大切なお子様の安全を守ってくれるチャイルドシートですが、座席の使用を制限されるため、役目を終えた後はすぐに外してしまう方が多いのではないでしょうか。頻繁に処分する機会があるものではないので、処分方法にも迷ってしまいますよね。
そこで今回は、チャイルドシートの処分方法を5つに分けて解説します。処分方法別にメリットやかかる費用をご紹介しますので、処分しやすい方法を選んでください。
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チャイルドシートを処分する5つの方法
チャイルドシートを処分する方法を5つに分けて解説します。チャイルドシートの状態や、状況に合わせて処分方法を選んでください。
自治体の粗大ゴミ収集に出す
一番簡単な方法は、自治体の粗大ゴミ収集を利用する方法です。処分費用も安く、申し込んでから5〜10日ほどで回収に来てくれます。
引越しシーズンや年末年始など、回収予約が混み合う時期には、1ヶ月以上先を回収日に指定されることもあるので、スケジュールに余裕を持って処分しましょう。
電話やネットで自治体に回収を申し込み、指定日までに手数料分のゴミ処理券を貼り付けた状態で排出場所に出しておきます。自治体によって粗大ゴミとなる大きさの基準や手数料に差があるので「自治体別のチャイルドシートの処分方法」で紹介している一例も参考にしてみてください。
デメリット
- 繁忙期は回収日が1ヶ月以上先になることも
- 自治体によって規定が違うのでわかりにくい
リサイクルショップの買取を利用する
新生児用やジュニア用など短い期間で切り替えていた方や、あまり車に乗らない方であれば「使わなくなったけどチャイルドシートはキレイ」ということもありますよね。捨てるのがもったいないほどキレイな状態なら、売却を検討しましょう。
製造から5年以内の製品であれば、リサイクルショップで買取の対象となります。古くなるほど売れにくくなるので、売却する予定であれば早めに査定に出すのがおすすめです。
メリット
- 売れれば利益になる
- 訪問査定なら持ち込まなくていい
デメリット
- 人気のメーカー以外の製品は査定額が低め
- 古いものやキズ・汚れがあるものは売れない
フリマアプリで売却する
メルカリやペイペイモールといったフリマアプリでも、使用済みのチャイルドシートが多数取引されています。必ず売れるわけではありませんが、急いで処分する必要がないのであれば試しに出品してみるのも良いでしょう。
多少キズや汚れのあるもの、5年以上使用したものでも買い手がつくケースがあります。
個人間のやり取りでは、少しの誤解でクレームになる場合があります。キズや汚れのあるものを出品する場合は、その箇所がわかるよう写真を載せ、十分に説明を記載しておきましょう。
メリット
- リサイクルショップで売れないものも買い手がつく場合がある
- 利益を得やすい
デメリット
- 売れるとは限らない
- 出品や発送に手間がかかる
- クレーム対応に追われることも
寄付する・人に譲る
チャイルドシートは、使用期間が短くまだまだ使える状態で手放す方も多いので、中古品にも需要があります。知人や親族で使う方がいるなら、譲ることで大切に使ってもらえるでしょう。
周りに使う予定の方がいない場合は、ジモティーのような地域の不用品交換サイトで引取りてを探すこともできますし、必要としている団体に寄付でするといった方法もあります。
寄付を受け付けている団体は、チャイルドシートと併せてぬいぐるみやおもちゃの寄付を募っているところも多く、不要になったベビー用品を併せて送ると喜んでもらえます。ただし配送料は自己負担です。
持ち込みに対応している施設があれば、送料を負担することなく受け取ってもらえるケースもあります。
デメリット
- 条件が合わないと難しい
- 寄付の場合は配送料が自己負担になる
不用品回収業者に引き取りを依頼する
チャイルドシート以外にも、ベビーカーやベビーバスなど複数処分したい品がある場合は、トラックにまとめて載せて回収できる不用品回収業者が便利です。回収できる品目も多いので、処分方法がわからず放ったままになっているものがあれば、相談してみると良いでしょう。
費用が高額なイメージもありますが、まとめて引き取りを依頼する場合は「トラック載せ放題」のような定額プランを利用して処分費用を抑えることができます。
メリット
- あらゆる品目をまとめて回収してくれる
- 即日回収に対応した業者もある
不用品回収業者を探す時のポイントは?
不用品回収業者の中には、不法投棄をしたり不当に高額な費用を請求したりする悪質な業者もあるため、依頼する際にはいくつか注意点があります。
まずはホームページを確認し、会社情報で所在地や連絡先、自治体の許可を受けている旨が記載されているかチェックしましょう。悪質な業者は、自治体の許可を得ずに運営しており、連絡先も携帯電話のみのケースがほとんどです。
会社情報の詳細がわからないようなところへの依頼は、避けておいた方がいいでしょう。
悪質な業者は、やはり低評価が目立ちます。ネットでの口コミを調べ、評判を知っておくことも大切です。
自治体別のチャイルドシートの処分方法
自治体によって粗大ゴミとなる基準や収集ルールが異なり、処分費用にも差があります。自治体ごとの処分方法について、2024年3月現在の手数料をご紹介します。
名古屋市
愛知県名古屋市では、30cm角を超えると粗大ゴミとして扱われるため、チャイルドシートは粗大ゴミとして処分します。処分費用は500円です。
名古屋市では地区によって月1回、回収日が決まっています。電話とインターネットから回収を申し込めますが、ネットからの場合、予約できるのは収集日の7日前までとなっています。
予約後は、コンビニやスーパーで手数料納付券を購入し、チャイルドシートに貼り付けて指定場所に出しておいてください。
参考:名古屋市 粗大ゴミ受付
宇都宮市
栃木県宇都宮市では、1辺が50cmを超える大きさになると粗大ゴミとなります。コンパクトなものでも背もたれを入れると50cm以下のものはほとんどないので、粗大ゴミとして処分することになるでしょう。
電話で回収を申し込み、指定された日時の朝8:30までに納付券を貼り付けた状態で出しておきます。
宇都宮市では、品目に関わらず1点あたり840円で粗大ゴミを収集しています。処理施設に直接持ち込む場合は、無料で処分することが可能です。
宇都宮市で持ち込みできる施設(※2024年3月現在)
|
クリーンパーク茂原 |
宇都宮市茂原町777-1 |
028-654-0018 |
1日軽トラック1台分まで |
クリーンセンター下田原 |
宇都宮市下田原町3435 |
028-672-1997 |
1日2点まで |
※2024年3月現在
参考:宇都宮市 粗大ゴミ受付
札幌市
北海道札幌市では、指定袋に入らない大きさのものを粗大ゴミとして扱います。比較的コンパクトなチャイルドシートでも、一番大きい40Lサイズの袋に入らないため、粗大ゴミとして手配しましょう。
回収日は区によって曜日が決まっています。電話やインターネットから申し込みが可能ですが、申し込み期限が収集希望日の2週間前までとなっているので注意してください。
インターネットから申し込んだ場合は、電子決済の利用が可能です。電話で申し込んだ場合は、手数料分のゴミ処理券を購入して貼り付けて出してください。
手数料は200円です。
※2024年3月現在
参考:札幌市 大型ごみ
熊本市
熊本県熊本市では、指定の袋(45L)に入らない大きさのものは粗大ゴミになります。手数料は500円です。
回収日までに取扱店でオレンジ色のゴミ処理シールを購入し、チャイルドシートに貼り付けておきましょう。
電話で回収を申し込むと、回収日や排出場所・手数料を伝えてもらえます。回収日当日の朝8:30までに、指定された場所にチャイルドシートを出しておいてください。
※2024年3月現在
参考:熊本市 大型ごみの出し方
チャイルドシートはベビー用品店で引き取りしている?
製品によっては、処分する際に販売店の引き取りサービスを利用できますが、ほとんどのベビー用品店では使用済みのチャイルドシートの引き取りを行っていません。主なベビー用品店の対応をご紹介しますので、参考にしてください。
トイザらスはチャイルドシートを引き取りしている?
トイザらスでは、使用済みのチャイルドシートの引き取りは行っていません。チャイルドシートだけではなく、その他ベビー用品についても引き取りサービスは提供していませんので、その他の処分方法で処分してください。
参考:トイザらス
西松屋はチャイルドシートを引き取りしている?
西松屋では不用品の引き取りサービスは行っていないため、チャイルドシートについても回収してもらえません。自治体の粗大ゴミ収集や、不用品回収業者を利用して処分してください。
参考:西松屋
赤ちゃん本舗はチャイルドシートを引き取りしている?
赤ちゃん本舗では、使用済みの哺乳瓶を回収しており、哺乳瓶専用のリサイクルボックスを設置しています。そのほかにもベビー服の回収も行っていますが、チャイルドシートについては回収サービスを提供していません。
チャイルドシートを処分する場合は「チャイルドシートを処分する5つの方法」で紹介した方法で処分してください。
参考:赤ちゃん本舗
チャイルドシートの処分費用
チャイルドシートの処分にかかる費用を、処分方法別にまとめました。粗大ゴミとして処分する際は自治体によって変わるので「自治体別のチャイルドシートの処分方法」も併せてご覧ください。
チャイルドシートの処分費用(※2024年3月現在)
|
粗大ゴミ |
200〜800円 |
寄付する |
無料(配送料は自己負担) |
不用品回収業者 |
単品 3,000円〜
定額プラン 10,000円〜 |
単品で回収する場合、不用品回収業者は割高に感じますが、他にも多数不用品を処分する予定であれば定額プランの利用がお得です。「軽トラック載せ放題」であれば、軽トラックの荷台に積める量の不用品を、10,000円〜でまとめて回収してもらえます。
チャイルドシートの処分なら日本不用品回収センターにお任せ
チャイルドシートの処分なら、日本不用品回収センターにお任せください。ベビーベッドやベビーチェアなど他にも不要なものがあれば、まとめて回収いたします。
ご連絡いただいてから、最短30分で駆けつけますので「急いで処分したい」という方はぜひご相談ください。SS〜3Lまで幅広い定額プランをご用意しており、不用品の回収料に合わせて適切なプランをご提案いたします。
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日本不用品回収センターの特徴
- SS〜3Lまで幅広い定額プランを用意
- 即日回収 最短30分でお伺い
- 深夜・早朝の回収にも対応
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チャイルドシートの処分に関するよくある質問
「製造メーカーで回収してくれる?」「解体したら一般ゴミとして出せる?」といった、チャイルドシートの処分に関するよくある質問に回答しています。処分時にわからないことがあった方は、ぜひ参考にしてください。
チャイルドシートはメーカーの回収サービスを利用できる?
チャイルドシートは、ほとんどの製造メーカーが使用済みの製品の回収を行なっていません。コンビではチャイルドシートを無料で回収するサービスを行なっていましたが、2023年7月で終了となりました。
チャイルドシートを処分する際は、自治体の粗大ゴミ回収を利用する、もしくは不用品回収業者に依頼するなどして処分してください。
解体したらゴミの日に捨てられる?
粗大ゴミの規定以下のサイズに解体できれば、一般ゴミとして処分することも可能です。ただし豊島区や府中市のように、解体しても元の大きさが粗大ゴミのものは粗大ゴミとして処分する地域もあるので、お住まいの地域のルールを確認してから解体してください。
ドライバーで外せる程度であれば問題ありませんが、構造上30cm以下に解体するためにはプラスチックの分断が必要な製品もあります。電動ノコギリのような工具が必要となるので、解体する場合は十分気をつけて作業を行なってください。
チャイルドシートの寿命は?
チャイルドシートの耐用年数は製品によって異なり、新生児用のものは5〜6年、ジュニア用のものなら8〜10年ほどです。見た目に変化はなくても、内部の部品が劣化している可能性もあるため、安全に使用するためにも耐用年数を超えたものは処分することをおすすめします。
チャイルドシートの処分方法 まとめ
チャイルドシートはベビー用品店や製造メーカーで回収サービスがほとんど行われていないので、自治体で粗大ゴミとして処分しましょう。まだ使える状態のものであれば、リサイクルショップやフリマアプリで売却できますし、寄付するといった方法もあります。
「急いで処分したい」「他のものもまとめて処分したい」といった場合は、不用品回収業者の利用が便利です。製品の状態や状況に合わせて、より良い処分方法を選んでください。
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