大理石の処分方法6選｜処分費用と買取相場を解説

最終更新日：2024/05/16

大理石で作られている製品は、いらなくなった場合どのように処分すれば良いのでしょうか？
普段頻繁に捨てる機会がないと捨て方に困ってしまいますよね。

そこで本記事では大理石で作られている製品の処分方法を紹介します。
具体的な手放し方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

大理石テーブルは粗大ごみとして処分できない自治体が多数

大理石テーブルは一見粗大ゴミにしかみえませんが、粗大ゴミとしては回収を行いっていない自治体が多いです。
なぜ粗大ゴミとして回収していないのかというと、素材が石で作られているからです。

石製品は小さい物であれば不燃ゴミとして捨てることが出来ますが、家具などのように大きな品の場合産業廃棄物に分類されてしまいます。
自治体のごみ収集は自宅から出る家庭ごみのみの回収を対象としているため、産業廃棄物にあたる大理石製品は回収の対象外となっているのです。

なお、大理石風の木製やプラスチック製などであれば、粗大ゴミとして自治体の回収に出すことができます。
大理石テーブルを処分する際は、最初に本物の大理石なのか大理石風製品なのかを調べるようにしましょう。

大理石のテーブルを処分する方法6選

大理石のテーブルを処分する方法を紹介します。
大理石製品は一見粗大ゴミのように見えますが、実は粗大ゴミとしての回収を行っていない自治体の方が多いです。

下記からはそれぞれの処分方法について詳しく紹介していきます。

大理石専門店に買い取りを依頼する

大理石の処分方法1つ目は、「大理石専門店に買取を依頼する」です。
手放そうと考えている大理石のテーブルが、状態が良くまだまだ使える物の場合や高級品で購入時に数十万円した物の場合は、捨ててしまうよりも大理石専門店に買取を依頼することがおすすめです。

なぜなら、処分に出すよりも買取に出した方が圧倒的に安く手放すことができるからです。
大理石専門店とは大理石製品を専門的に取り扱っている専門店で、大理石でできた製品であったら高く買い取ってもらうことができます。

大理石のテーブルを売却する方法は専門店の利用以外にもたくさんありますが、一般的なリサイクルショップに持ち込むよりは知識があり高価買取も狙える専門店に依頼することがおすすめです。

アプリを使って欲しい人を募集する

大理石の処分方法2つ目は、「アプリを使ってほしい人を募集する」です。
掲示板アプリである「ジモティー」を利用すれば、お金を掛けずに大理石テーブルを欲しがっている人を探し、譲ってあげることができます。

大理石のテーブルは処分費用が安くないため、欲しがっている人に譲ることができるのであれば譲ってしまった方が安く処分できます。
ジモティーは利用料などが一切かからず、フリマアプリなどと違って0円で引き取り手を募集することができるため、多少劣化しているテーブルであっても引き取り手が見つかる可能性が高いです。

出来ればお金を掛けずに処分したい場合、処分を急いでいない場合はジモティーの利用も検討してみてください。

フリマアプリに出品し販売する

大理石の処分方法3つ目は、「フリマアプリ出品し販売する」です。
手放そうと考えている大理石テーブルの状態が良いのであれば、フリマアプリ出品し販売することがおすすめです。

フリマアプリとは、個人間でいらなくなった物や使っていない物などを売買できるアプリで、登録から販売まで無料で行うことができます。
処分に出す場合にはお金がかかってしまいますがフリマアプリ出品し販売することができれば処分費用をプラスにすることもできるため、処分を急いでいないのであれば試しに販売に出してみることがおすすめです。

なお、買い手が見つかった場合は、テーブルを購入者の自宅まで郵送しなければいけないため送料がかかります。
販売する際には必ず送料のことも考えてから販売価格を設定するようにしましょう。

リサイクルショップに買い取りを依頼する

大理石の処分方法4つ目は、「リサイクルショップに買取査定を出す」です。
手放そうと考えている大理石テーブルの状態が良いのであれば、近隣のリサイクルショップに買取査定を出すことでも処分することができます。

買取に出せるのであれば、買取に出した方が仮に買取値が0円だったとしても安く手放せるため、近隣にリサイクルショップがある方は検討してみてください。

リサイクルショップに買取の依頼をする際は、持ち込みよりも出張買取を依頼することがおすすめです。
持ち込みを選択してしまうと、わざわざ店頭まで運んだにもかかわらず買取を断られて持ち帰ることになりかねないので注意してください。

なお大理石テーブルは保存に場所をとるため、買取を断られるケースは珍しくありません。

電動のこぎりで解体し分別して捨てる

大理石の処分方法5つ目は、「電動のこぎりで解体し分別して捨てる」です。
買取に出せるほどの品ではないけれど1円でも安く手放したいという場合には、電動のこぎりで解体し分別して捨てることがおすすめです。

大理石テーブルは大きなままだと自治体の回収に出すことができませんが、小さく解体すれば不燃ゴミなどとして処分することができます。
不燃ゴミであればゴミ袋1枚あたり数十円～100円しか処分費用がかかりません。
安く手放したい場合には解体することも検討してみましょう。

なお、解体する際は自分や自宅を傷つけてしまわないよう細心の注意を払って作業してください。
天板が分厚い場合には電動のこぎりが必須ですが、薄い部分であればトンカチなどでも解体できるかもしれません。

不用品回収業者に依頼する

大理石の処分方法6つ目は、「不用品回収業者に依頼する」です。
不用品回収業者とは、名前の通り不用品の回収や買取を行っている業者です。

不用品回収業者に大理石を処分してもらうメリットは、時間や手間をかけずに処分できることと、処分だけでなく運び出しもやってもらえること、依頼後すぐに回収に来てもらえることです。

買取に出す方法やフリマアプリで販売する方法では処分できるまでにかなりの時間がかかってしまいますが、不用品回収業者への依頼であれば最短即日に処分することもできます。

他の処分方法に比べて処分費用は掛かりますが、その分処分に手間や時間がかからないため、自力で運び出せそうもない場合、処分を急いでいる場合は不用品回収業者の利用がおすすめです！

大理石の処分費用一覧【処分方法別に紹介】

大理石の処分費用を処分方法別に紹介します。
処分費用を見比べながら処分方法を検討したい方はぜひ参考にしてください。

処分方法	処分費用
大理石専門店に買取を依頼する	無料
アプリを使ってほしい人を募集する	無料
フリマアプリで販売する	無料（送料に1,000円～2,000円）
リサイクルショップで買取を依頼する	無料
電動のこぎりで解体・分解して捨てる	数十円～数百円程度
不用品回収業者に依頼する	1,000円～5,000円

販売する場合は基本的に処分に費用が掛かりませんが、当然買い手が見つからなければ処分できないため注意が必要です。

大理石テーブルを処分する際の注意点

大理石テーブルを処分する際の注意点を紹介します。
大理石テーブルを手放す際には、下記の3点に注意してください。

下記からはそれぞれの注意点について詳しく紹介していきます。
大理石テーブルの処分作業は最悪の場合骨折やぎっくり腰を引き起こすため、甘く考えずよく考えてから処分に取り掛かるようにしましょう。

重くて怪我のリスクがあるため搬出は必ず複数人で行う

手放す際の注意点1つ目は、「重くてケガのリスクがあるため搬出は必ず複数人で行う」です。
大理石テーブルを自宅に運び入れる際に業者に設置や搬入を依頼していたのであれば、一人で搬出作業を行おうとすると骨折やぎっくり腰になるリスクが高いです。

家具の模様替えでケガをしてしまっては元も子もないため、必ず搬出作業は複数人で行うようにしましょう。
大けがをした後で後悔しても取り返しは付きません。

近隣に友人や家族など頼れる相手がいない場合には、無理に一人で運び出そうとせずに業者の利用を検討しましょう。
不用品回収業者であれば、運び出し込みで処分に数千円程度の費用しか掛かりません。

解体する際は家が傷つかないように慎重に作業する

手放す際の注意点2つ目は、「解体する際は家が傷つかないように慎重に作業する」です。
大理石テーブルは木製のテーブルと比べてとても重いため、軽く動かしたつもりでもぶつけた拍子に床や壁を傷つけてしまう恐れがあります。

木製の床や壁にぶつけてしまうと当然大理石テーブルの方が固いため、テーブルではなく床や壁に傷がつきます。
室内で解体をしなければどうしても外に運び出すことができない場合には、必ず細心の注意を払って解体作業をするようにしましょう。

床には絨毯を、壁には毛布やクッションなどを貼り付けておくとある程度傷がつくのを防げます。
不安な場合は業者に依頼した方が傷ついた場合にも保険がききます。

販売や買取に出す際は事前に磨いておく

手放す際の注意点3つ目は、「販売や買取に出す際は事前に磨いておく」です。
中古品買取業者に買取に出す際やフリマアプリに出品する際は、事前に大理石テーブルをよく磨いておくことがおすすめです。

なぜかというと、大理石テーブルは見た目の状態によって買取価格が決まるケースが多いからです。
仮に購入から時間がほとんど経過していない品であったとしても、汚れを拭きとらずに買取査定に出してしまうと買取金額が大幅に下がってしまうので注意しましょう。

軽い汚れやくすみ程度の場合は水で磨き汚れがひどい場合には専用の洗剤を使用することがおすすめです。
破損の原因になるため間違ってもやすりなどで磨くことはおすすめできません。

大理石の処分は不用品回収業者への依頼がおすすめ

大理石を処分する方法は複数ありますが、中でも不用品回収業者へ依頼する方法が最もおすすめです。
なぜかというと、大理石はとても重く処分できる方法が限られているからです。

不用品回収業者であれば、重くてとても一人では運び出せないような大理石テーブルであっても最短即日で回収に駆けつけてきてくれます。
数千円程度の費用で、ケガすることなく安全に大理石を運び出せるため、処分にお困り中の方はぜひ不用品回収業者への依頼も検討してみてください。

重くて運べないサイズでも対応してくれる

不用品回収業者への依頼がおすすめな理由1つ目は、「重くて運べないサイズでも対応してもらえるから」です。
大理石でできた製品は、外装だけが大理石で覆われているパターン以外すべてが石で構成されているため、かなりの重さがあります。

そのためサイズが小さい製品であっても相当の重さがあり一人ではとても運べないケースがほとんどですが、不用品回収業者であれば1人で運べないようなサイズの大理石製品であっても運び出しから処分まで対応してくれます。

依頼する大理石の重さやサイズによって処分費用は変わってきますが、ぎっくり腰になるリスクや家の床に傷がついてしまうリスクを回避できるため、不用品回収業者への依頼には費用以上の価値があると言えます。

即日対応かつスピーディーに処分してくれる

不用品回収業者への依頼がおすすめな理由2つ目は、「即日対応かつスピーディーに処分してくれるから」です。
大理石を処分する方法には不用品回収業者に依頼する方法以外にも、フリマアプリで販売する方法や電動のこぎりで解体する方法などがありますが、どの方法も基本的に処分できるまでにかなりの時間がかかります。

しかし不用品回収業者へ依頼すれば、最短即日で回収に駆けつけてきてもらえるためスピーディーに大理石を処分することが可能です。
大理石は置いておくだけでも場所をとってかなり邪魔になるかと思います。

待たずに今すぐ処分したい場合や、引っ越しが目前に迫っていてゆっくりしていられない場合は不用品回収業者に回収を依頼することも検討してみましょう。

大理石の処分についてよくある質問

最後に大理石の処分についてよくある質問をまとめて紹介していきます。
今回紹介するのは、下記の2つの質問です。

大理石の処分でお困りの方は、ぜひご覧になってくださいね。

天板と脚が外れないのですがどうやって処分すればよいですか？

天板や脚が外れない大理石テーブルの場合は、不用品回収業者に依頼して自宅まで回収しに来てもらうことがおすすめです。
なぜなら大理石テーブルはかなりの重さがあるため、天板や脚が外れないのであれば素人には運び出しが難しいからです。

運び出し中に大理石テーブルを落としてしまうと、足の骨を骨折したり床に傷をつけてしまったりする可能性があります。
自分だけでなんとかしようとはせずに、プロに依頼して自宅まで回収に来てもらいましょう。

大理石を買取に出す際の料金相場はいくらですか？

大理石のテーブルを買取に出す場合の料金相場は、数百円から1,000円程度です。
家具店などで購入した品であればほとんど値は付きませんが、名のあるブランドの製品やアンティーク品、有名デザイナーが手掛けた品の場合には7,000円～50,000円ほどで売れるケースもあります。

仮に数百円の買値しかつかなかったとしても、大理石の処分にはかなりの手間とお金がかかってしまうことから売却できるのであれば売却した方がお得だと言えます。

売って設けることはできない可能性が高いですが、処分の手間や処分にお金をとられたくない場合は、売却することも検討してみましょう。

【まとめ】大理石の処分方法は？

本記事では大理石の処分方法を詳しく紹介しました。
いかがだったでしょうか？

大理石製品は一見サイズが大きいことで粗大ゴミに分類されそうに見えますが、実は粗大ゴミとしては引き取っていない自治体が多いです。
間違った方法で処分に出してしまうと、回収されず不法投棄になるので注意しましょう。

一人で運べないほどの重さのある大理石の場合は、不用品回収業者に自宅まで回収に来てもらうことがおすすめです。
本記事が、大理石の処分で困っている方のお役に立てれば幸いです。