寒い時期には、スイッチを入れるだけですぐに周辺を暖かくしてくれるハロゲンヒーターが便利です。ただし処分するとなると「何ゴミに分別していいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、ハロゲンヒーターの処分方法を6つに分けて解説します。分別方法や処分費用についても詳しくご紹介しますので、ハロゲンヒーターを処分する際にはぜひ参考にしてください。
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ハロゲンヒーターとは?
ハロゲンヒーターとは、ハロゲンランプが放つ熱を利用した電気ストーブです。ハロゲンランプが放出する遠赤外線が周りの空気を暖める仕組みで、石油やガスといった燃料を必要とせず、電気コードをつないでおけばスイッチを入れるだけで暖房効果を得られます。
ハロゲンヒーターはエアコンのように広範囲を暖めるのには不向きですが、熱効率が良く狭い範囲であれば短時間で暖められます。コンパクトなため設置場所の自由度も高く、多くの家庭で取り入れられている製品です。
比較的広範囲を暖めるなら長方形型が主流ですが、さらに広範囲を暖める扇風機型、トイレのように狭い場所に置くならタワー型、足元を温める横型など様々な形状の製品が販売されています。
今回の記事では、ハロゲンランプを使用したハロゲンヒーターの処分方法について解説しています。その他の暖房器具の処分方法に関しては、下記の記事を参考にしてください。
ハロゲンヒーターを処分する6つの方法
ハロゲンヒーターを処分する方法を6つに分けて解説します。状況に合わせて処分しやすい方法を選んでください。
小型のものは不燃ゴミとして処分可能
一般的には粗大ゴミとして処分しますが、粗大ゴミの規定の大きさ以下のハロゲンヒーターであれば、自治体で不燃ゴミ、もしくは金属ゴミとして処分できます。
粗大ゴミとなる大きさの基準は自治体によって違います。30cm以上のものを粗大ゴミとする地域がほとんどですが、50cm、もしくは60cm以上のものを粗大ゴミとして扱う地域もありますので、お住まいの地域のルールを確認しておいてください。
大型のものは粗大ゴミとして処分
自治体で粗大ゴミのサイズに当てはまるものは、自治体に粗大ゴミの収集を予約して回収してもらいましょう。自宅の前やマンションのエントランス前など、比較的近隣まで回収に来てもらえます。
電話だけでなく、インターネットからいつでも予約できる自治体も増えてきています。
予約の際に収集日や収集場所を伝えられますので、事前に手数料分のゴミ処理券を購入し、ハロゲンヒーターに貼り付けた状態で収集日の朝に指定された場所に出しておきましょう。
収集日は、申し込みから4〜5日後になる地域が多いですが、2週間以上先でないと回収日を指定できない自治体もあります。月に1回の収集日を設けている地域もあるので、タイミングによっては処分するのに時間がかかります。
家電量販店の引き取りサービスを利用する
家電量販店では、使用済みの家電の回収サービスを行なっています。買い替えのタイミングなら、新しい商品の配達時に古いハロゲンヒーターを引き取ってもらえるので、スムーズに処分できるでしょう。
商品購入時だけでなく、回収のみを受け付けている販売店もあります。予約は必要なく、ハロゲンヒーターを直接店舗に持ち込み、引き取り希望の旨をサービスカウンターで伝えるだけでOKです。
店舗に持ち込むのが難しければ訪問回収を利用することもできますが、処分費用とは別に出張費用がかかります。
メリット
- 買い替えのタイミングならスムーズに処分できる
- 店頭での回収も持ち込んでサービスカウンターに伝えるだけでOK
リサイクルショップで売却する
不具合がない状態であれば、リサイクルショップで売却することも可能です。売れれば処分費用がかからないだけでなく、利益を得られます。
ただしハロゲンヒーターの寿命はそれほど長くありません。トータルの使用時間は約1,000時間ほどで、1日10時間程度使うとして12月〜2月の期間に使用するなら5年ほど、もっと長い期間使用するなら3年ほどとなります。
まだ使用できる状態でも、使用期間が長いものは買取を断られるケースがあります。
フリマアプリで出品する
ハロゲンヒーターを売却する方法としては、ペイペイモールやメルカリといったフリマアプリに出品するといった方法もあります。交渉や発送の手間はかかりますが、自分で販売価格を決められるのでリサイクルショップで売却するよりも利益を得やすいでしょう。
配送料やサービス利用料が必要なので、かかる費用を考慮して販売価格を決めてください。クレームの原因となるので、製品の使用期間や、傷や汚れがある場合はその点を記載しておきましょう。
不用品回収業者に処分してもらう
ハロゲンヒーターの運び出しが難しい場合は、自宅まで直接引き取りに来てくれる不用品回収業者の利用が便利です。家具やその他家電など他にも処分したいものがあれば、まとめて引き取ってもらうこともできます。
即日対応している業者も多く、急いで処分したい時にも頼りになるでしょう。
メリット
- 自宅まで引き取りに来てくれる
- あらゆる不用品をまとめて回収
- 即日回収可能
悪質な業者にご注意ください
不用品回収業者の中には、悪質な業者も紛れているため注意が必要です。相場から外れた高額な費用を請求されたり、回収されたものが不法投棄されたりする被害が消費者センターに寄せられています。
街中をアナウンスしながら走るトラックや、突然訪問してくる業者は悪質な業者である可能性が高いです。業者名や所在地、携帯番号以外の連絡先など情報が不明瞭なところへは依頼しないようにしてください。
不用品回収業者を利用する場合は、ホームページで会社情報を確認できるところに依頼しましょう。自治体の許可を得ているか、料金設定はどのくらいか、回収実績はあるかなど営業実態を確認しておきます。
口コミや評判を検索しておくことも大切です。
ハロゲンヒーターの処分にかかる費用
ハロゲンヒーターの処分にかかる費用をご紹介します。粗大ゴミとして処分するなら200〜500円ほど、家電量販店の引き取りサービスは1,100円の費用がかかります。
不用品回収業者を利用する場合、単品の回収であれば割高に感じますが、複数の不用品を処分するなら「トラック積み放題」といった定額プランの利用がお得です。定額プランの料金設定は業者によって違うので、3社ほどから相見積もりを取り、比較すると良いでしょう。
ハロゲンヒーターを処分する費用(※2024年1月現在)
|
粗大ゴミとして処分する |
200〜500円ほど |
不燃ゴミとして処分する |
無料 |
家電量販店の引き取りサービス |
1,100円
(訪問回収の場合は別途出張費用) |
不用品回収業者 |
単品 1,000〜2,000円ほど
定額プラン 10,000円〜 |
粗大ゴミとして処分する場合、自治体によって手数料に差があります。粗大ゴミとなる大きさの基準もそれぞれ違うので、東京都練馬区や北海道札幌市など、一部の地域の一例をご紹介します。
練馬区の処分費用
東京都練馬区では、一番長い辺が30cm以上あると粗大ゴミとなります。粗大ゴミの手数料は400円です。
直接クリーンセンターに持ち込みすると、費用が200円に割引きされるので、運搬する手段のある方は検討してみてください。
30cm以下のものは、不燃ごみとして処分できます。
参考:練馬区 粗大ごみインターネット受付
札幌市の処分費用
北海道札幌市の場合、一番大きい40Lの指定袋に入らない大きさのものは大型ごみとして扱い、200円の手数料が必要です。
指定ごみ袋に入り、袋の口を縛ることができる状態であれば、燃やせないごみに出してください。
参考:札幌市 大型ごみ手数料
横浜市の処分費用
神奈川県横浜市では、金属類の製品は30cm以上であれば粗大ゴミとして扱います。30cm以下の製品であれば、小さな金属類として処分してください。
粗大ゴミの手数料は、200円です。
参考:横浜市 粗大ごみ手数料表
千葉市の処分費用
千葉県千葉市では、千葉市指定の袋に入れて口が結べる状態であれば、不燃ごみとして処分できます。一番大きなサイズの指定袋は、45Lです。
15kg以下のストーブ類であれば、粗大ゴミの手数料は390円です。15kg以上25kg未満であれば、780円の費用がかかります。
参考:千葉市 粗大ごみ処理手数料一覧
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ハロゲンヒーターを処分する際の注意点
ハロゲンヒーターの寿命や分解についてなど、ハロゲンヒーターの処分に関する注意点をまとめました。ハロゲンヒーターの処分を検討している方は、ぜひご一読ください。
ハロゲンヒーターの寿命は?
ハロゲンヒーターの寿命は、毎日使用した場合は1年程度です。熱源のハロゲンランプが劣化すると、使用できなくなります。
とはいえヒーターは1年を通して使用することはないので、12〜2月の寒い期間だけ使用した場合は3〜5年ほどとなります。11月〜3月といったように使用期間が長く、1日の使用時間もながいのであれば、3シーズンを目処に交換を検討しましょう。
売却した際は利用した期間を必ず伝える
上記の項目の通り、ハロゲンヒーターは製品自体の寿命がそれほど長くはないので、売却する際はどのくらい使用したのか伝えるようにしましょう。購入して2年ほどの比較的新しい製品だったとしても、1年に5ヶ月、毎日10時間以上使用していたのであれば、いつ壊れてもおかしくない状態と言えます。
特に個人間でのやり取りになるフリマアプリでは、クレームの原因となるので、商品情報にしっかりと明記しておいてください。
分解して処分する際は火災に注意
粗大ゴミの大きさにあたる場合も、小さく分解すれば不燃ゴミとして処分できる地域もあります。ただし分解時に器具が破損した場合は火災の原因になるため、製造の説明書にも「修理技術者以外は分解・修理をしない」旨の連絡事項が記載されています。
分解して処分する場合は、外側のパネルを外すなど、ドライバーでネジを外す簡単な解体程度にとどめておくのが良いでしょう。
粗大ゴミとして扱う製品は、解体した場合も粗大ゴミとして収集する自治体もあります。お住まいの地域のルールを確認してから解体するようにしてください。
ハロゲンヒーターを処分する方法 まとめ
小型のハロゲンヒーターであれば、不燃ゴミや金属ゴミとして処分できます。粗大ゴミの規定に当てはまる大きさであれば、粗大ゴミとして処分しましょう。分別ルールは自治体ごとに異なるので、お住まいの地域の規定を確認しておいてください。
家電量販店でも、使用済みのハロゲンヒーターの引き取りサービスを提供しています。不具合がない状態であれば、リサイクルショップやフリマアプリで売却するのも良いでしょう。
ただし使用期間が長いものは、買取を断られる可能性もあります。
ハロゲンヒーターの他にも処分したい不用品があるなら、まとめて回収できる不用品回収業者の利用が便利です。
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