パソコンに文字を入力する際に欠かせないキーボードですが、最新のキーボードの購入や使い勝手の良いキーボードを購入した際に古いキーボードの処理に困っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、キーボードをどのように処分すれば良いのかお困りの人向けに、キーボードの正しい処分方法や処分に伴う費用の有無、処分する際の注意点などを詳しくまとめました。
この記事を読んでわかること
- キーボードの処分方法はこれ
- 自治体別の処分方法
- キーボード処分時の注意点
- キーボード処分時のよくある質問
お急ぎの方は下記よりお問い合わせください!
現在、
つながりやすくなっております!
0120-961-609
営業時間8:00~22:00
パソコンのキーボードを処分する方法6選
パソコンのキーボードを処分したい方には、下記の6つの処分方法がおすすめです。
キーボードを処分する方法
- ゴミに出して捨てる
- 小型家電回収ボックスに入れる
- 家電量販店で引き取ってもらう
- メーカーに回収してもらう
- リサイクルショップ・フリマアプリを利用する
- 不用品回収を依頼する
それぞれ、どんな処分方法なのかについて確認してみましょう。
ゴミに出して捨てる
STEP.1
自治体への問い合わせ
処分したいキーボードが、不燃物なのか粗大ごみ扱いになるのか自治体のホームページや電話で問い合わせを行います。電話での依頼ならその場で費用を教えてもらえます。どれくらいの費用になるのかわからない場合は電話で依頼をしてみましょう。
STEP.2
「粗大ごみ処理券」を購入
粗大ゴミだった場合、有料の「粗大ごみ処理券」を購入します。自治体の購入方法に合わせて支払いを行い、指定の日時にキーボードを回収してもらいます。
キーボードの処分の仕方は自治体によって違ってきますが、一般的には不燃ごみで処分が可能です。
材質によっては金属ごみになることもあるので、キーボードが何ごみになるかを自治体ホームページで確認しておきましょう。キーボードに長いコードが付いている場合は絡まないように縛ったり、本体に張り付けたりしてしっかりと処理をする必要があります。
また、テンキー付きのサイズが大きいキーボードは、自治体によっては粗大ごみ扱いとなるので自治体に問い合わせしてみてください。
大きさによっては有料の「粗大ごみ処理券」を購入しなければ捨てることができない可能性もあるので、しっかりと自治体のホームページで確認することが大切です。
デメリットは回収までに時間を要することがあるという点で、手間と時間がかかるためすぐに処分したい方にはおすすめできません。
小型家電回収ボックスに入れる
リサイクル資材として回収してもらう方法もあります。キーボードは小型家電リサイクル法の対象製品なので、小型家電回収ボックスと呼ばれるボックスに投入することが可能です。
小型家電回収ボックスというのは主にショッピングセンターや家電量販店、公共施設に設置されています。自分でボックスまでもっていく手間はありますが、無料で回収してもらえるので積極的に利用するのがおすすめです。
一つ注意が必要なのは投入口(30cm×15cm)に入るサイズでなければいけないという点になります。コンパクトサイズのキーボードに限られ、テンキー付きのキーボードは回収不可なので注意してください。
家電量販店で引き取ってもらう
家電量販店によっては家電の回収サービスを実施しているお店もあります。一般的な回収サービスより家電量販店の家電回収サービスのほうがお得な場合もあるので聞いてみましょう。
新しいキーボードを購入する時に、キーボードを回収してもらえるかどうか確認する必要があります。また、買い替えなくても回収できることもあるので、近くの家電量販店に尋ねてみて下さい。
しかし、回収サービスを実施していないお店や、回収料金が高い場合があるのであらかじめ調べておくことも大切です。
メーカーに回収してもらう
パソコンメーカーの中には、不要になったキーボードを回収するサービスもあります。ただし、純正品のキーボードのみが回収対象です。
他にも条件がある場合があるので、メーカーに問い合わせてください。また、キーボードのみの回収は行っていないので、パソコン本体やディスプレイと合わせて処分する必要があります。
まずメーカーに問い合わせて申し込みます。そして専用の伝票にキーボードと関連物品を梱包し、持ち込むか集荷を依頼するという流れが一般的です。
リサイクルショップ・フリマアプリを利用する
壊れていないキーボードの場合はリサイクルショップや、フリマアプリで販売するのもおすすめです。この場合うまく売れれば収入を得ることもできます。
慣れていればスマートフォンで簡単にやりとりができるので、処分費用は支払わずに処分が可能です。キーボード1つからでも販売ができますが、マウスやパソコン周辺機器なども一緒に処分したい方にもぴったり。
しかし、手数料や送料が発生してくるので、相手との交渉が必要になります。そのため、メッセージでのやりとりが必須で時間を要するのがデメリットです。
また、配送などの手間もあるので、時間をかけず処分したい方にはおすすめできません。
不用品回収を依頼する
調べて依頼するだけで手軽にキーボードを処分できるのが不用品回収業者への依頼です。自治体での回収は混雑状況によって時間を要することもありますが、不用品回収業者なら希望の日時に来てくれる可能性が高いのが魅力になっています。
しかし、悪質業者も多くいるので、よく調べないと高額請求や山林への不法投棄をされていることがあります。利用の際はインターネットなどでの口コミやウェブサイトを調べてから依頼するようにしましょう。
調べる際に特に注目してほしいのは、「一般廃棄物収集運搬業の許可」を得た業者を選ぶということです。無許可の回収業者すべてではないですが、高額請求や不法投棄などといったトラブルに巻き込まれることがあります。
そのようなトラブルにあわないためにもホームページなどで「一般廃棄物収集運搬業の許可」の有無を調べ、信頼できる業者であることを確認してから依頼するようにしてください。
また、費用がかかるためキーボード単体での利用はおすすめしません。パソコンの周辺機器だけでなく、家具・家電の処分と一緒にキーボードを処分したい方は利用してみてはいかがでしょうか。
【自治体別】キーボードの捨て方を紹介!
キーボード処分に関して自治体別の捨て方を見てみましょう。キーボードを処分する自治体によっては処分方法が異なってくるので、しっかりと確認してください。
【自治体別】キーボードの捨て方 |
神奈川県横浜市 |
一番長い辺が50㎝以上の場合は「粗大ごみ」、50㎝未満の場合は「燃やすごみ」 |
大阪府大阪市 |
回収ボックスへの持ち込み、宅配便による自宅回収などリサイクルを推奨 |
愛知県名古屋市 |
回収ボックスへの持ち込み。しかし、回収ボックスを利用できない場合は「不燃ごみ」、回収ボックスに入らないものは「粗大ごみ」 |
北海道札幌市 |
小型家電の無料回収、宅配事業者に回収を依頼、 |
福岡県福岡市 |
燃えないゴミ、指定ごみ袋に入らない場合は粗大ごみ |
神奈川県川崎市 |
小物金属または粗大ごみ |
兵庫県神戸市 |
小型家電リサイクルボックスでの回収、宅配便による回収など |
東京都武蔵野 |
燃えないゴミ、指定ごみ袋に入らない場合は粗大ごみ |
埼玉県さいたま市 |
燃えないゴミ、指定ごみ袋に入らない場合は粗大ごみ |
パソコンのキーボードを捨てるときに気を付けること
キーボードの処分する方法の中には、避けたほうがよい方法やお得になることもあります。
キーボードの処分時に注意する点
- キーボードのサイズでゴミの分別が変わる
- 人気メーカーのキーボードは売った方がお得
- PCリサイクルマークがついていないとリサイクル回収してもらえない
キーボードのサイズでゴミの分別が変わる
紹介したように、キーボードはサイズによって処分方法が異なってきます。自治体によって違いますが、30㎝未満のものならば不燃ごみや金属ごみとして処分が可能な場合が多いです。
30㎝以上ならば粗大ごみ扱い、テンキーがついているならば粗大ごみ扱いになる可能性が高いので気をつけてください。
また、小型家電回収ボックスの投函口サイズも30㎝×15㎝になるので、まずは捨てたいキーボードの大きさを測ってみて考えるのもおすすめです。
人気メーカーのキーボードは売った方がお得
処分したいキーボードがまだ使用できる状態であれば、フリマアプリやリサイクルショップでの販売がお得です。特に人気メーカーや最新の高スペックのものは高く売れる可能性があります。
ネットオークションやフリマアプリを使用すると、売却時に手数料がかかったりすぐに売れなかったりするなど難点もあるので注意が必要です。
しかし、リサイクルショップよりも高額で買い取ってくれる場合もあるので、買い手がつくまで気長に待てる方にはフリマアプリやネットオークションがおすすめです。
ホコリをかぶっていたり、汚れていたりすると評価が下がってしますので、できる限りきれいにして出品することが大切になります。
PCリサイクルマークがついていないとリサイクル回収してもらえない
リサイクルを考えている方はキーボードに「PCリサイクルマーク」が付いているか確認する必要があります。
PCリサイクルマークの付いたキーボードはリサイクル回収が可能です。また、パソコンとセットで販売されていたキーボードは本体と一緒でないと回収してもらえない場合があるので注意してください。
キーボードやパソコン本体にPCリサイクルマークが付いている場合は、無料で回収してもらえることもありますよ。
キーボードやパソコンを処分するなら日本不用品回収センターへ
キーボードやパソコンなど不用品の処分をお考えの方はぜひ日本不用品回収センターの利用も検討してみてはいかがでしょうか。日本不用品回収センターは関東エリアを中心にサービスを提供していて、24時間365日予約が可能です。
すぐに不用品を回収してほしい方にぴったりで、即日対応も行っています。また、料金プランも充実していて、不用品が少ない方も多い方にもおすすめです。
相談や見積もりは無料で行ってくれるので、不用品の処分にお困りの方はお気軽にご相談ください。
日本不用品回収センターの料金プランへ
キーボードの処分でよくある質問
キーボードを処分する際のよくある質問を紹介していきます。
パソコンのキーボードを無料で回収してもらうには?
パソコンのキーボードは先ほども紹介したように、有料で回収してもらう方法と無料で回収してもらう方法があります。小型家電リサイクル法により、エディオンやヤマダ電機ではパソコン処分・廃棄・回収完全無料サービスを行っています。
詳しい情報は公式ホームページに記載されていますが、ヤマダ電機ではパソコンだけでなく、液晶モニター、キーボード、マウス、コード類などの周辺機器も同梱することで無料で処分が可能です。
家電量販店で対応が違ってくるので、詳しい情報はお近くのお店の公式ホームページをチェックしてみてください。
ワイヤレスキーボードの電池も一緒に捨てていい?
ワイヤレスキーボードは電池を入れて使用しますが、廃棄する場合電池は一緒に処分してよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、電池とキーボードの処分方法は違っています。電池は有害だったり、危険なゴミとして扱われている場合も多いので、自治体の捨て方に沿って処分してください。
電池を抜かずに捨ててしまうと、思わぬ事故が起こる可能性もあります。しっかりと電池を抜いて安全に処分しましょう。
キーボードの処分方法まとめ
壊れてしまったキーボードや不要になったキーボードの処分は、正しい方法でおこなうのが大切です。記事内でも説明したとおり、適当に処分すると回収してもらえなかったりトラブルにつながることがあります。
キーボードは自治体で処分してもらえるので、捨て方はそれほど難しくありません。しかし、自治体ごとに規定が異なるので、必ず確認してから処分するようにしてください。小型家電回収BOXなどが利用できる場合は、積極的に利用して資源を有効活用するのがおすすめです。
また、業者などに収集を依頼する際は、他に処分したいものがないかを確認することも大切になります。キーボードのみでの売却はもったいないので、身の回りの物の整理を兼ねて探してみてください。
手軽にできる方法から、お得な方法までさまざまな方法があるので、ぜひご自身にあったキーボードの処分方法を見つけてくださいね。
執筆者