不用品回収の基礎知識
食品を冷やし鮮度を保ってくれる冷蔵庫は、生活に欠かせない製品ですよね。ただし寿命は10年ほどなので、快適に食品を保存するためには、定期的に買い換える必要があります。
そこで問題になるのが、冷蔵庫の処分方法です。
日本不用品回収センターの冷蔵庫の回収事例
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大きく重いため運びづらく、粗大ゴミとして自治体でも回収していないので「どうやって捨てよう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、東京都大田区で冷蔵庫を処分する方法をご紹介します。
無料で処分する方法についてもご紹介していますので、大田区で冷蔵庫を処分する予定があればぜひ参考にしてください。
冷蔵庫は大田区で処分できない
冷蔵庫は家電リサイクル法によりリサイクルが求められているため、適切に製造メーカーが回収できるよう自治体での収集は行なっていません。大田区でも冷蔵庫を粗大ゴミとして収集していませんので、冷蔵庫を正しく処分するために、家電リサイクル法や対象となる冷蔵庫について解説します。
家電リサイクル法とは?
家電リサイクル法とは、家電のリサイクルを促進するための法律です。破棄される製品から有用な部品や素材を再利用するよう定められており、対象となるのは「冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機」の家電4品目です。
部品を再利用することで、資源の節約になるので、ゴミの排出を減少させることを目的として推進されています。
再利用するためには、適切に製造メーカーに回収される必要があります。一般的な家電とは収集方法が違うので、正しい方法で処分してください。
正しい処分方法については「大田区で冷蔵庫を処分する5つの方法」で詳しく解説します。
参考:家電4品目の正しい処分方法
家電リサイクル法に該当するのはどんな冷蔵庫?
「冷蔵庫」と一言で言っても、家庭用の冷蔵庫や業務用のショーケースなど様々な製品があります。家電リサイクル法の対象となるのは、家庭用として販売されている製品のみで、業務用の冷凍ストッカーやおしぼりクーラー、製氷器などは対象外となります。
家庭用であれば、ワインセラーやポータブル冷蔵庫、冷凍庫のみの製品なども家電リサイクル法の対象です。電気や電池を使用する製品が対象となるので、家庭用でもガスボンベのみを燃料とする保冷庫は対象外となります。
家電リサイクル法対象の冷蔵庫
- 家庭用の冷蔵庫・冷凍庫・冷凍冷蔵庫
- バッテリー充電式などポータブルの保冷庫・冷温庫
- ワインセラー
家電リサイクル法対象外の冷蔵庫
- 店舗用のショーケース・冷凍ストッカー
- 業務用の製氷器・冷水機
- おしぼりクーラー
- 課金式の冷蔵庫
- ガスボンベ式の保冷庫
業務用の冷蔵庫の処分に関しては、下記の記事をご覧ください。
大田区で冷蔵庫を処分する5つの方法
大田区で冷蔵庫を処分する方法を、5つに分けて解説します。処分方法別にメリットやデメリットをご紹介しますので、状況に合わせてより良い処分方法を選んでください。
大田区の指定引取場所まで持ち込む
冷蔵庫は粗大ゴミとして収集していないので、自治体の指定引取場所まで持ち込むことになります。大田区にある指定引取場所は下記のとおりです。
大田区の指定取引場所(※2024年4月現在)
|
岡山県貨物運送 京浜支店 |
大田区平和島2-1-1
京浜トラックターミナル10号棟 |
03-3762-8261 |
日祝休み 土曜は午前のみ営業の場合あり
9:00~12:00 13:00~17:00 |
LNJ小泉 |
大田区京浜島三丁目3-12 |
03-5755-9100 |
日祝休み 土曜日は営業の場合あり
9:00~12:00 13:00~17:00 |
参考:一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター
指定引取場所に持ち込む場合は、事前に郵便局でリサイクル料を振り込む必要があります。郵便局に備えられている家電リサイクル券を使用して、冷蔵庫のリサイクル料を振り込みましょう。
自宅まで引き取りを依頼することもできますが、その場合は運搬手数料も合わせて振り込んでください。
デメリット
- 運搬する手段が必要
- 運搬を依頼する場合は別途運搬料がかかる
家電量販店の回収サービスを利用する
冷蔵庫を買い替えるタイミングであれば、家電量販店の引き取りサービスの利用が便利です。新しい冷蔵庫の配達時に、古い冷蔵庫を回収してもらえます。
販売店によっては下取りサービスを利用できるので、なるべく費用を減らしたいならキャンペーンを行なっているショップがないか調べてみると良いでしょう。
家電量販店の家電回収サービスは、冷蔵庫のリサイクル料とは別に収集・運搬料金がかかります。販売店によって設定金額は異なりますが、指定引取場所に持ち込むよりも2,000〜3,000円ほど費用が高くなる可能性があります。
新たに冷蔵庫を購入せず自宅まで引き取りのみを依頼する場合は、リサイクル料や収集・運搬料金にプラスして出張料金がかかるため、費用を抑えたい場合は不向きです。
メリット
- 買い替えのタイミングならスムーズに処分できる
- 下取りキャンペーン中なら無料で処分可能
デメリット
- リサイクル料にプラスで収集・運搬料がかかる
- 回収のみだと別途出張費用も必要
家電リサイクル受付センターに連絡する
指定引取場所や家電量販店に引き取りを依頼できない場合は「家電リサイクル受付センター」を利用しましょう。家電リサイクル受付センターでは、東京23区内で家電4品目の回収依頼を受け付けており、インターネットから24時間申込が可能です。
自宅の前までは冷蔵を引き取りに来てくれますが、戸建ての場合は自宅の玄関先まで、集合住宅の場合はトラックが横付け可能な集積場まで運び出しておく必要があります。費用は、リサイクル料にプラスして、収集・運搬料金が必要です。
メリット
- 自宅の近隣まで回収に来てくれる
- ネットから申し込める
デメリット
- リサイクル料+収集・運搬手数料が必要
- 玄関先まで運び出しが必要
リサイクルショップで買取を利用する
製造から5年以内かつ目立った傷や汚れがない冷蔵庫であれば、リサイクルショップで売却できます。重たい冷蔵庫を持ち込むのが難しければ、出張査定を利用できるショップを選びましょう。
メリット
- 売れれば利益になる
- 出張買取なら運搬する手間も不要
不用品回収業者に引き取ってもらう
引越しや新生活を始めるタイミングなど、冷蔵庫の他にも多数不用品があるなら、一括であらゆる不用品を回収できる不用品回収業者の利用がおすすめです。冷蔵庫以外にも、金庫やピアノなど自治体では回収していない品目も引き取ってくれるので、処分に困っているものがあれば相談してみましょう。
即日回収に対応している業者も多く、急いで回収したい時にも便利です。
メリット
- 複数の不用品をまとめて回収
- 回収できる品目が多い
- 即日回収できる
不用品回収業者を選ぶときのポイント
不用品回収業者の中には、無許可で営業している悪質な業者があります。優良な業者は自治体の許可を得て運営しているので、必ず自治体の許可を得ているかどうか確認してから依頼しましょう。
ホームページの会社概要に「〇〇市 一般廃棄物収集運搬許可 第〇〇〇〇号」や「古物証許可 第〇〇〇〇号」といった表記があれば、自治体の許可を得ていることがわかります。ホームページの用意がない、簡易なサイトでわかりにくいなど会社情報に不明瞭な点が多い業者は、避けておくのが無難です。
大田区で冷蔵庫を処分する時にかかる費用
冷蔵庫を処分する際は、リサイクル料の支払いが必要です。処分方法によってもかかる費用は違うので、冷蔵庫のリサイクル料だけでなく、処分方法別の処分費用をご紹介します。
主なメーカーの冷蔵庫のリサイクル料
冷蔵庫のリサイクル料は製造メーカーや容量によって変動するので、処分予定の冷蔵庫のメーカーと容量をチェックしておきましょう。主なメーカーの冷蔵庫のリサイクル料は、下記のとおりです。
冷蔵庫のリサイクル料(※2024年4月現在)
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製造メーカー
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170L以下
|
170L以上
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パナソニック・三洋・東芝・LG・日立・シャープ・三菱・良品計画・ハイアール・サムスン |
3,740円 |
4,730円 |
アイリスオーヤマ・コロナ・吉井電気 |
4,730円 |
4,730円 |
ニトリ・ツインバード・山善 |
5,200円 |
ー |
都光・さくら製作所・A&R |
5,200円 |
5,600円 |
(すべて税込)
処分方法別にかかる費用を比較
処分方法別にかかる費用の目安をご紹介します。指定引取場所に持ち込む場合は、リサイクル料のみの負担となりますが、リサイクル受付センターや家電量販店の引き取りサービスを利用する場合は、別途収集・運搬料金が必要になります。
大田区で冷蔵庫を処分する費用の相場(※2024年4月現在)
|
指定引取場所 |
3,740円~
リサイクル料のみ(振込手数料は自己負担) |
引き取りを依頼するなら運搬料として+3,000円〜 |
家電量販店 |
4,840円〜
リサイクル料+収集・運搬料金(1,100〜3,850円) |
回収のみの場合は別途出張費用が必要 |
リサイクル受付センター |
6,897円〜
リサイクル料+収集・運搬料金(3,157円) |
ー |
不用品回収業者 |
7,000~15,000円
単品での回収 |
軽トラック載せ放題プランなら10,000~20,000円 |
(すべて税込)
家電量販店
家電量販店の引き取りサービスでかかる収集・運搬手数料は、お店によって設定が異なります。ケーズデンキであれば一律2,200円ですが、エディオンやヤマダ電機などは状況によって収集・運搬料が変わります。
特にエディオンは、新しく購入した製品や冷蔵庫の大きさなど条件に合わせて細かく変動するので、回収を希望するのであればあらかじめ問い合わせておきましょう。
(すべて税込)
不用品回収業者
不用品回収業者は自宅まで引き取りに来てくれるため、車両費用や人件費がかかるので高いように感じますが、出張費用を考慮すると家電量販店に引き取りのみを依頼をするよりも安くすむケースもあります。
複数の不用品を回収するのであれば、トラック載せ放題といった定額プランが利用できるため、トータルの処分費用を抑えられるでしょう。ただし「載せ放題プランには、家電リサイクル法対象の家電は含めない」と提示している業者もあるので、事前に冷蔵庫が載せ放題プランに適用されるか確認しておいてください。
大田区で冷蔵庫を無料で処分する方法はある?
冷蔵庫を処分する際は、部品を適切にリユースするためリサイクル料が必要な旨を解説して来ましたが、無料で処分する方法がないわけではありません。大田区で無料で冷蔵庫を処分する方法をご紹介しますので、費用をかけずに処分したい場合は参考にしてください。
一部の家電量販店では冷蔵庫の下取りサービスがある
家電量販店の中には、下取りサービスを行なっているお店もあります。下取りが対象となる製品の場合は、リサイクル料や収集・運搬料をかけずに引き取ってもらえます。
エディオンでは過去に期間限定で下取りサービスが行われていましたが、2024年4月現在はキャンペーンが終了しています。今後行われる可能性もあるので、定期的にチェックしてみてください。
ヤマダ電機やノジマ電気では、冷蔵庫の買取キャンペーンを利用できます。ヤマダ電機では本体に破損や変色がなく、製造から9年以内の製品が買取の対象です。
参考:ヤマダ電機 買取キャンペーン|ノジマ電気 下取りチェッカー
ジモティーで冷蔵庫が欲しい人を探すのもあり
まだ使用できる状態であれば、人に譲るのも方法の一つです。ジモティーを利用すれば、地域を限定して不用品を譲渡できる相手を探せます。
直接受け渡しができるなら、配送料をかけずに冷蔵庫を渡せるでしょう。
「無料回収」を強調する回収業者に騙されないで
繰り返しになりますが、冷蔵庫は本来処分するのにリサイクル料がかかります。「冷蔵庫やテレビを無料で回収します」とアナウンスしている廃品回収業者を見かけますが「無料回収」という言葉に騙されないでください。
トラックに乗せた途端「回収料金と処分料金は別」と言葉巧みに高額な費用を請求される被害が、消費者センターに多数寄せられています。必要な部品のみを回収し、不法投棄される恐れもあります。
適切に営業している不用品回収業者は「無料回収」をアピールしながら街中を走るような宣伝は行わないので、怪しい業者には声をかけないでください。
冷蔵庫の処分なら日本不用品回収センターにお任せください
冷蔵庫の処分なら、日本不用品回収センターにお任せください。自宅まで直接引き取りに伺いますので、重たい冷蔵庫の運搬に頭を悩ませる必要もありません。
即日回収にも対応しており、ご連絡いただいてから最短30分で駆けつけます。深夜・早朝の時間帯の回収にも応じていますので「忙しくてなかなか処分の手配ができない」という方もぜひご相談ください。
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日本不用品回収センターの特徴
- 即日対応可能 最短30分でお伺い
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東京都大田区で冷蔵庫を処分する方法 まとめ
東京都大田区で冷蔵庫で処分するなら、指定引取場所に持ち込む、家電リサイクル受付センターに申し込んで収集してもらうといった方法があります。
買い替えのタイミングなら、家電量販店の引き取りサービスが便利です。下取りキャンペーン中であれば、無料で処分できる可能性もあります。まだ使える状態であれば、リサイクルショップで売却するのも良いでしょう。
他にも処分したいものが多い場合や、急いで捨てたい時は不用品回収業者の利用がおすすめです。
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