大掃除を張り切りすぎて燃えるゴミが大量に出てしまい処分に困っている方はいませんか?
大掃除などでいつも以上に大量のごみが出てしまった場合は、いつも通りの方法で処分してはいけません。
そこで本記事では、大量の燃えるゴミを素早く処分するための方法を紹介します。
この記事を読んでわかること
- 自治体の戸別回収は、一度に燃えるゴミを出せる量に制限がある
- ゴミ袋1つに入るゴミの量の目安は5キロ
- 処分を急いでいる場合は、不用品回収業者がおすすめ
- お店や公共施設のごみ箱に家庭ごみを捨てる行為は違法
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【要注意】燃えるゴミを大量に捨てるのはルール違反!
ご存じない方が多いですが、実は燃えるごみを一度に大量に捨てる行為はルール違反です。
戸建て住宅のようにゴミを出した人が特定できる場合は、回収を断られる可能性があります。
ゴミ捨て場は自分だけのごみを出す場所でなく、その地域に住んでいる方が共有で利用している場所です。
各自自宅の前にゴミを出す形式の地域以外は、一度に大量の燃えるごみを出したとしてもバレずに咎められないことも多いですが、確実に近隣にお住まいの方の迷惑になるので絶対にやめましょう。
基本的にはどこの地域でも一回の回収あたり出して良い燃えるゴミの量は決まっているので、知らない方はすぐに確認するようにしてください。
一度に出すことができる燃えるゴミの量の調べ方については次の章で紹介しているので、そちらを参考にしてください。
【何袋まで?】自治体で出せる燃えるゴミの量を調べる方法
一度に出すことができる燃えるゴミの量は、お住まいの地域によって違います。
知らなかったとしても、ルールを破ると回収を拒否されるケースもあるため注意しましょう。
わからない場合は、「地域名と燃えるゴミ」や「地域名と分別」などのワードでネット検索することで簡単に調べられます。
一度に出せる燃えるゴミの量は、45リットルのごみ袋2~4個くらいの場所が多いです。
なお、引っ越しや大掃除などの理由で大量に燃えるゴミが出てしまった人への救済措置としてゴミ処理施設へのごみの持ち込みを受け付けている地域もあります。
すでに大量の燃えるごみを抱えて困っているという方は、ゴミの持ち込みが可能かどうかも合わせて調べてみましょう。
1つのゴミ袋で捨てることが出来る量は5kgまで
1つのごみ袋に入れることができるゴミの量は、おおよそ5キロ今すぐ不用品回収を依頼するくらいまでです。
どんなものでも確実に5キロまで入るというわけではありませんが、燃えるごみを捨てる際の1つの目安になるので参考にしてください。
燃えるゴミのゴミ袋は、意外と頑丈で伸びるように作られているため、先端がとがっている物を入れない限りは、袋がパンパンになるくらいまでゴミを詰め込んだとしても破れてしまうことはありません。
ゴミ袋は基本的に袋の個数で計算されるため、ゴミが多い際はできる限り詰め込んでから処分にだすことがおすすめです。
なお単体で5キロを超えるような重い物を処分する際は、素材から見ると燃えるゴミになったとしても粗大ゴミに分類される地域が多いので注意しましょう。
大量の燃えるゴミを捨てる方法9選
大量の燃えるごみを捨てす際におすすめの処分方法を紹介します。
大量の燃えるゴミの処分で困っている際は、下記の9つの処分方法がおすすめです。
大量の燃えるゴミを捨てる9つの方法
- 燃えるゴミを少量ずつにして出す
- 家族や頼れる友人にゴミをだしてもらう
- 自治体に燃えるゴミの回収を依頼する
- 自治体が指定するゴミ処分場へ直接持ち込む
- 不用品回収業者へ回収を依頼する
- 紙などの燃えるゴミは資源ゴミとして捨てる
- リサイクルショップへ持ち込んでみる
- メルカリなどのフリマアプリで販売してみる
- 回収サービスを行っているお店に相談する
燃えるゴミを少量ずつにして出す
大量の燃えるごみを捨てるおすすめの方法1つ目は、「燃えるゴミを少量ずつにして出す方法」です。
自治体の燃えるゴミの戸別回収には、一度に出せる量に制限があることがほとんどです。
制限があることが多いですが、時間的に余裕がある方や燃えるゴミの中身が生ごみのような長期保存がきかない物以外の場合には、計画的に少量ずつ出すことで戸別回収でも大量の燃えるゴミを処分することができます。
処分を特別急いでいないという方や処分費用を節約したい方は、少量ずつ小分けにして出す方法を検討してみましょう。
ゴミ袋が10個あったとしても、1回収日当たり1袋出すことができれば週に2袋処分できるため約1か月ですべてを処分しきることができます。
家族や頼れる友人にゴミを出してもらう
大量の燃えるごみを捨てるおすすめの方法2つ目は、「家族や頼れる友人にゴミを出してもらう方法」です。
もしも近隣や車で行けるような距離に住んでいる友人・家族がいるなら、大量に出てしまった燃えるゴミの一部を代わりに出してもらう選択肢もあります。
仲が良くゴミ出しも頼めるような関係性の友人・家族がいる方は頼ることも検討してみましょう。
しかし誰しも人のごみを渡されたら多少は嫌な気分になるため、ゴミ出しを依頼する際はよく考えてから決めるようにしてください。
関係が悪くなったりゴミの中身を見られたりする可能性も少なくありません。
なお遠方の家族に頼む場合は、ゴミ袋を変えなければいけない可能性が高いです。
自治体に燃えるゴミの回収を依頼する
大量の燃えるごみを捨てるおすすめの方法3つ目は、「自治体に燃えるゴミの回収を依頼する方法」です。
お住まいの地域によっては、自治体に連絡をすることで燃えるゴミの回収日以外に燃えるゴミを個別に回収してもらうことができます。
もちろん無料ではなく、地区ごとの戸別回収サービスよりも処分費用は割高ですが、自治体のサービスのため業者を利用するよりは安く済むことが多いです。
大量の燃えるゴミの処分に困っている方は、お住まいの地域の自治体に問い合わせてみましょう。
なおこのサービスは、対応していない自治体も少なくないため、利用の際は必ず頼めるわけではないことを頭に入れておいてください。
高齢者限定などの制限が設けられているケースも少なくありません。
自治体が指定するごみ処分場へ直接持ち込む
大量の燃えるごみを捨てるおすすめの方法4つ目は、「自治体が指定するごみ処分場へ直接持ち込む方法」です。
お住まいの地域によっては、自治体の戸別回収以外にも自治体が指定する処分場へ直接持ち込むことで燃えるゴミを処分することができます。
多くの場合、自治体の戸別回収同様に格安料金で燃えるゴミを処分できるため、処分費用を節約したいと考えている方に最適です。
戸別回収とは違い、いつでもだれでも利用できるわけではなく、年に1家庭あたり数回までという制限や事前の予約が必須となっているケースが多いので、持ち込みを行う際は必ず事前に詳しく調べるようにしましょう。
いきなり持ち込んでしまうと、回収を断られる可能性があります。
不用品回収業者へ回収を依頼する
大量の燃えるごみを捨てるおすすめの方法5つ目は、「不用品回収業者へ回収を依頼する方法」です。
不用品回収業者とは、家具から資源ごみまでいらない物を何でも回収してくれる業者です。
不用品回収業者を利用すると、どれだけ大量のごみであっても1日で全て回収・処分してもらうことができます。
そのため、大掃除などで大量の燃えるごみが出てしまったけど地域のルールで一度に捨てられる燃えるゴミの数に上限があるという方に最適です。
引っ越しなどで燃えるゴミの処分を急いでいるという方、燃えるゴミを捨てられる量に上限がある方は、不用品回収業者の利用も検討してみましょう。
なお、回収量や対応速度が他の処分方法よりも優れている分、他の処分方法よりも処分費用が掛かる傾向にあるので処分費用を安く抑えたい方は注意してください。
紙などの燃えるゴミは資源ゴミとして捨てる
大量の燃えるごみを捨てるおすすめの方法6つ目は、「紙などの燃えるゴミは資源ゴミとして捨てる方法」です。
チラシなどの紙のごみを燃えるごみとして捨てている方をよく見かけますが、紙のごみは「雑誌・雑紙」や「資源ごみ」などの区分に分類されます。
正しく処分すればリサイクルできる大切な資源であり、無料で回収してもらえるため極力燃えるゴミではなく「雑誌・雑紙」や「資源ごみ」として回収に出すようにしましょう。
回収に出す際は、地域の指定のごみ袋に入れる必要はなく、紐で縛ったり紙袋にまとめていれたりするだけで回収してもらえます。
なお、汚れた紙・銀紙・表面が加工されている紙などは資源ごみにはなりません。
リサイクルショップへ持ち込んでみる
大量の燃えるごみを捨てるおすすめの方法7つ目は、「リサイクルショップへ持ち込んでみる方法」です。
もしも処分しようと考えている燃えるゴミの中身が生ごみやちり紙などといった確実に買い取ってもらえない物ではなく、古着や家具のようなものの場合は、処分に出してしまう前にリサイクルショップへ持ち込んでみることがおすすめです。
ゴミとして処分しようとするとお金がかかってしまいますが、もしも無料でも引き取ってもらうことができれば処分費用を大きく節約することができます。
持ち込んで査定に出すだけなら無料のため、大量の燃えるゴミの処分に困っているという方はリサイクルショップへの持ち込みも検討してみましょう。
メルカリなどのフリマアプリで販売してみる
大量の燃えるごみを捨てるおすすめの方法8つ目は、「メルカリなどのフリマアプリで販売してみる方法」です。
もしも処分を考えている燃えるゴミの中身が、生ごみやちり紙のように誰から見てもゴミな物ではなく、古着や子供のおもちゃ、雑貨などの場合はごみとして捨てる前にフリマアプリで販売してみることがおすすめです。
メルカリなどのフリマアプリは、基本的に商品の売買が成立するまでは無料で利用することができるため、ゴミの処分費用を安く抑えられる可能性が高いです。
買い手が見つかるまで待たなければいけないという手間がありますが、物によっては処分費用をプラスにすることもできます。
時間に余裕があり、処分費用をできるだけ抑えたい方は、フリマアプリの利用も検討してみましょう。
回収サービスを行っているお店に相談する
大量の燃えるごみを捨てるおすすめの方法9つ目は、「回収サービスを行っているお店に相談する方法」です。
家具や衣類は販売元である、メーカーで回収を行っているケースが多いです。
回収の料金はメーカーによって違いますが、無料のケースも少なくないため、衣類や家具を燃えるごみとして処分したいと考えている際は、販売元メーカーの回収サービスの利用も検討しましょう。
大手衣類販売店であるGUやユニクロでは、店頭に回収ボックスが設置されており、予約や面倒な手続きをすることなく簡単にいらなくなった衣類を回収してもらうことができます。
家具の場合は、それなりのサイズや重さがあることから回収サービスの申し込みを行って郵送で回収のケースが多いです。
燃えるゴミの誤った処分方法について
下記のような燃えるゴミの処分方法は間違っています。
心当たりがある方はすぐにやめるようにしましょう。
燃えるゴミの誤った処分方法
- 自分が住んでいないマンション・アパートのゴミ捨て場に捨てる
- お店や公共施設のごみ箱に勝手にゴミを捨てる
- マンション・アパートのゴミ捨て場に事業ゴミを出す
自分が住んでいないマンションやアパートのゴミ捨て場に勝手にゴミを捨てる行為やお店・公共施設のゴミ箱に勝手にゴミを捨てる行為は不法投棄という犯罪に当たります。
不法投棄をすると、悪気はなかったとしても5年以下の懲役か1,000万円以下の罰金を科せられ可能性があります。
自分は軽い気持ちだったとしてもゴミ捨て場やゴミ箱を管理している方からしたら大変な迷惑になるので絶対にやめましょう。
もし燃えるゴミを大量に出す人をみかけたら
大量に燃えるゴミを一度に出すことは、ルール違反だということがわかりましたが、自分以外の人が大量に燃えるごみを出しているのを見かけてしまったらどうしたら良いのでしょうか?
自分がルールを守っているのに、自分と同じゴミ捨て場を使っている別の人がルールを守っていないのを見かけてしまったらイラっと感じてしまいますよね。
ですが、もしもルールを破って大量の燃えるゴミを出している人を見かけても、直接ルール違反を指摘することだけは絶対にしないようにしましょう。
面と向かってルール違反を指摘してしまうと、自分に非がなくても相手の怒りを買ってしまいトラブルに巻き込まれる可能性が非常に高いです。
アパートやマンションにお住まいの方は大家や管理会社の方に、戸建て住宅にお住まいの方は自治会長に相談するようにしてください。
燃えるゴミが大量にある場合は不用品回収業者がおすすめ
大量の燃えるごみを処分する方法は、上記で紹介したように複数ありますが最もおすすめの処分方法は「不用品回収業者の利用」です。
不用品回収業者の利用がおすすめな理由は下記の2つです。
大量の燃えるゴミの処分に不用品回収業者がおすすめな理由
- 燃えるゴミの量に制限なく回収してもらえる
- 最短で即日の回収が可能
①燃えるゴミの量に制限なく回収が可能
大量の燃えるゴミの処分に不用品回収業者がおすすめな理由1つ目は、「燃えるゴミの量に制限なく回収が可能なこと」です。
不用品回収業者では、自治体の回収サービスのように回収量に制限がありません。
量が多ければ多いだけ費用も高くなってしまいますが、ゴミ屋敷のゴミを全部まとめて処分したいといったようなごみの規模でも、量で断られることはないため大量の燃えるゴミの処分で困っている方に最適です。
価格の目安は軽トラック1台分で5,000円~10,000円です。
②最短で即日の回収が可能
大量の燃えるゴミの処分に不用品回収業者がおすすめな理由2つ目は、「最短で即日の回収が可能なこと」です。
自治体の回収に出す場合、回収に出せるのは週に2度で、さらには一度に回収に出せるゴミの量に制限があります。
しかし不用品回収業者を利用する場合、最短で即日回収に来てもらうことが可能です。
もしも引っ越しなどの理由でゴミの処分を急いでいるという場合は、自治体の回収だけでなく不用品回収業者の利用も検討してみましょう。
【まとめ】燃えるゴミを大量に出すのはNG?素早く処分する方法を解説!
本記事では大量の燃えるごみを素早く処分するための方法を紹介しました。
いかがだったでしょうか?
燃えるごみを一度に処分できる量は、お住まいの自治体ごとに異なりますが、基本的に大量の燃えるごみを自治体の回収に出す行為はNGです。
近隣にお住まいの方の迷惑になるので、注意しましょう。
本記事が大量の燃えるゴミの処分でお困り中の方の、お役に立てれば幸いです。
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