石油やガスなどの燃料を必要とせず、コンセントを差し込むだけで簡単に使える電気ストーブは寒い季節に強い味方になってくれますよね。大型のものもあるので、不要になった場合はどのように処分するのかお困りの方もいるのではないでしょうか。
今回は、電気ストーブの処分方法を6つに分けてご紹介します。利用料金の目安や処分時の注意点についてもまとめていますので、電気ストーブを処分する際はぜひ参考にしてください。
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電気ストーブは種類によって処分方法が異なる
電気ストーブは、大きさや種類によって処分方法が異なりますので、事前にお手元の電気ストーブがどのタイプかチェックしてから処分してください。
電気ストーブ以外のタイプの処分については、下記の記事を参考にしてください。
小型製品は不燃ゴミで処分できる自治体もある
電気ストーブは自治体で処分するなら粗大ゴミとして扱うのが一般的ですが、小型のタイプなら不燃ゴミや金属ゴミとして無料で処分できる場合もあります。
粗大ゴミとして扱う基準は、自治体によって様々です。一番長い辺が30cm以上あると粗大ゴミになる地域が多いですが、50cm以上、60cm以上のものが粗大ゴミになる地域もあります。
中には45Lの指定袋に入る大きさであれば不燃ゴミとして処分できる地域もありますので、自治体の分別ルールを確認してから処分しましょう。
電池式のものは絶縁処理をする必要がある
電気ストーブは電池式のタイプもあります。電池が入ったまま捨てると発火の恐れがあり大変危険なので、必ず電池を使用している製品かどうかチェックしてから処分してください。
電池式の場合は、電池を外した状態で収集に出します。
自治体によっては、電池式の製品を処分する場合は絶縁処理が必要なケースもあります。絶縁する場合は、乾電池を入れる部分の+極と-極をビニールテープで覆って処理してください。
電気ストーブを処分する6つの方法
電気ストーブの処分方法を、6つに分けて解説します。それぞれのメリットやデメリットをご紹介しますので、処分しやすい方法を選んでくださいね。
小型のものは不燃ゴミとして処分
小型のものは、不燃物としてゴミの日に出せる自治体がほとんどです。30cm以下や指定袋に入るサイズなど、大きさの規定が自治体によって違います。
燃えないゴミや金属ごみといったように分別方法も地域差があるので、お住いの地域のルールを確認して処分しましょう。
メリット
- 無料で処分できる
- ゴミの日なので捨てる日がわかりやすい
自治体で粗大ゴミとして処分する
最長辺が30cmを超えるものなど、自治体で不燃ゴミとして出せない大きさのものは、粗大ゴミとして手配します。
自治体に粗大ゴミの収集を予約し、指定日までにコンビニなどで手数料分のごみ処理券を購入しておきましょう。ゴミ処理券を貼り付けた状態で、指定日の朝に排出場所に出しておきます。
予約をしてから回収日まで、10日ほどかかります。年末年始や引越しの繁忙期など混雑時には1ヶ月以上先になることもあるので、スケジュールに余裕をもって処分してください。
デメリット
- 指定日が10日ほど先になる
- 指定された場所まで運び出しが必要
販売店の引き取りサービスを利用する
購入した販売店に引き取りサービスがあれば、活用するのも手段の一つです。ヤマダ電機やエディオンといった家電量販店では、有料で使用済みの家電引き取りサービスを実施しています。
自治体の粗大ごみ収集は平日のみ対応の地域も多いですが、家電量販店であれば営業中に持ち込めるので、土日や夜間の利用も可能です。
店舗に持ち込む場合はリサイクル料のみの支払いとなりますが、自宅まで引き取を依頼すると運搬料や訪問回収手数料などがかかります。その他手数料は店舗によって差があるので、お近くのショップに問い合わせてください。
メリット
- リサイクル料は比較的安い
- 土日や営業中なら夜間の利用もOK
デメリット
- 自宅まで引き取りなら費用が高額になる
- 店舗によって条件が異なる
リサイクルショップで買い取ってもらう
製造5年以内の新しい製品であれば、リサイクルショップで売却するのも良いでしょう。買取してもらえれば、処分に費用をかけずに済むだけでなく利益になります。
アラジンやコロナなどの人気メーカーであれば需要がありますが、メーカーによってはほとんど査定が付かない場合もあります。
ストーブのような季節性のある製品は、売却する時期も重要です。夏場は需要がないため、買い取り額が下がってしまうことも。
ストーブが必要になる秋口に査定に出すのが、高く売るコツです。
メリット
- 売れれば利益になる
- 人気メーカーなら高価買取の可能性も
デメリット
- 季節によって売却価格が違う
- 古い製品や傷や汚れがあるものは売れない
フリマアプリで売却する
リサイクルショップであまり値段が付かなかった場合も、フリマアプリであれば利益を得られるケースがあります。キズや汚れがあるなら、その旨を記載し、その個所の写真を掲載して出品しましょう。
電気ストーブは、大きさによって送料が高額になるのでその点を考慮して価格を設定してください。送料のほかに、フリマアプリの利用手数料や梱包の資材の費用がかかります。
メリット
- リサイクルショップで売れないものも、売れる可能性がある
- 価格を自分で決められるので利益を得やすい
不用品回収業者に回収してもらう
電気ストーブの他にも処分したい品があるなら、まとめて回収してくれる不用品回収業者の利用が便利です。自宅まで直接引取りに来てくれるので、重たい荷物を運ぶ必要もありません。
即日回収に来てくれる業者もあるので、自治体の粗大ごみ収集では間に合わない時も頼りになります。
メリット
- 自宅まで回収に来てくれる
- あらゆる品物をまとめて回収
- 即日回収できる業者もある
悪質な業者にご注意ください
不用品回収業者の中には、一部ですが悪質な営業をしている業者も紛れています。高額な費用を請求されるだけでなく、不法投棄されたり、契約をするまで居座られたりする被害も消費者センターに寄せられています。
悪質な業者は自治体の許可を得ずに運営しているので、不用品回収業者を利用する時は、ホームページをチェックして自治体の許可を得ているかどうか調べておきましょう。許可を得ている場合は、会社情報を記載する欄に「古物証許可 第〇〇〇〇号」や「一般廃棄物処理業許可証 〇〇市 第〇〇号」といった記載があります。
ホームページを確認する場合は、営業実績がわかるかどうかもチェックするポイントです。簡易的なサイトならすぐに作れますが、料金設定や業務実績、お客様の声が記載してあれば、業務している実績がわかります。
電気ストーブの処分費用は?
電気ストーブの処分費用は、処分方法によって違います。処分方法別に費用の目安をまとめましたので、参考にしてください。
電気ストーブの処分費用
|
不燃ゴミとして出す |
無料 |
粗大ゴミ |
200~500円 |
家電量販店の引取りサービス |
550円 |
不用品回収業者に依頼する |
1,000~2,000円
軽トラック載せ放題 10,000円~ |
自治体で粗大ゴミとして処分する
自治体によって、粗大ごみとなる基準や粗大ゴミの手数料は異なるので、一部の自治体の条件と手数料をまとめました。
自治体ごとの処分方法と費用
|
東京都練馬区 |
30cm以下の家電は不燃ゴミ |
粗大ゴミ手数料:400円(直接持ち込みの場合は200円) |
神奈川県横浜市 |
50cm未満でプラスチック製なら燃やすごみへ |
粗大ゴミ手数料:200円 |
大阪府大阪市 |
最大辺が30cm未満のものは普通ごみ |
粗大ゴミ手数料:200円 |
静岡県浜松市 |
60cm未満ならもえないごみ |
60cm以上なら連絡ごみ 310円 |
北海道札幌市 |
30cm以内なら小型家電の無料回収可 |
大型ごみ手数料:200円(据え置き型なら500円) |
30cm以上で粗大ごみになる地域が多いですが、浜松市の場合は60cm以上のものが粗大ごみとして扱われます。練馬区のように直接処理施設に持ち込めば手数料が割引になるところもありますので、運搬する手段があれば積極的に利用しましょう。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者を利用する場合、ストーブのみを処分するなら費用が高いように感じますが、引越しや模様替え、汚部屋の片付けなどで複数の品を処分するなら定額プランが利用できます。「トラック載せ放題プラン」や「1軒丸ごとお片付けプラン」など様々なプランがあるので、不用品の量によって適切なものを選びましょう。
料金設定は業者によって違うので、2~3社ほどから見積もりを取って比較し、条件が合うところに依頼すると費用を抑えられます。
古い電気ストーブは火災が発生する恐れがある
電気ストーブや石油ストーブやガスストーブに比べて火を使わないので安全なように思われがちですが、火災が最も多いのが電気ストーブです。ほとんどの事故は布団や洗濯物に引火して怒るものですが、電気コードの劣化も火災の原因になっています。
見た目に異常がなくても、内部が劣化しており発火につながるケースもあります。
事故を起こさないよう、寿命が来る前にストーブを買い換えるようにしましょう。電気ストーブの寿命は、およそ3~5年です。使用中に匂いが強くなっていたり、火力が弱くなっていれば買い替えのタイミングです。
参考:東京消防庁 電気ストーブを安全に使いましょう
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電気ストーブを処分する時によくある質問
電気ストーブを処分する際に、よくある質問について回答しています。電気ストーブの処分についてお悩みがあれば参考にしてください。
電気ストーブは無料回収してもらえる?
不燃ゴミとして処分できるサイズの電気ストーブであれば、無料で処分することが可能です。粗大ゴミのサイズになる電気ストーブに関しては、費用をかけて処分します。
なるべく費用の負担を減らしたいなら、フリマアプリを活用して買い手を探してみましょう。ジモティーのような地域の不用品交換サイトを利用して、無料で引き取ってくれる方を探すといった方法もあります。
電気ストーブ無料で処分する方法
- 小型なら不燃ゴミとして処分する
- フリマアプリを活用して売却する
- ジモティーで引き取り手を探す
電気ストーブって何ゴミになるの?
30cm以下の小型の電気ストーブであれば、不燃ゴミや金属ゴミとして処分できる自治体がほとんどです。30cm以上になると粗大ゴミとして扱われますが、分別ルールは自治体ごとに決められているので、お住いの地域の規定を確認してから処分してください。
電気ストーブの寿命は?
電気ストーブの寿命は3~5年と言われていますが、使用頻度によって差が出ます。
6000時間の使用がおよその寿命なので、気温が下がる11~3月の間、毎日8時間使用した場合だと寿命は5年ほどです。使用時間がそれよりも長いならそれだけ寿命は短くなります。
電気ストーブの処分方法 まとめ
電気ストーブは、小型のものなら不燃ゴミとして無料で処分できますが、30cmを超えるものはほとんどの自治体で粗大ゴミとして扱われます。粗大ゴミ収集では間に合わない、もしくは平日の手配が難しいなら、販売店の引き取りサービスを利用するのも良いでしょう。
火災につながる恐れがあるので、5年以上使用しているなら買い替えも視野に入れてください。
まだ使える電気ストーブであれば、リサイクルショップやフリマアプリを活用して売却するのもおすすめです。複数不用品がある場合や運び出しが難しい場合は、自宅まで直接回収に来てくれる不用品回収業者の利用が便利です。
状況に合わせて、処分しやすい方法を選択してくださいね。
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