余裕をもって処分しましょう。
メリット |
デメリット |
費用が比較的安い
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回収が申し込みから10日以上後になる
一部製品は自治体で回収不可
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ガスシリンダー製のものは回収不可の自治体も
ガスの圧力で高さ調節を行う「ガスシリンダー製」のオフィスチェアは、一部自治体では回収していません。処分予定の椅子がガスシリンダー製の場合は、お住いの自治体のホームページを確認してから処分してください。
ガスシリンダー製は解体も難しいので、家具販売店の引取や不用品回収業者を利用して処分しましょう。
解体してゴミの日に出す
オフィスチェアを解体するときは、ネジ・背もたれ・足の順に外して行きます。30cm以下に分解するには工具が必要ですので、慣れていない方にはお勧めしません。
パーツを30㎝以下に分解できれば、ゴミの日に出すことができます。無理に分解するとケガをする恐れがあるので、キャスターや背もたれなど工具を使って取り外せる程度にしておくのが安全です。
分解したパーツは、自治体のルールに従って分別して処分してください。
ガスシリンダー製は構造が複雑なため、分解は避けておいた方が良いでしょう。分解しても粗大ゴミ扱いとなる自治体もありますので、自治体のルールを確認してから作業を進めてください。
メリット |
デメリット |
無料で処分できる
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分解が困難な製品もある
分解しても粗大ゴミ扱いとなる自治体もある
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家具販売店で引き取ってもらう
ニトリや無印良品などの家具販売店では使用済みの家具の引取サービスがあり、購入時に古いものを引き取ってくれます。新しいオフィスチェアを購入予定であれば、配送時にそのまま古いものを引き渡せるので処分の手間もかかりません。
基本的には、処分費用を支払うことで購入した家具と同数量まで回収してもらえます。家具を1点購入した場合、引き取ってもらえるのはオフィスチェア1脚までです。
販売店によっては、テーブルなど異なる製品の購入ではオフィスチェアは回収してもらえませんのでご注意ください。
メリット |
デメリット |
手間がかからない
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新規購入時に限る
費用は高め
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フリマアプリに出品する
メルカリやラクマなどのフリマアプリでも、オフィスチェアは多数取引されているので、まだ使える状態であれば出品してみるのもおすすめです。写真を撮影しサイズを記載するなど出品に手間はかかりますが、売却できれば利益になります。
大型商品のため送料が高くなる点も考慮して、価格を設定しましょう。
メリット |
デメリット |
売れれば利益になる
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出品や発送に手間がかかる
すぐに売れるとは限らない
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不用品回収業者に引き取ってもらう
自治体の粗大ごみ回収では間に合わないなら、即日回収してくれる不用品回収業者を利用しましょう。最短なら連絡したその日に回収に来てくれます。
不用品回収業者であれば、ガスシリンダー製のオフィスチェアなど自治体で回収できない品の引き取りも可能です。あらゆる品物を回収してくれるので、他にも処分したいものがあればまとめて回収してもらいましょう。
メリット |
デメリット |
即日回収してくれる
自治体で回収不可の製品も回収可
他の不用品もまとめて処分できる
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費用が比較的高め
一部悪質な業者もある
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トラックでアナウンスしながら走る業者は危険!
「不用品があれば回収します」と宣伝しながら街中を走る廃品回収車を見かけることがありますが、ほとんどの場合悪質な業者です。「トラックに載せてから不当に高額な費用を請求された」という被害が後を絶ちません。
適正な運営をしている不用品回収業者がトラックを走らせながら営業に回ることはありませんので、利用しないでください。
不用品回収業者を依頼する際は、自治体の許可を得て運営しているところを選びましょう。ネットで口コミや評判を確認しておくとより安心です。
事業所で使用していたオフィスチェアの処分方法
事業所で使用するなど、業務用として使っていたオフィスチェアは産業廃棄物となるので、自治体の粗大ゴミ回収は利用できません。「産業廃棄物収集運搬業許可」を得ている業者に引取りを依頼することになります。
事業所で使っていたオフィスチェアの処分方法を2つご紹介しますので、参考にしてください。
事業所で使用していたオフィスチェアの処分方法
- オフィス製品の買取専門店で売却する
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
オフィス製品の買取専門店で売却する
まだ使える状態であれば、オフィス製品の買取専門店に査定してもらいましょう。リサイクルショップなどでも売却は可能ですが、オフィス製品を中心に買い取っている業者の方が需要が高く、高価買取になる可能性が高いです。
メリット |
デメリット |
売れれば利益になる
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使用感の少ないものに限る
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不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者の中には、産業廃棄物を処分できる資格を取得しているところもあります。事業所の閉鎖や移転に伴い、オフィスチェア以外にも多数不用品が出る場合、まとめて処分してもらうことも可能です。
買取対応している業者であれば、まだ使用できるものは買い取り、値段が付かないものだけを処分してもらうことができるので、トータルの処分費用を抑えることもできます。
メリット |
デメリット |
その他不用品もまとめて回収
買取可ならトータルの処分費用が安くなる
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業者によって料金体系が大きく違う
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オフィスチェアの処分にかかる費用
オフィスチェアの処分にかかる費用をご紹介します。処分する際は是非参考にしてください。
家庭で使っていたオフィスチェアの処分費用
家庭で使っていたオフィスチェアの処分費用の相場をまとめました。
家庭で使っていたオフィスチェアの処分費用の相場
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粗大ゴミとして出す |
400円ほど |
直接持ち込みで割引になる地域あり |
解体してゴミの日に出す |
無料 |
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家具販売店に引き取ってもらう |
1脚あたり3,000~4,000円 |
新規購入した家具と同数量まで |
不用品回収業者 |
1脚あたり1,000~2,000円 |
定額プラン利用なら10,000円~ |
粗大ゴミの手数料は自治体によって異なりますが、東京都ではほとんどの区が400円、大阪府大阪市でも400円となっています。直接クリーンセンターに持ち込むことで、費用が安くなる自治体もあるので、搬出が可能であれば検討してみてください。
事業所で使っていたオフィスチェアの処分費用
不用品回収業者で処分する場合、1脚あたり1,000~2,000円で処分できます。1点ずつ回収するとなると費用がかさみますので、複数処分するなら定額プランの利用が便利です。
「軽トラック載せ放題プラン」なら、軽トラックに載せられる分の不用品を、10,000~20,000円でまとめて回収してもらえます。
業者によって料金プランが大きく違うので、複数の業者から見積もりを取り、比較してから依頼するのがおすすめです。
オフィスチェアの処分なら日本不用品回収センターにお任せください
オフィスチェアの処分なら、日本不用品回収センターにお任せください。家庭用だけでなく、事業所の粗大ゴミも回収いたします。
1点からでも回収いたしますが、複数回収の場合は定額プランがご利用いただけます。SS~LLまで幅広い料金プランをご用意しておりますので、不用品の分量に合わせて無駄のないプランをご利用いただけます。
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日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件を超える回収実績
- 即日対応可能
- 深夜・早朝の回収にも対応
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オフィスチェアの処分に関するQ&A
オフィスチェアを処分する時によくある質問や疑問をまとめました。処分時にお困りごとのある方は、是非参考にしてください。
オフィスチェアの処分に関するQ&A
- オフィスチェアを無料で処分する方法はある?
- オフィスチェアを分解する方法は?
- ニトリなど家具販売店で引き取ってもらえる?
オフィスチェアを無料で処分する方法はある?
オフィスチェアは基本的には大型込みに分類されますが、パーツを分解してゴミの日に出せるサイズにすることで無料で処分できます。一部の自治体では分解しても粗大ゴミ扱いになる地域もありますのでご注意ください。
費用をかけずに処分したいなら、売却するといった方法もあります。
人に譲ることでも無料で手放せますので、周りにオフィスチェアを必要としている人がいないか探してみましょう。知人に見つからない場合は、ジモティーなど地域のリユース促進サービスを利用するのもおすすめです。
オフィスチェアを無料で処分する方法
- 分解してゴミの日に出す
- リサイクルショップやフリマアプリで売却する
- 知人に譲る
- ジモティーで引き取り手を探す
オフィスチェアを分解する方法は?
背もたれやキャスターなど、ドライバーを使ってネジを緩めて分解します。一般的な工具を使って外す程度では不燃ゴミとして処分できるサイズにならない場合は、粗大ゴミとして処分するのがよいでしょう。
ハンマーなどを使えば細かく解体できるものもありますが、ケガをするリスクも高まります。
ガスシリンダー製のオフィスチェアなどは分解が非常に困難です。ハンマーなどでたたく際にガスシリンダーを破損してしまうと爆発する恐れもあり大変危険なので、そのまま粗大ゴミに出す、もしくは不用品回収業者に引き取ってもらうことをおすすめします。
ニトリなど家具販売店で引き取ってもらえる?
ニトリやマナベインテリアハーツなどの各販売店では、新規購入時に限り使用済みの家具を回収しています。各販売店の条件と費用は下記の通りです。
家具販売店の引き取り費用と条件
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ニトリ |
1脚あたり4,400円 |
購入した家具と同数量まで
(組み立て家具は不可) |
マナベインテリアハーツ |
1脚あたり3,300円
(関西エリアは4,400円) |
購入した家具と同一品種に限り同数量まで |
引取りの条件は、販売店によって異なります。周辺環境によって別途手数料が必要なケースもありますので、詳細は購入時に販売店に確認してください。
オフィスチェアを処分する方法 まとめ
オフィスチェアを処分する際は、家庭用で使っていた場合と事業所で使っていた場合で処分方法が異なります。
家庭で使っていたものなら粗大ゴミとして回収してもらえますし、解体できるものならゴミの日に出すことで無料で処分することも可能です。新しい椅子を購入予定であれば、発送時に販売店で引き取ってもらうこともできます。
他にも不用品があるなら、不用品回収業者に回収してもらうのも良いでしょう。
事業所で使っていたものは、産業廃棄物扱いになるため、自治体では処分できません。使用感の少ないものなら売却できますが、捨てるなら「産業廃棄物収集運搬業許可」を得た不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。
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