不用品回収の基礎知識
新しい自転車を買って、古い自転車の処分に悩んでる…
名古屋市でいらなくなった自転車を処分する方法は9つあります。購入時に行った防犯登録を抹消してから処分しなければいけません。
詳しい手続きの方法から簡単な処分方法まで徹底解説します!
名古屋市で自転車を捨てる方法
- 自転車を購入した店舗で防犯登録の抹消手続きをする
- 名古屋市では年に1度自転車のリユースを実施している
- 粗大ゴミに出して処分する方法も
- すぐに手間なく処分するなら回収業者がおすすめ
名古屋市で自転車を処分する方法9選
ここからは、自転車の捨て方を紹介していきます。
自転車の捨て方
- 自治体のリユースを利用する
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼して回収してもらう
- 粗大ゴミとして捨てる
- フリマサイトや掲示板で購入者を募集する
- 新品の購入と同時に引き取ってもらう
- 知人に譲る
- ゴミ処理場に自分で持ち込む
自治体のリユースを利用する
名古屋市では1年に1度、自転車を無料で回収しています。大人用自転車、子供用自転車、折り畳み自転車、マウンテンバイクが対象です。
名古屋市の自転車リユース
- 場所:南リサイクルプラザ
- 住所:名古屋市南区元塩町6丁目8番地の5
- 対象者:名古屋市内にお住まいの方
- 電話:052-972-2398
事前申し込みや防犯登録の解除は不要で、粗大ゴミ処理券を購入する必要もありません。
日時は市のホームページやチラシでご確認ください。
リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップを利用するとお金をかけないどころか、自転車をお金に換えることができます。ロードバイクや、電動アシスト付自転車は非常に人気があるので、高く売ることができます。
しかし、ママチャリや子供用自転車は1000円程度の値段しか付きません。リサイクルショップに持ち込む場合、自転車を車に載せて持ち込む必要があります。
軽自動車ではなかなか厳しいものが多いので、大きな車を用意しなければいけません。
メリット
- 費用をかけずに処分できる
- 買い取ってもらえるのでお金になる
リサイクルショップを利用するときにかかる処分費用は、無料です。
不用品回収業者に依頼して回収してもらう
自転車をすぐにでも処分したい方は不用品回収業者に依頼して処分するのがおすすめです。
不用品回収業者は24時間対応可能で、即日対応もしてくれるところが多いので、忙しい方にとって頼れる味方です。
ただし不法投棄や法外な金額を請求するような悪徳業者には気を付けましょう。極端に安い金額で処分してくれるような業者は不法投棄をしている可能性があります。また、積み込んだ後に高い金額を請求されてしまうこともあります。
不用品回収業者に回収を依頼する際は、依頼する業者の情報をきちんと確認しておきましょう。
メリット
- すぐに処分できる
- ラクに捨てられる
- 日時を指定できる
不用品回収業者に依頼するときの相場は、5,000円程度です。自転車以外の不用品もまとめて処分できます。
粗大ゴミとして捨てる
自治体に自転車を粗大ゴミとして処分してもらうこともできます。
自転車を粗大ゴミをして捨てる場合、自治体の指示に従って捨てる必要があります。自治体ごとに捨て方は違いますので、確認する必要があります。
自治体から配布される冊子に粗大ゴミの扱いについても記載されています。また名古屋市のホームページでも同じものが確認できます。
申し込みをして自転車を指定場所に置いておくことで、回収してもらえます。電動アシスト付自転車も処分可能です。
デメリット
- 処分を依頼するために電話する場合がある
- 指定されている日時まで捨てられない
自転車を粗大ゴミに出すときにかかる手数料は、500円です。
フリマサイトや掲示板で購入者を募集する
自転車をリサイクルショップで売るよりも高く売りたい方はフリマサイトで購入者を募集することをおすすめします。
フリマサイトに出品することで、自分で価格の設定ができます。ただし、購入者が現れるまで処分することができません。
売れるまで時間がかかることがあるので、すぐに処分したい方には向いていません。汚れや傷などはきれいにしておくとより高く売ることができます。
傷があったり壊れている部分がある場合は、必ず購入希望者にわかるようにしましょう。やり取りが終わった後に発覚すると、トラブルになりかねませんので、出品時に提示しておきましょう。
フリマサイトで出品する場合、梱包や発送は自分でやらなくてはいけません。自転車は大きいものですので、手間がかかります。
メリット
- 自分が売りたい値段で売れる
- リサイクルショップよりも高く売れる
デメリット
- 売れるまでに時間がかかる
- 梱包・発送の手間がある
- 状態の悪いものを出品するとトラブルになる
自転車の大きさにもよりますが、8,000〜12,000円程度の送料がかかります。
新品の購入と同時に引き取ってもらう
新しい自転車の購入を考えている場合、古い自転車はお店に引き取ってもらいましょう。購入時に古い自転車を回収しているサイクリングショップは少なくありません。
サイクルベースあさひやイオンバイクに回収サービスがあります。ただし店舗によって対応状況が異なるため、利用前にお近くの店舗へご確認ください。
デメリット
- 自転車を新調しないと利用できない
- お店まで持っていく必要がある
知人に譲る
自転車を欲しがっている知人に心覚えがあったら、譲ることも1つの手段です。まだ使えるものであれば、喜んで受け取ってもらえますので、欲しそうな人に心覚えがあったら声をかけてみましょう。
自転車はできるだけ綺麗な状態にしておきましょう。古くなったものでも綺麗なものの方が快く受け取ってもらえます。逆に状態の悪いものですと、その後の関係にヒビが入りかねません。人に譲る場合は少し気を使いましょう。
デメリット
- 欲しそうな人を探さなければいけない
- すぐに処分できない
知り合いに譲る場合、処分費用はかかりません。遠方にお住まいの方に譲るときは、送料がかかるので注意しましょう。
ゴミ処理場に自分で持ち込む
自転車をゴミ処理場に持ち込むことによって処分することができます。自分で自転車を持ち込まなければいけませんが、回収業者に依頼するよりも安く処分することができます。
名古屋市の搬入先
- 大江破砕工場:名古屋市港区本星崎町字南4047-13
- 電話:052-611-8313
自転車を車両に積み込み、お住まいの区の環境事業所で受付をしてください。受付時間は平日の8:00からです。
名古屋市のホームページに所在地や受付時間などの情報が載っていますので、確認しましょう。自転車を持ち込むので、軽トラなどの大きな物が運べる車を用意する必要があります。
デメリット
- 自分で持ち込まなければいけない
- 持ち込むための車を用意しなくてはならない
名古屋市のゴミ処理場に持ち込むときは、10kgにつき200円の処分費用がかかります。自転車1台であれば200〜400円程度で捨てられます。
自転車通販サイトで無料回収してもらう
ゴーゴーサイクリングといった自転車通販サイトで自転車を購入した場合も、無料で古い自転車を引き取ってくれます。
回収のみのサービスを行っている自転車通販サイトはほとんどありませんので、自転車を購入する場合同時に処分することができます。
購入する自転車1台につき1台の自転車を無料回収してくれます。購入の際の申し込みが必要ですので、忘れず申し込みましょう。
メリット
- 新しい購入と同時に古い自転車を回収してもらえる
- 古い自転車を処分する手間が省ける
- 無料で処分できる
デメリット
- 新しい自転車を購入する必要がある
- 回収のみのサービスはない
自転車通販サイトで引き取ってもらうときの費用は無料です。
名古屋市で自転車を処分するときの費用相場はいくら?
処分したい自転車が複数台ある場合や、他にも処分したいものがあり一緒に処分してもらうことで適した料金にすることができます。
回収費用は利用するトラックによって変わりますが、物品によって変わる業者もあります。自転車の種類によって変わりますので、参考にしてみてください。
種類 |
料金相場 |
マウンテンバイク |
2,000円 |
ママチャリ |
4,000円 |
折り畳み自転車 |
1,000円 |
ママチャリは重い荷物も運べるように頑丈に作られているので、自転車の中でも比較的高いです。
折り畳み自転車はコンパクトなものですので、他の自転車と比べて処分費用が安いです。
名古屋市の自転車の処分方法に関する基礎知識
同じ自転車を長年使っていると、さびてきたり音がうるさくなったりして、買い替えや処分を検討しますよね。
自転車を処分するためには押さえておかなければいけないことがあります。処分を検討の際は必ず注意しておきましょう。
自転車の不法投棄は罰金になる
自転車の不法投棄は絶対にしてはいけません。街で注意書きの張られている放置自転車を見かけたことはありませんか。
故意に放置された自転車は不法投棄の扱いになります。違法行為とみなされ5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金となる恐れがあります。
自転車を不法投棄することで迷惑を被る人がたくさん現れます。不要になった自転車は必ず自分の手で適切に処分しましょう!
自転車の種類
自転車の種類
- ママチャリ
- ロードバイク
- クロスバイク
- マウンテンバイク
- 電動アシスト付自転車(注:処分方法が違います)
自転車には様々な種類があります。ママチャリやマウンテンバイクはよく見かけるものですよね。ロードバイクなどの本格的な自転車も最近多く見かけることがあります。
処分方法は基本的に同じですが、電動アシスト付自転車のみ捨て方が異なります。電動アシスト付自転車にはバッテリーが内臓されています。
バッテリーは資源有効利用促進法という法律によって、市製造メーカー等が回収して処分することが定められているので、決められた場所に持ち込みする必要があります。電動アシスト付自転車はバッテリーを取り外し、バッテリーを回収してくれるお店を調べて処分しましょう。
資源の有効な利用の促進に関する法律とは、資源が大量使用・大量廃棄されることを抑制し、リサイクルによる資源の有効利用の促進を図るための法律である。法令番号は平成3年法律第48号、1991年4月26日に公布された。略称、リサイクル法、資源有効利用促進法。
名古屋市の自転車の処分はお任せ!
要らなくなったものの処分したい時は安心して依頼することができる回収業者がおすすめです。
しかし、自転車を1台を処分する場合3,000円〜5,000円の費用がかかります。
自転車1台を回収業者に依頼する場合、総じて割高になってしまうので複数台ある場合や他にも処分したいものがあるときに、利用しましょう!
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