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マニキュアの処分方法を徹底解説!そのまま捨てるのはNG?

マニキュアの処分方法を徹底解説!そのまま捨てるのはNG?

マニキュアは毎年新色が出るため、ついつい買ってしまいますね。
新しいものを購入している内に気が付いたら古くなったものを溜めてしまっているという方は多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、溜めてしまいがちなマニキュアの正しい処分方法を紹介します。

この記事を読んでわかること
  • そのまま捨ててはいけない
  • 水道に流すと詰まる危険性がある
  • 容器・キャップ・中身に分別してから処分する

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【結論】マニキュアをそのまま捨てるのはNG!

そのまま捨てるのはNG!

まず結論から書きますと、マニキュアをボトルに入ったままの状態で捨てる行為は絶対やってはいけません。
今まで捨てる際はそのまま捨ててしまっていたという方は、間違っているのですぐにやめましょう。

ペットボトル飲料を捨てる際に、中身の液体が残ったままの状態で捨てようと考える方は少ないかと思います。
ほとんどの方は中身を捨てて、ラベルやキャップを取り外してから分別して捨てているのではないでしょうか?

ペットボトル飲料を捨てる際と同様に、マニキュアを捨てる場合も中身の液体と容器、キャップをそれぞれ分別して捨てる必要があります。
それぞれが何ゴミに当たるのかは素材やお住まいの地域によって変わりますが、すべて一緒に同じゴミとして捨ててしまってはだめです。

マニキュアの正しい処分方法を紹介

正しい処分方法を紹介

マニキュアも分別する必要があると知らず、分別をしていない状態で捨てていたという方は正しい処分方法を把握しておきましょう。
正しい処分方法は、下記の通りです。

マニキュアの正しい処分方法
  • 容器・液・キャップをそれぞれ分ける
  • 自治体のルールを確認
  • 不用品回収業者に引き取ってもらう

下記からはそれぞれの処分方法を詳しく紹介していきます。
処分を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

マニキュアの処分方法①容器・液・キャップをそれぞれ分ける

処分方法1つ目は、「容器・液・キャップをそれぞれ分ける方法」です。
マニキュアを処分する際は、まず最初に容器と中身の液体、キャップをそれぞれ分けましょう。

中身の液体は、古紙や古布、ティッシュなどに沁み込ませて燃えるごみとして捨てます。
稀に中身の液体をそのまま流しに流そうとする方がいますが、中身の液を水道に流してしまうと水道管の中で固まってしまい、最悪の場合水道屋さんを呼んで配管を取り換えることになってしまいます。

一度でも流してしまうと、自力で解決できない状態になってしまうので注意しましょう。
容器は資源ごみ、キャップは燃えないごみにあたります。

またキャップにハケが付いているケースが多いですが、キャップに付属しているハケは外さずにそのままキャップと一緒に捨ててしまって問題ありません。

マニキュアの処分方法②自治体のルールを確認

処分方法2つ目は、「自治体のルールを確認する方法」です。
一般的には容器のボトルは資源ごみ、キャップとハケは燃えないごみ、中身の液は燃えるごみに分類されることが多いですが、細かい処分方法はお住まいの地域によって変わってきます。

そのため捨てる際は、分別する前に住んでいる地域の自治体ルールを確認するようにしましょう。
ボトルはビンでできていることが多いですが、そのまま出せる場合と内部に付着した液体をふき取っていない物は可燃ごみになるケースがあります。

知っているつもりでも勘違いしていることもあるので、捨てる際は一度しっかりとお住まいの地域のごみ出しルールをチェックするようにしましょう。

マニキュアの処分方法③不用品回収業者に引き取ってもらう

処分方法3つ目は、「不用品回収業者に引き取ってもらう方法」です。
不用品回収業者とは、いらなくなった家具や処分が面倒な物などの回収・処分を有料で行っている業者です。

不用品回収業者と利用すると、マニキュアのような捨てる際に分別が必要な処分が面倒な物であっても、分別をしない状態で回収してもらうことができます。
いらないマニキュアをたくさん溜めこんでしまっていて、処分が分別するのが面倒だと感じる方は、不用品回収業者の利用を検討してみましょう。

マニキュアをまとめて処分する程度であれば1,000円から3,000円程度で依頼することができます。
もちろん一緒に他の物を回収してもらうことも可能です。

マニキュアの中身の処分方法について

中身の処分方法について

中身の処分方法を紹介します。
マニキュアが固まってしまっている場合と、固まっていない液体の状態の場合の2つのケースの処分方法をそれぞれ紹介するので、手放そうと考えている方はぜひ参考にしてください。

なお、マニキュアを流しや洗面所にそのまま流してしまう行為は絶対やってはいけません。
流しにマニキュアを流してしまうと水道管の中で固まり、つまりの原因となってしまいます。

マニキュアによる詰まりは水道管の交換が必要になるため、間違ってもしてしまうことのないよう注意してください。

①マニキュア液を出せる場合

まず固まっていない場合の処分方法を紹介します。
中身が固まっておらず液体状態の場合には、古紙などにすべて出して染み込ませてから燃えるごみとして処分しましょう。

稀に水道や洗面所に直接流す方がいますが、水道に流してしまうと水道管の中で固まり詰まってしまうため絶対にやってはいけません。
間違っても水道に流すことはないようにしましょう。

わざわざボトルから出して古布やティッシュに染み込ませるなんて面倒なことはしたくないと考えている方は、不用品回収業者を利用することがおすすめです。
不用品回収業者では分別していない状態でも回収を行っているため、わざわざ分別をしなくてもまとめて片付けることができます。

②マニキュア液が固まっている場合

処分したいと考えている方の中には、中身の液体が固まってしまっている方もいるかと思います。
もしも購入してからかなりの時間が経過しており、ボトルの中で液が固まってしまっている場合は、中身を溶かしてから古布やティッシュ、古紙などに染み込ませて燃えるごみとして処分しましょう。

マニキュアを溶かす方法は、下記の2つです。

マニキュアが固まっている場合の処分方法
  • 湯せんをして溶かす
  • 化粧水・目薬で溶かす

湯せんをして柔らかくする

固まってしまったマニキュアを溶かすおすすめの方法1つ目は、「湯せん」です。
湯せんはお湯さえあればできるため、一番簡単に溶かすことができます。

容器にお湯を注いで、ボトルごと漬け込み20秒ほど様子を見ましょう。
マニキュアによっては20秒では溶けないため、湯煎してみて溶けていなかった場合は、もう少し付け込むなど微調整をしてみてください。

熱湯を使ってしまうと火傷してしまう恐れがあるため、熱湯よりもぬるま湯の使用がおすすめです。
湯せんの際に中の液が漏れ出てくる可能性が考えられます。

気になる方は湯せんの容器に牛乳パックなどや紙コップなどの使い切りの食器を使いましょう。

化粧水・目薬で柔らかくする

固まってしまったマニキュアを溶かすおすすめの方法2つ目は、「化粧水や目薬を使用する方法」です。
これはあまり知られていないのですが、固まってしまったマニキュアは化粧水や目薬を中に数滴垂らしかき混ぜると溶かすことができます。

もちろんこの方法を使用して溶かした場合にも、これまでどおり爪に塗って使うこともできます。
簡単にどのご家庭にもあるようなものでも溶かせるため、すぐに分別して処分したいと考えている方はぜひ試してみてください。

元通り使えるようにするため溶かしたい場合には、何度も目薬・化粧水を使うと成分が変わって発色などが変化する可能性があるため注意してください。

除光液で柔らかくする

マニキュアを落とすときに使う除光液でも溶かせると考える方もいるかと思います。
しかしマニキュアのボトルに直接除光液を入れる行為は、実は一番NG行為です。

なぜダメなのかというと、ボトルに直接除光液を入れてしまうと、除光液が気化した際にボトルを割ってしまう可能性があるからです。
ボトルがいきなり割れると最悪ケガをすることになるので、間違っても除光液を直接ボトルに入れるのはやめましょう。

急いでいる方は、化粧水や目薬のような家庭にあるものでもマニキュアを溶かせるため、そちらの方法を利用してみてください。

マニキュアのNGな処分方法について

NGな処分方法について

マニキュアの絶対にNGな処分方法を紹介します。
絶対にNGな処分方法は、下記の通りです。

マニキュアの絶対にNGな処分方法
  • 中身が入ったまま捨てる
  • 水道に流す
  • ボトルごと捨てる

下記からはそれぞれについて詳しく解説していきます。
これから捨てる予定がある方は、間違える前に一度ご確認ください。

マニキュアのNG処分方法①中身が入ったまま捨てる

絶対にNGな処分方法1つ目は、中身が入ったまま捨てることです。
よく捨てる際に分別が必須なことを知らず、中身が入ったままの状態で捨てる方がいますが、マニキュアは基本的に分別が必須です。

めんどうかもしれませんが、中身の液を使い切らずに手放す際は中身を出し使わない古紙などに染み込ませてから燃えるゴミとして捨てましょう。
なおボトルは資源ごみ、キャップとハケは燃えないごみにあたります。
分別をせずに回収に出すと、回収されない可能性もあるので注意してください。

分別がしたくないと感じる方は、不用品回収業者などの分別が必要ない処分方法を検討してみましょう。

マニキュアのNG処分方法②排水溝に流す

絶対にNGな処分方法2つ目は、水道に流すことです。
よくマニキュアが液体なことから処分の際に、水道に流す方がいますが水道に流す行為は絶対にNGです。

流しや水道に中身の液を流してしまうと、水道管の中で固まり水道が詰まってしまいます。
目で見える部分で固まったマニキュアは除光液で落とすことができますが、水道管の中で固まってしまったものは、水道管を取り換えるなどの対処をしなければ修復することができません。

水道管の交換をすることになると、それなりのお金がかかってしまうため、間違えても水道などに流すことのないよう注意してください。
マニキュアは、古布や古紙に染み込ませて燃えるごみとして処分しましょう。

マニキュアのNG処分方法③ボトルごと捨てる

絶対にNGな処分方法3つ目は、ボトルごと捨てることです。
マニキュアはサイズも小さく、ボトルに入っていることからボトルごと捨ててしまう方が多いですが、実はボトルごと処分するのは間違いです。

ペットボトル飲料を中身が入ったままの状態で捨てるのがNGなように、マニキュアもほとんどの地域で分別が必須となっています。
手放す際は必ず分別をしてからそれぞれ適した方法で処分するようにしましょう。

中身の液体はつかわない古布やティッシュに染み込ませた状態で燃えるごみとして捨てることができ、キャップやハケは燃えないごみとして捨てることができます。
また、ボトルは資源ごみになるケースが多いです。

古いマニキュアの活用方法3選

活用方法3選

古くなってしまったマニキュアは、捨てる以外にも活用方法があります。
具体的なの活用方法は、下記の3つです。

古いマニキュアの活用方法3選
  • 新しい色を作ってみる
  • ほつれ止めとして活用する
  • ボトルを再利用する

下記からはそれぞれについて詳しく解説していきます。
捨ててしまう前にぜひ一度ご確認ください。

①新しい色を作ってみる

おすすめの活用方法1つ目は、「新しい色を作ってみる方法」です。
古くなったマニキュアを処分するか迷う理由は、色が好みではなくなったからという方が多いのではないでしょうか?

購入した当時は魅力的に見えたとしても、時間が経つと好みじゃなくなってしまうことはよくあります。
もしも色が原因で処分を迷っているという方は、他のマニキュアと混ぜ合わせて自分だけのオリジナルカラーをつくることがおすすめです。

マニキュアが2つ以上あれば、だれでも簡単に新しい色をつくることができるため、捨てるか迷っている方はぜひ試してみてください。
マニキュアだけでなく、アイシャドウやグリッターなどの異素材と混ぜるのもおしゃれになっておすすめです。

②ほつれ止めとして活用する

おすすめの活用方法2つ目は、「ほつれ止めとして活用する方法」です。
あまり知られていませんが、マニキュアは時間が経つと硬化することからほつれ止めとしても使用することができます。

しかしほつれ止めと言われても、裁縫なんて普段しないしと感じる方もいるかと思います。
普段裁縫をしない方でも、ストッキングの伝線などほつれ止めが役に立つシーンは日常的に多いです。

ほつれ止めを持っていないという方は、1つは捨てずにとっておくことがおすすめです。
色が気になる方は、トップコートやベースコートをほつれ止め用にしてみましょう。

古いマニキュアの活用方法はほかにもあるため、色のあるものは新色づくりなどで活用してみてください。

③ボトルを再利用する

おすすめの活用方法3つ目は、「ボトルを再利用する方法」です。
マニキュアは中身だけでなくボトルにもこだわられている製品が多く、ほとんどがかわいいデザインやおしゃれなデザインになっています。

そのため、ボトルだけでもインテリア小物として再利用することができます。
インテリア小物以外の使い道としては、一輪挿しやペーパーウェイトなどがあります。

自分のアイデア次第では無限の再利用方法があるため、使わなくなってしまったけどボトルの見た目は気に入っているマニキュアがあるという方や、パッケージ買いしたマニキュアがある方は、ボトルだけでも捨てずにとっておき、再利用してみてはいかがでしょうか?

【まとめ】マニキュアの処分方法を徹底解説!そのまま捨てるのはNG?

【まとめ】マニキュアの処分方法を徹底解説!そのまま捨てるのはNG?

本記事ではマニキュアの処分方法と再利用方法について紹介しました。
いかがだったでしょうか?

マニキュアは液体なことから水道に流そうとする方が多いですが、水道に流してしまう行為は大変危険です。
間違えて流してしまうと水道管の中で固まり、水道管を取り換える事態に発展してしまいます。

処分する際は必ず中身とボトル、キャップを分別して処分に出すようにしましょう。
本記事がマニキュアの処分でお困り中の方のお役に立てれば幸いです。

日本不用品回収センター加藤執筆者
加藤
ハウスキーピング協会認定 整理収納アドバイザー。2020年から整理収納コンサルタントとして活動。「部屋の乱れは心の乱れ」をモットーに、一般家庭から企業のオフィス環境の改善までコンサルタント業務を手掛ける。学生時代からコラムニストとしても活動し、不用品回収や収納ノウハウを中心とした記事執筆を行っている。
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