不用品回収の基礎知識
資源ごみや不燃ごみなど、ごみを捨てる際には分別が必要ですが、何ごみに分別するのか分かりにくいものもありますよね。自治体によっても分別方法が違うため、地域のルールを確認する必要があります。
この記事では、茨城県土浦市のごみの捨て方について解説します。収集日や分別方法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
土浦市で収集しているごみの捨て方
土浦市では、燃やせるごみ・燃やせないごみ・資源物の3つの集積所があります。それぞれ適切な集積所に分別して出しましょう。
分別方法ごとに色分けされた指定袋が販売されているので、使い分けて分別してください。指定袋は、土浦市内のコンビニやドラッグストアで購入できます。
指定袋に入らない大きさのごみは、粗大ゴミとして処分します。
>>土浦市の粗大ごみの出し方はこちら
収集日は地区によって曜日が違うので、町別のカレンダーを確認してください。燃やせるごみと生ごみは週2回、燃やせないごみと容器包装プラスチックは週1回、その他の資源物は月2回の収集日が設けられています。
土浦市の分別ごとの収集頻度と指定袋(2024年5月現在)
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分別方法 |
捨て方 |
収集頻度 |
燃やせるごみ |
赤色の指定袋 |
週2回
(朝8:30までに集積所に出す) |
生ごみ |
黄色の指定袋 |
週2回
(朝8:30までに集積所に出す) |
燃やせないごみ |
青色の指定袋 |
週1回
(朝8:30までに集積所に出す) |
ペットボトル |
透明・または半透明の袋 |
月2回
(朝9:00までに資源の集積所に出す) |
プラスチック製容器 |
透明・または半透明の袋 |
週1回
(朝8:30までに集積所に出す) |
缶・ビン |
分別してコンテナへ |
月2回
(朝9:00までに資源の集積所に出す) |
古紙 |
束ねて十字に縛る
もしくは紙袋に入れて紐で縛る |
資源の日の前日
(朝9:00までに資源の集積所に出す) |
古布 |
透明・または半透明の袋 |
月2回
(朝9:00までに資源の集積所に出す) |
有害ごみ |
回収ボックス |
常時回収 |
参考:土浦市のごみの出し方についてはこちら
ここからは、分別についての注意点について解説していきます。
燃やせるごみ・生ごみの捨て方
燃やせるごみは、赤色の指定袋に入れて出します。紙類やプラスチック容器は資源として回収しているものもあるので、なるべく資源物として回収していないもののみを出しましょう。
使用済みの紙おむつは、指定袋を使用せずに出せます。透明・もしくは半透明の袋に入れて「おむつ」と書いて出してください。
土浦市では、メタンガスとたい肥にリサイクルするため、生ごみを分別して回収しています。野菜くずや貝類、茶がらなどは水分を切った状態で黄色い指定袋に入れて収集日に出してください。
燃やせるごみ
- 紙くず
- 紙おむつ
- 容器包装以外のプラスチック
- ビニール・ゴム
- 掃除用具などに日用品
- 木製品や草木 など
ほうきやモップのような掃除用具は、指定袋から出ていても回収されます。
生ごみ
- 野菜・果物くず
- 肉や魚の骨
- エビや魚のがら
- 茶がら・コーヒーがら
生ごみの袋に、タバコや草花は入れないでください。
燃やせないごみの捨て方
陶器やガラス製品・金属・刃物などは燃やせないごみに分別します。青色の指定袋を使用してください。
指定袋に入る大きさであれば、家電製品も燃やせないごみとして出せます。
燃やせないごみ
- 陶器類・ガラス製品
- 金属類
- 刃物・鍋類
- 傘
- 電化製品 など
傘は指定袋から出ていても回収してもらえます。鉄アレイやボーリングの球は土浦市では回収していないので、不用品回収業者を利用しましょう。
ペットボトルの捨て方
プラスチックボトルのうち「PET1」のマークが入ったものはペットボトルとして回収されます。主に飲料・調味料用のボトルが対象です。
キャップとラベルをとって、透明、もしくは半透明の袋に入れて出しましょう。
プラスチック製容器の捨て方
プラスチック製品のうち「プラ」マークのあるものは、容器包装プラスチックとして回収されます。中身が見える袋に入れて、指定された回収日に出してください。
おもちゃや歯ブラシ、CDケースなどプラマークのないプラスチック製品は、燃やせるごみとして処分します。
缶・ビンの捨て方
収集日には集積所にコンテナが置かれるので、それぞれ指定されたコンテナに分別して出してください。スプレー缶やカセットボンベは中身を使いきり、穴を開けた状態で出します。
ビン類は、色ごとに回収しているので、中身をすすいでフタを外した状態で、指定の色のコンテナに入れてください。ラベルは剥がさなくてもOKです。
古紙・古布の捨て方
古紙や古布も資源として回収できるものは、燃やすごみで出さずに資源物として出してください。古紙類はバラけないように紐で十字に縛り、古布は濡れないように透明、もしくは半透明の袋に入れて出します。
綿や羽毛が入った布団やクッション、汚れがひどいものは資源として回収できないので、燃やせるごみとして処分しましょう。防水加工された紙や、シュレッダーにかけた紙も燃やせるごみです。
有害ごみの捨て方
蛍光管や水銀体温計、HIDランプについては、環境保護のため市の公共施設で回収しています。市役所や支所、コミュニティーセンターに回収ボックスが設置されているので、そちらを利用してください。
割れてしまった蛍光管は、燃やせないごみに出します。
土浦市では自己搬入でごみを捨てることもできる
土浦市では、清掃センターへ直接ごみを持ち込めば、処分してもらえます。費用は家庭ごみなら10kgあたり130円(2024年5月現在)です。
処分に手数料がかかりますが、粗大ごみも含めて一度に大量の不用品を処分できるので、まとめてスッキリしたい方は利用を検討してみてください。
土浦市で自己搬入できる施設
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清掃センター |
土浦市中村西根1811番地1 |
029-841-3427 |
月〜土:9:00〜16:00
日曜と年末年始はお休み
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参考:清掃センターへの自己搬入についてはこちら
清掃センターに持ち込むには?
事前予約は不要です。清掃センターの受付時間内に、分別したゴミを搬入します。
持ち込めないごみもあるので、収集できないごみや分別方法を確認しておきましょう。
土浦市内で排出されたごみであることを確認するため、マイナンバーカードや免許証など住所が記載されたものを提示できるように準備しておいてください。土曜の搬入は混雑するので、なるべく平日に持ち込むのがおすすめです。
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